対象:投資相談
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企業型の確定拠出年金について質問があります。
とても基本的なことだとは思うのですが、素人で自信がないので専門家の方の意見をいただきたいです。
2008年の9月に株が一気に下がりましたよね。普段株などにあまり興味がなく、今回下がったのも他人事のように考えていました。
ただ、企業型の確定拠出年金401kで投資していることを思い出し、専用webサイトで確認すると、9月度だけでマイナス8万にもなっていて、真剣に考えていかないといけないなと思いました。
海外・国内合わせて50%の比率で掛けていたので今は30万を程の掛け金(元金)になっているのですが、これって毎月の掛け率を減らしても元金が減るわけではないので株が下がり続けたら評価額は減る一方ですよね?
この状況をどう切り抜けたらいいのかよくわからないのですが、投資している商品(国内・海外の株)を売って別の商品に切り替えるべきでしょうか?
ほかにいい方法があれば教えてください。
よろしくお願いします。
じみぃ∞さん ( 大阪府 / 男性 / 37歳 )
回答:7件
長期投資は安く買って高く売るだけではありません。
はじめまして、FPの岩川です。
401Kは、超長期の積立投資です。
目標まで23年間もあります。
積立投資は、
25mプールにコップで水を貯めるように気の遠くなる作業です。
時には、大雨で水汲みを助けてくれる時もあれば、
干ばつで、水が減ることもあります。
ほんの数杯汲んだだけでは、成功も失敗も判断できません。
当初の計画があれば、そのとおり継続するのみです。
この安いと思われる場面で、確定型商品に変更するのは、
いつも安心できる高い価格で購入するばかりで、
安く買うことができなくなります。
投資は、
安く買って高く売ることだけでなく、
金利や配当など、寝かせているだけで得られる収入があります。
長期の場合は、この収入が大きな割合になりますので、
目先のギャンブル情報に耳を塞ぎ、じっくりと寝かせて継続で
良いと思います。
ただ、本来は、どの程度のリスクを受け入れ、リターンが得られるのか
知っておいた方が良いと思います。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
投資しているものによります
じみぃ∞様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
9月に8万円損失が発生して現在が30万円なら、9月のリターンはマイナス20%を超えますがこれでよろしいでしょうか?ちなみに、東証株価指数の9月の騰落率はマイナス14%程度なので、マイナス20%を超える損失が本当であればリスクを少し落としたほうがよいかもしれません。
特に、自社株などが含まれているとじみぃ∞様の労働債権も毀損し、運用資産も被害を蒙る可能性がありますからやめたほうがよいでしょう。
そのほかの一般的な対応の方法は、昨日(景気が低迷するときの投資戦略)と一昨日(ファンドを売却する前に考えること)メルマガにて配信しました。
よろしければ参考にしてください。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
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長期の運用
企業型の確定拠出年金で今後20数年の運用ということですね。この20数年の間には今回のようなパニック的な金融市場の混乱などいろんな事件が起こるでしょう。長期の資産運用を考える場合は、このような事件なども織り込んで運用することになります。目先の市場動向に左右されない運用が大切でしょう。そのためにはリスクの管理が大切ですね。
毎月定額で買付ける、価額が下がったときは多く、価額が上がったときは少なく購入していく、時間を分散することでのリスクの軽減は有効でしょう。
また、投資対象を分散することでのリスクの軽減も検討しましょう。現状の国内、国外の株式のほか、債券なども組み入れてはいかがでしょう。追加で買付けてバランスを整えていけばよいかもしれませんね。
回答専門家
- 佐々木 保幸
- (京都府 / 税理士)
- 税理士法人 洛 代表
贈与、遺言・遺産分割・相続税対策なら京都・税理士法人洛まで
円満な遺産分割、生前贈与、事業承継、節税、納税資金の確保など、それぞれの着眼点から家族構成や資産構成ごとに、ベストアドバイスを行います。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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毎月購入している事もお忘れなく
はじめまして、じみぃ∞さん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
まだ、年金を受け取るまでに二十数年ありますよね。
今回の株価暴落は、歴史的にみても珍しい事だと思います。
今回の事だけで判断するのは良くないでしょう。
また、確定拠出年金は毎月購入されていますよね。という事は、現在の割安な価額で購入されている事です。
投資信託は、個別株と違いファンド自体が分散投資をされています。また、分配金が出るものであれば再投資され税金も運用している間は課税されないので、メリットはあります。ですので、基準価額がずっと下がり続けるという事は考えにくいですね。
複利効果は15年以上経つと効果が顕著に表れてきますし、早い段階で安いファンドを購入出来ている事で口数が増えて、価額が戻った時にもメリットは大きいです。
積立というドルコスト平均法というのは続ける事でメリットがあります。
また、株は下がり続けるという事は考えにくいでしょうね。全てに対して言えることではないですが、世界同時株安の影響で企業の業績以上に株価が下がってしまっているものには今後、割安感から買いが入って来る可能性は十分考えられますよね。
ファンドの状況などの情報を確認しながら、お付き合いされてはいかがですか。
目先の事で一喜一憂するより、ゴール地点にどうなるかというのが確定拠出年金です。複利効果や税の優遇制度、時間の分散投資などリスクを回避しながらメリットを受けられるものと思いますよ。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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暴落への対処方法の参考としてやせ我慢のお勧め
じみぃ∞ 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
401K確定拠出年金は、今後23年間掛け続けるのですから、長期的な視点が必要になります。
今回のような大暴落に遭遇し、とてもご心配のことと拝察いたします。
☆参考として、私の対処をお届けします
現況は世界同時株安・不動産価格の大暴落と為替の変動等々でリスク(変動率、価格の振れ幅)が急上昇しています。私は、このようなパニック時には、事態が収まり多少安定するまで動かないことで乗り切る「やせ我慢」を決め込んでいます。因みに売却をしていません。
そして今年価格が下落し始めた7月から毎月積立で株式を対象とするインデックス・ファンドの購入を再開しています。
確かに100年に1度の暴落とは思いますが、過去にも金融危機はブラックマンデー、ITバブル、アジア通貨危機、LTMの崩壊、911ショックなど度々発生しています。そして、期間は別としてその都度立ち直り、長期的には上昇してきました。市場価格の暴落は極めて短期間に起きますが、価格の急騰もやはり短期間で発生します。それらが何時発生するかは判らないため、市場に留まることが重要と考えています。
なお、私のHPに運用レポートを掲載しています。宜しければご一見ください。
http://www.officemyfp.com/myfundreport-13.html
前田 紳詞
ファイナンシャルプランナー
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今、やめることが一番の損です。
じみぃ∞さま
こんにちは、FP診断サービスの前田の前田です。
じみぃ∞さまは、現在 37歳。確定拠出年金は制度上まだ20年以上、お金を現金で受け取ることはできません。
それぐらいの長期投資だということです。
株価というのは上がったり下がったりするものです。最近では10年に1回のバブル崩壊が起きています。
今回は100年に1回とも言われる状況でした。
**それでも過去の歴史では1年から10年で回復しています。
さらにその後も続けることで資産が大きく増えています。
今回の件で3つの行動パターンが見られます。今、大切なのは辞めないことです。
http://profile.allabout.co.jp/pf/fp-maeda/column/detail/39102
じみぃ∞さまが実施している確定拠出年金は毎月積立方式をとっており、これは今のような状況で一番簡単にリスクを押さえて成果を生む方法です。
ですから確定拠出年金に関しては、あまり気にされないことをオススメします
ただし、次のことは実施してください。
*1.国内・海外の株式だけでなく債券や不動産なども含めた分散投資を実施すること
損失をなくして成果を生むには分散投資が基本です。
*2.3か月に1回、チェックして年1回資産の組み換え(リバランス)をすること。
定期的に見ることは大切です。
またリバランスという行為をするかしないかによって、成果が大きく変わってきます。
具体的な方法はコチラに書いてありますのでご参考にしてください。
http://profile.allabout.co.jp/pf/fp-maeda/column/detail/38404
具体的な方法はこちらをご参考にしてください。
ご質問、ご相談とかあればいつでもお気軽にメールしてください。
恩田 雅之
ファイナンシャルプランナー
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平均の購入単価に注目しましょう
じみぃ∞ さん
はじめまして、恩田と申します。
確定拠出年金で運用されているとということは、毎月定期的に買い付けを行っていることになります。現在は平均の購入単価を下げている期間と考えられたらいかがですが。
平均の投資単価を下げることで、将来的に景気が良くなって株価が上昇すればより多くにリターンが期待できます。
5年、10年株価が下がり続けることはあまり考えられませんし、まだ25年以上の投資期間があります、じっくり腰を落ち着けて資産運用していきましょう。
購入するタイミングを分けて時間分散をしながら投資していることを忘れずに冷静に対処していきましょう。
(現在のポイント:-pt)
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