対象:お金と資産の運用
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今年に入り父が他界し財産分与で500万が手元に入ってきました。
当面使うこともなく銀行に勧められるまま、元本保証があるからと、保険会社の
一時払変額個人年金保険(年金原資額保証型)SMAM・バランスファンドVA安定成長型の投資信託に500万預けました。
他の投資信託と違い分配金が出るわけでもなく、ポートフォリオの構築も曖昧で運用事態よく分からないため心配になってきました。
他の投資信託の用に基準価格といものがあれば
分かりやすいのですが・・・
また生命保険会社のものだから、結局初期費用(5%)や運用報酬などだけ取られて満期になるのではないかときになります。
この信託はこのままでだいじょうぶでしょうか?
ムーチさん ( 高知県 / 女性 / 33歳 )
回答:6件
ご指摘のとおりコストが利回りを蝕みます
ムーチ様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
変額年金保険の仕組み等は、こちらにまとめたものの一部を掲載しているのでご覧ください。
個別の商品を攻撃することは差し控えますが、次のようにお考えください。
(1)効率的なポートフォリオを構築し、リスクを相当採ったつもりでも、年間の利回り5〜7%を確保するのは難しい
(2)変額年金保険の年間(維持)手数料は、保険側と運用側、それぞれで手数料が差し引かれることが一般的。それらの手数料を合算して(1)と考え合わせるとよい
(3)最初にまとめて手数料をさしかかれると最初の年の運用はほぼマイナスになる
(4)保証をうたっている多くの商品は、保証するのは年金支払い開始の時まで契約が継続した場合。中途解約すると保証されないのものが多い
金融商品シミュレーターを無料で提供しています。ぜひ、ムーチ様の加入した保険でシミュレーションをしてみてください。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
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運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
運用状況は、開示されています。
ムーチ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
お問い合わせの金融商品は、投資信託ではなく、保険商品ですね。投資信託を保険で包んだようなイメージの金融商品です。変額個人年金保険という種類になります。
ちなみに、変額個人年金保険の積立部分は、他の保険種類の資産とは異なり、特別勘定で、運用・管理されます。
特別勘定は、リスク性の資産で運用することも可能です。つまり、特別勘定をこの投資信託で運用しているわけです。
投資信託の運用状況が、わからないとのことですが、試しに、その名称で、検索してみてください。運用状況は、ネットでも開示されています。
資産ポートフォリオや手数料を分析した上で、今後をご判断ください。
分析の仕方が分からない場合は、個別に専門家にご相談されることをおすすめします。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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購入の前に確認は大切ですね。
はじめまして、ムーチさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
よく勧められるままに購入している方も居られますが、やはり購入の前にはその商品について確認は必要ですね。
ただ、この商品は年金原資額保証型ですので、契約の時に提示された年金原資や死亡給付金は運用の良し悪しにかかわらず保証されています。
今回は500万円で購入されているので年金原資は500万円ではないでしょうか。
また毎年の見直し時期に運用がよく原資をオーバーしている場合は、最低保証基準額は増えていく特約もありますので、どういった契約か確認されると良いですね。
生命保険会社のホームページや保険会社に問い合わせをすれば、基準価額のようなものは調べたり教えてもらえると思いますので確認しましょう。
私が調べたところ、ユニット価格として1口あたりの価格が公表されていましたが、商品が違うといけないのでご本人で加入保険会社で確認しましょう。
しかし、数年間は解約しようとしても元本を下回る可能性はありますので、購入前にしっかり商品の事を知る事や資金の使い道などを考えられてから購入された方が良かったですね。
運用にしても選択肢もいろいろあったと思いますよ。
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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金融機関がすすめる商品には裏がある!
ムーチ様
ファイナンシャル・プランナーが天職のBYSプランニングの釜口です。
この度はご質問をいただきましてありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
変額個人年金ですか〜?
元本保証があるというのは保険期間満了時点の元本保証です。
途中解約は元本割れの可能性があります。
いまさらで申し訳ないのですが、変額個人年金の手数料は投信に較べて、異常に高いのです。
一時払変額個人年金保険(年金原資額保証型)SMAM・バランスファンドVA安定成長型の場合、5%の初期費用と継続的に取られる保険関係費、運用関係費が2.63%です。
投信でも初期費用の販売手数料の平均が2.3%、継続的に引かれる信託報酬はアクティブファンドで平均1.4%、インデックスファンドで平均0.8%です。
最近は販売手数料が無料の「ノーロード・ファンド」もかなりたくさん出てきています。
相続対策をしなければいけない状況だとしたら、変額個人年金も選択肢としては良いとは思いますが、そうでなければ持つに値しない金融商品です。
今後は銀行や証券会社がすすめてくる金融商品には注意して下さいね。
今後は、公平・中立に情報提供してくれるファイナンシャル・プランナーにご相談して下さい。
ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/
以上よろしくお願いいたします。
佐々木 保幸
税理士
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今後の対応を検討しましょう。
変額年金は投資信託で運用するのですが、あくまで生命保険商品です、保障という機能が付いてきますので、投資信託で運用するよりもコストがかかります。今後、投資運用をお考えになる際は、商品の性格、内容をチェックしましょう。一方向からの情報だけでなく、いろいろな方向からの情報を集めて判断しましょう。特にまとまった金額を動かすときは。
すでに契約してしまっていますので、今後のことを考えることになりますね。変額年金は途中解約すると元本割れすることもあります。ムーチさんの現状の資産状況、今後の収入見込みなどを考えて、この変額年金も織り込んで資産配分を組み立てていきましょう。
恩田 雅之
ファイナンシャルプランナー
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変額個人年金と投資信託
ムーチ さん
はじめまして、札幌でFP事務所をしています恩田と申します。
変額個人年金は投資信託に保険の機能をつけた商品になります。
運用期間が10年とか15年と決まっていてその間は投資信託で運用をします。満期保険金に関しては
運用次第で元本割れをすることもありますし、またある一定の運用成果(元本に対して130%とか150%)が出た場合に残りの運用期間については安定した運用に切り替えるタイプもあります。
また、運用期間中に万が一亡くなられた場合は死亡保険金が支払われます。死亡保険金に関しては、その時点の運用成果に左右されることなく、最低金額を保証しているものが大半です。
変額個人年金は運用期間中(満期までの期間)は複利の効果を高めるために分配金を出さずに運用されます。運用期間終了後に年金として受け取ることになります。
運用成果に関しては、保険会社のホームページ上で公開してところもあります。
ムーチさんが購入された年額年金保険の運用成果が公開されているか確認してみましょう。
また、今からでも遅くないので契約内容でわからない点があればどんどん購入した保険会社へ問い合わせしましょう。
ムーチさんが購入された変額年金保険を理解されてから継続するか、解約するか判断するようにしして下さい。
(現在のポイント:-pt)
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