対面キッチンに面するカウンター照明について

kanaso様

こんにちは、インセンス斉藤です。

ご質問の照明の件、ペンダントにする場合はハロゲンの小さな器具が良いと思います。天井高など考えると直径10cmくらいのガラスの球状のものなど、小さくてあまり存在感のないものでしょうか。

取付けの高さは、額賀さんのお答えにもあったように床から150cmくらいかと思います。
この場合、キッチンに立った時にちょうど目線の高さになってしまいます。せっかく吊戸のないオープンキッチンで、目の前に照明がぶら下がっていることになりますが如何でしょうか。

キッチンの状況から考えると、H2100の天井にハロゲンのダウンライトを埋め込む方法も考えられます。キッチンカウンターより150mmほど低いカウンターに影の出ない位置に埋め込むことによって、キッチンでの作業も問題ない明るさになると思います。
照明を考える時、“器具のデザイン”だけでなく“明かりのデザイン”と考えることも大切なことです。

照明はなかなかイメージしにくいものですね、ペンダントで器具や灯数など決まらない場合、天井にスポット用の配線ダクトを取付けておくこともあります(できるなら天井に埋め込む形で)。
そうすると、専用のコンセントを付けてペンダントを吊るすことも出来ます。(出来ない器具もあるので確認が必要です)
配線ダクトなので、シンプルなスポットライトを必要なだけ取付けも出来ます。

マンションのモデルハウスで、吊戸無しのオープンキッチンも多いです。明るさに対しては個人差もあるので、実際の空間を体感してみては如何ですか。

こちらにイメージしやすい写真や小さなペンダントも載ってますので参考になれば･･･。
松下電工 HomeArchi

何か参考になることあれば幸いです。

こんにちは。STUDIO KAZの和田です。

照明はお好みにもよりますし、全体の雰囲気や大きさとのバランス、カウンター部分の使用頻度などで変わってきますので、一概には言えませんが、「私だったら、、、、」という前提ですが、天井高が2100mmのようなので、ペンダントは厳しいかと思います。カウンターの上ですから、使用上さほど問題にはならないかもしれませんが、せっかく吊戸棚をなくしたキッチンの目線の前に照明器具が来るのは邪魔ではないでしょうか。また、天井付けのスポットライトでもうっとうしく感じるかもしれません。可能であれば、ハロゲンランプの狭角タイプのダウンライトがいいのではないでしょうか。

ペンダントを選ばれるとしたら、出来るだけ本体が小さいものの方がいいでしょうね。

先の方が書かれているように、照明計画は「光のデザイン」です。であると同時に「影のデザイン」でもあります。狭角とすることで、カウンターの上に丸い光の輪ができ、それ以外と陰影の差が出来て、空間の奥行き感を演出できます。しかし、キッチンの使いやすさを優先させると、カウンターの上は明るい方がいいでしょうね。

もうひとつ、照明器具は点灯していない時は、ただのオブジェです。器具のデザインは慎重に行なわなければなりませんし、一日の内に点灯させておく時間はどれぐらいでしょう?ということも考慮して、決められてください。

はじめまして、インテリアコーディネーターです。
ご新築をご計画中とのこと、楽しいながらも悩むことがたくさんあるのではないでしょうか。

今回のご質問は朝食などを簡単に召し上がる時に便利なカウンターですよね。

通常ペンダント照明は、カウンターの高さから60センチから80センチの間に照明のセードが来るようにプランをします。
(今回はカウンターの高さが70センチなので、130から150センチの間)
明るさはおそらく白熱灯の60ワットの器具がデザインがたくさんあるのでその中で選択し、
点けてみて明るすぎるようでしたらワット数を落としていく方法があります。

厳密な高さは照明器具のデザインによってカウンター面とのバランスは違ってくるので、選ばれるデザインによって考慮していくしかないとは思います。
器具によっては施工の後、ご自分で簡単に高さを変えることができるものもあります。

幅270センチのカウンターであればセードの大きさが20センチ以内であれば3灯付けることは可能だと思います。
(20センチより大きい器具はたくさんつける場合にはあまりお勧めではありません。)

ペンダント照明はカウンターの机上面での明るさを確保するには、天井につけるものより有効です。(デザインによっては違う場合もありますが。)
天井高210センチからでも有効ですし、そのカウンター部分だけちょっとしたｶﾌｪ風になって素敵ですよね。天井高はあまり気にならないとは思います。(その分、ペンダント照明のコード部分が短くなるだけです。)

ペンダント照明をお使いになってから予想される気になる点としては、
・背の高い人が立ち上がる時に頭をぶつけやすい
・セードの上の埃が気になりやすい
・地震の際に隣り合ったペンダント同士がぶつかり、セードが割れる可能性がある
といった点です。

照明のプランとしては難しい部分だとは思いますが、雰囲気つくりには有効ですので
是非、楽しんでプランをなさってくださいね。