対象:民事家事・生活トラブル
回答数: 1件
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当方一旦停止中に未成年自転車が衝突してきました。
警察による事故処理結果、当方被害者、先方加害者の物損事故となりました。先方母親は日本国籍ではなく言葉を理解しているかは不明。未成年は交通弱者だから悪くないといい、事故翌々日病院にいき診断書を警察に提出。自転車代を要求しており、理不尽に思うが治療費は自賠責を先方が請求すればよいかと思っています。
これから人身に切り替わるため調書をとられますが、警察が当方にすごく申し訳なさそうにされ、切り替わるために何か当方にひどい不利益があるのかと不安です。警察は診断書に不審な点があると言っています。アドバイスよろしくお願いします。
ponyoさん ( 東京都 / 女性 / 45歳 )
回答:1件

村田 英幸
弁護士
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人身事故になると
ponyoさん、こんにちは。
人身事故ということになりますと、自動車よりも自転車のほうが交通弱者のため、加害者となるおそれがあります。
自動車の運転者が受ける不利益は以下の3点があります。
第1に、業務上過失傷害罪という刑事事件の不利益です。
警察で調書を取られ、検察庁で起訴・不起訴を決定され、起訴されれば裁判所で罪が決まります。
第2に、損害賠償義務の問題があります。
軽微なけがであれば治療費は自賠責でまかなえると思いますが、通院慰謝料は結構多額です。裁判実務で使用される赤本の基準では、1ヵ月の通院慰謝料は28万円程度です。自賠責ではその半分程度しか補償されませんので、任意保険を使うか自腹を切ることになります。
第3に、行政上の不利益があります。
安全確認義務違反ということになれば、免許の点数が減点されたり、免許停止等の不利益処分を受けるおそれがあります。
先方がけがをしたと詐称しているのであれば、警察の取調でも徹底的に無実を訴えたほうがよいと思います。
大変な状況ですが、頑張ってください。
交通事故の解決事例 ホームページ http://www.murata-law.jp
評価・お礼

ponyoさん
村田先生
わかりやすく丁寧なご回答をいただき本当にありがとうございます。
相談している保険代理店のかたが人身にきりかわっても加害者にはならないとおっしゃったので安心していましたがやはり大変なことなのですね。独学で調べたところ慰謝料が発生することをしり、後々示談に応じないなど問題がおこったら自己責任なりかねがく不安です。
村田先生には直接ご相談ご依頼できるのでしょうか?はじめてこのサイトを利用しましたので要領が悪くてすみません。本当にありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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