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繰上償還について
ハモネプファン様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
ファンドの解散は、正式には、繰上償還といいます。ファンドの規模が小さくなってしまうと手数料収入が少なくなりファンドを維持できなくなるので償還してしまう、つまり、意図しないときに売却されてしまうわけです。
これは、企業が倒産するのと少し違います。企業の場合、債権者が株主に優先して残った財産を持っていきますが、ファンドにはそのような債権者はほとんど存在しません。したがって、そのときの時価で強制的に解約されると考えてください。
したがって、ファンドが繰上償還される最大の要因は急激な解約です。投資先の企業が倒産する可能性よりも、隣の投資家が解約する可能性のほうがずっと高いものです。そう考えるとリスクは新興国にあるのではなく、日本にあるものなのですね。
とはいえ市場は大荒れが続いていますから、運用会社のウェブサイトを定期的に訪問して臨時レポートなどがあれば読むようにしておけばよいと思います。
こちらに繰上償還について詳しく書いてあります。
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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繰り上げ償還(解散)について
ハモネプファン 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
お尋ねの投資信託の動向はわかりませんが、投資信託は日常的に繰上げ償還(解散)があります。
理由の多くは運用成績が振るわず純資産残高が少なくなり(予め一定の額が設定されています)、ファンドの運用経費等が維持できない場合で、株式で言うロスカットと類似しています。
純資産残高が少なくなるのは、投資した方たちが資金を引き上げる場合と、資産運用が振るわず運用していた資産の価値が減少することにあります。
この運用に失敗する中に、株式を保有する企業の倒産もありますが、多くは市場の下げで資産全体が減価する場合です。
従いまして、常に運用報告書やレポートには目を通してください。
但し、株式会社の倒産とは異なり、試算は信託銀行で別管理されていますので、償還の際にはその時点のファンドの資産が返却されます。
評価・お礼
ハモネプファンさん
お二人からの早速のご返事をありがとうございました。株とは違ったリスク?があることがよくわかりました。
(現在のポイント:-pt)
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