対象:住宅設計・構造
回答:1件
森岡 篤
建築家
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地下1階/地上2階建て、又は地上3階建て
たのしい我が家さん、こんにちは
パルティータ建築工房の森岡です。
建物の形状と建物周囲の地盤高さにより、平均地盤面が決まり、平均地盤面からの1階床レベル、車庫床レベルの関係により、基準法上の地下1階/地上2階建てか、地上3階建てかが決まります。
構造的には、上記と別の尺度で、車庫が地下扱いか1階扱い(地上3階)かが判定されます。
部分地下でも、どちらかです。
ご質問は、木造部分が壁量だけのチェックか、あるいは許容応力度計算の構造計算が必要か、ということでよろしいでしょうか。
構造的に、地上3階建て扱いの場合は、構造計算が必要です。
構造的に、地下車庫/地上木造2階建ての場合、以前は木造部分は4号扱い(壁量チェック)だったのですが、昨年の基準法改正により、このケースも許容応力度計算、構造計算が必要となりました。
車庫部分(恐らくRC造)は、いずれにしても構造計算が必要です。
参考にしていただけたら幸です。
評価・お礼
たのしい我が家さん
建物の下を部分的に少々削っただけでも、構造計算が必要なんですね。
確認申請に構造計算が必要だと、さらに費用や期間がかかると言われたので、質問させていただきました。すっきりです、ありがとうございました。
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