対象:投資相談
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はじめまして。
自分の勤めている会社が、確定拠出年金を導入することになりました。
投資について未経験な自分は、何もわからずに100%定期預金にしようかと思っていましたが
投資入門書やこちらでの過去の類似質問を読みまして、考えを改めました。
その結果、全額投資に回そうというところまで行き着いたのですが
配分についてまだ迷っています。
自分の予定プラン(すべてインデックス運用)
・30% 国内株
・10% 国内債権
・40% 海外株
・20% 海外債権
です。これは専門家の皆様にはどのように映るでしょうか?
この他の選択肢としては
国内株アクティブ2種類、バランス30,50,70
があります…
60歳まであと30年、毎月の拠出額は\10000です。
随分先のことなので、今は多少のリスクがあっても良いかなと考えています。
何しろ初めてのことなので、まだまだわからないことも多いですが
アドバイスをどうぞよろしくお願い致します。
cherieさん ( 山梨県 / 女性 / 30歳 )
回答:5件
良いと思います。
はじめまして、FPの岩川と申します。
数十年では、物価上昇によりお金の価値は目減りします。
60歳まで原則出金不能なことから、確定型カテゴリ(定期、確定型年金保険)の選択は、価値をどんどん減らしていくだけですから、
情報収集により、全額投資に移行する判断は良いと思います。
元本確保のカテゴリは、50代になってから利用価値はでてきます。
今回、パッシブ(インデックス)で4資産に配分していることから、バランスファンドの選択は、投資先を重複させてしまうだけです。
あとは、定期的に崩れたバランスを整えてあげれば良いでしょう。
ちなみにバランスファンドのメリットは、オートリバランス(配分が維持されます)です。極めて少額できめ細かい分散投資を行うときには適していますが、自分で配分できる、または、少々手数料が高くても放りっぱなしにしたい方の商品です。
資産配分の考えは、人により異なり数えきれません、自分の考え方や価値観にあったアドバイスを受けることが大切です。
それから、長期投資は上下を繰り返し、資産が形成されます。
値下がりも大切です。値下がり時は中止しようと動揺することが多くあります。
そのように動揺することを事前に認識しておけば、じっくりと寝かせて継続できるでしょう。
ご不明な点やご質問があれば、気軽にご質問下さい。
評価・お礼

cherieさん
岩川様
アドバイスありがとうございました。
長期投資には値下がりもあるということを心に留めて
気長に運用していきたいと思います。
回答専門家

- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
お気持ちに合った長期運用を。
cherieさんへ
おはようございます。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。
確定拠出年金は小額で複数の投資信託に分散投資できる仕組みができていますので、上手に活かすことができるといいですね。
資産配分を見てみますと、
株式:債券の割合は7:3
円建て:外貨建ての割合は4:6
となっておられます。
この程度のリスクをとれると、長期的にみて大きなリターンを得られるように思われます。ただ、株式に70%配分すると値動きも大きく感じられるかもしれません。
株式市場が20%下落した時、cherieさんの口座の株式運用部分は口座全体に対して14%の下落となります。この下落の一部を債券運用部分で補ってくれることになりますが、仮に債券市場が10%の上昇としても、補ってくれるリターンは口座全体の3%となります。
一時的に起こる可能性のある15%〜20%の下落にも耐えられるのであれば、ご相談されているポートフォリオでもよいと思われます。
確定拠出年金は、投資信託の乗り換えも無税でできます。だから、株式の投資信託が大きく上がった時、お気持ちに合わなかったときなど、一部を安全資産にお金を移し変えられてもよいでしょう。
大事なことは、リスクをとりながら、試行錯誤しながら、お気持ちに合った長期運用をされることのように思われますがいかがでしょうか。
評価・お礼

cherieさん
上津原様
一時的に15%〜20%の下落がおこる可能性もあるという具体的な数字をありがとうございます。
下落への心構えが出来ました。
これからスタートですので、まさに試行錯誤しながら気長に進めていこうと思います。
アドバイスありがとうございました。
回答専門家

- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
問題ありませんよ!
cherie様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
全部投資に回す決心はよいと思います。確定拠出年金以外の資産もあるわけですから、そちらで普通預金などを確保していれば、全体として、バランスのとれたものになると思います。
配分比率は、少し株式のウェイトが大きいかな?とも思いますが、投資期間30年を考えると許容の範囲内でしょう。
ご指摘の通り多少のリスクは積立投資の効果が打ち消してくれると思います。1年間継続するとたくさんのことを考えられると思います。1年経っても、まだ、30分の1が経過しただけです。軌道修正はいつでも可能ですから、適宜修正していけばよいと思います。
海外債券は、為替ヘッジありですか?なしですか?為替ヘッジありであれば、その特性は、ほぼ日本債券と同じになります。為替ヘッジなしであれば、日本株式のよい分散投資のパートナーとなります。
評価・お礼

cherieさん
杉山様
1年経っても、まだ、30分の1というお言葉にとても気が楽になりました。
何年もかけて、気長に軌道修正を行っていけたらと思います。
海外債券は、為替ヘッジなしです。もし為替ヘッジありだと日本債権と変わらないと言うのは初めて知りました。
とても勉強になりました。アドバイスありがとうございました。
回答専門家

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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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現在の配分へのコメントとリバランスのお勧め
cherie様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
401Kの導入に際し国内外の債券と株式への配分をお考えになられたこと、適切なご判断と考えます。
また、資産配分は将来をお考えになり、円への投資を40%と海外通貨への投資を60%、株式への配分を70%と債券を30%とされたことも、日本経済の世界経済に占める割合が落ちてきつつありますので、適切な配分と考えます。
様々な実証研究によれば十分に分散されたポートフォリオで組む資産運用の成果の91%は当該資産配分によって決まると報告されていますし、ご存知の通り、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされていますので、今回の運用は将来の良い成果に繋がるものと推察いたします。
なお、長期投資ではリバランスを適切に行うことも、投資成果の上昇に有効です。
30年という長い期間の運用ですので、1〜3年のインターバルで資産配分の確認とリバランスをお勧めします。
評価・お礼

cherieさん
吉野様
適切な配分になっていると伺い安心致しました。
これからはリバランスについても学んでいきたいと思います。
アドバイスありがとうございました。

恩田 雅之
ファイナンシャルプランナー
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資産運用を勉強するつもりで
cherie さん
はじめまして、恩田と申します。札幌でFPをしています。
cherieさんの年齢と運用期間(30年)を考えますと、債券より株式の比率が高くてても問題ないと思います。
毎月1万円の拠出(投資)で4種類の投資信託を購入できるのは、確定拠出年金のメリットです。
そのメリットを利用して、2,3年間は、市場の動きや景気動向などを見ながら運用の勉強をすると割り切って、運用されてはいかがですか。
100年に一度といわれる金融危機の時に、複数のリスク商品の運用を始めることは、これから長期の資産運用されるcherieさんにとっていい経験になると思います。
このチャンスを十分に利用しましょう。
また、5年後と10年後と5年刻みで、どのくらいの資産を増やしていきたいか、目標を決めておき、債券と株式の投資比率を変更していくようにしていきましょう。
投資信託の中には、週次、月次単位で、運用レポートを作成しているものもありますので、レポートを丹念に読み、どのような経済状況の時、基準価格が上がるのか、下がるのかを確認するようにしますと、運用力がついてくるでしょう。
市場の動向に一喜一憂せず、長期的な視点で、資産形成に取り組んでください。
(現在のポイント:-pt)
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