対象:投資相談
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破綻リスクですか?
はじめまして、FPの岩川です。
日本経済のリスクとは、破綻リスクでしょうか?
よく、破綻リスク回避のために外貨保有といいますが、日本の法律の下で
外貨を保有しても何の対策にもなりません。
また、日本で行う外貨投資は通貨を保有するわけでもありません。
日本での外貨投資は、外国債券投資をしていることになります。
ドル建てMMFは、米国債券が投資先です。
ドル建て保険も、米国債券が投資先です。
つまり、
外貨MMFの購入は、米国債券を保有して金利を得ます。
ドル建て保険への加入も、米国債券を保有して金利を得ることと同様の効果です。
保障が必要であれば、保険でもいいですが、コストが無駄にかかります。
それから、保険は、保険会社の倒産リスクを直接影響しますが、
外貨MMFは、証券会社の倒産リスクの影響は受けません。
また、日本の破綻リスクを回避するならば、米国現地(または海外)の金融機関で
取引しなければ意味がありません。
何を目的にどのくらい運用するかを決定し、
同じリスクなら、リターンの高い手段を選択する
同じリターンなら、リスクの低い手段を選択して、
初めて効果的な資産の保全、形成ができますようになると思います。
不明な点があれば、気軽にご質問下さい。
評価・お礼
ぎんごんたさん
>日本経済のリスクとは、破綻リスクでしょうか?
>よく、破綻リスク回避のために外貨保有といいますが、日本の>法律の下で外貨を保有しても何の対策にもなりません。
ご指摘の意味での「破綻リスク」を想定していました。この部分が自分としてもグレーな部分でしたので、大変参考になりました。ただ自分自身の中でご指摘の「何を目的に」といった部分がまだつめきれていないことを痛感いたしました。
現時点の資産配分は下記になります。
預貯金 60% 日本株式 20% 日本債券 20%
特に外国株式や外国債券への投資がまだ手つかずでしたので、検討をはじめたというのが実際のところです。
もう少し考えてみたいと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
日本経済に対するリスク対策になると思います
ぎんごんた様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
「日本経済に対するリスク対策」と「ドル建て養老保険」はリンクします。
まず、養老保険は保険期間中死亡しても、満期まで生存しても、同じ金額の保険金を受け取れる保険ですね。
満期のほうを考えて、満期で受け取る保険金。これで、ぎんごんた様は何かを買ったり、サービスを受けたりして消費します。ところが、日本の円が米ドルに対して大きく価値が下がっていると消費できる量が減ってしまうかもしれません。
日本がアメリカから輸入しているもの(トウモロコシや大豆など)の値段が上がっていると、消費できる量が減っているかもしれませんね。ただし、全部ドル建てにしてしまうと、今度は逆の意味で、背負わなくてもよいドルのリスクを背負ってしまうことになります。
「日本経済に対するリスク対策」を「日本の円だけが他国の通貨に対して長期的に値を下げる状況を回避する」と考えれば、ドル建てというより、外貨建て保険の意味があります。
養老保険の話は長期的な話なので上記の話が成り立ちます。短期的に為替を追うことになる外貨MMFとは話を切り離したほうがよいでしょう。
回答専門家
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記事制作に関するご相談
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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外貨MMFと外貨建て養老保険の比較
ぎんごんた様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
外貨MMFとドル建て養老保険では、下記の点で外貨MMFをお進めします。
1.流動性が異なります。
外貨MMFは何時でもペナルティなしで解約でき、円高・円安への対応が可能です。一方、養老保険の解約はペナルティー付きになります(途中解約時の手数料をご確認ください)。
2.コストが異なります>
外貨MMFは短期金融商品で組む公社債投信です。外貨建て養老保険は保険に貯蓄機能がつき、夫々のコスト負担が重なります。
3.利率が異なります。
外貨MMFは短期金融商品で運用されますので、外貨の金利変動に追随します。ドルの場合現在は極端な低金利ですが、今後米国のインフレ率が高くなれば金利も上昇します。養老保険のドル建てでの予定金利を販売員にお確かめください。
評価・お礼
ぎんごんたさん
早速のご回答をいただき、おどろいています。
MMFをご推奨とのことで、わかりやすくポイントをまとめていただき、ありがとうございます。
日本経済の破綻リスクという意味で長期的な外貨保有を考えておりました。
検討の参考にさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
手数料も考えましょう。
はじめまして、きびだんごさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野です。
私は、保険と貯蓄は分けるべきだと思いますよ。
万が一の時の為の保険と併せて貯蓄が出来るのはとても良いと思いますが、では別々で運用した場合より優れているでしょうか。
やはりそうではないと思います。
保険で運用もお考えでしても、加入当初の保険料はほとんど運用に回りません。長期の運用を考えると当初の運用額で将来は大きな違いが出ますよね。
ドル建てですと、万が一の時にドル高になっているとメリットが亡くなるケースもありますし、円安のメリットを受けたとしても、恩恵を受けるのは保険金受取人ですね。
私は、外貨MMFで運用して、複数国に分散されることをお勧めします。
もっと選択肢を増やすのであれば、投資信託でも良いのではないでしょうか。
保険については、ぎんごんたさんの現在の状況によっても変わってきますが、必要な保険に加入されて、資産運用も併せて考えられるのがベストだと思います。
極端にいえば余裕資金が多ければ、保険は必要なくなります。
前田 紳詞
ファイナンシャルプランナー
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日本経済は破綻するでしょうか?
ぎんごんたさん
こんにちは、FP診断の前田です。
外貨MMFか外貨建て養老保険が良いかどうかについては他の方々のご指摘の通りです。
ここでは、よく巷で言われる
**日本経済が破綻するかもしれないリスク
について説明したいと思います。
この根拠になっているのが、日本国政府が保有する約550兆円、地方も含めると約800兆円の借金です。
いずれこれが返済不能になり日本経済が崩壊するのではないかということが言われています。
歴史上、いくつかの国が借金で破綻しました。
第一次世界大戦後のドイツ、少し前のロシアやアルゼンチンの経済破綻です。
これらに共通しているのは、海外から多額のお金を借りていて返せなくなったか、国内の資金が海外に逃げてしまったことです。
日本の場合は、国の借金の大半が 郵貯と簡保、日本銀行、皆さんの年金資金を原資としています。
日本の国を家計と考えれば、自分の家の中で親子や兄弟でお金を借りあっているようなものです。
この場合は、融通が利きますから破綻しません。
ちなみに海外からお金お借りている割合は6〜8%ぐらいです。
日本国の資産は推測700〜800兆円あると言われています。これとは別で ”へそくり”のような埋蔵金と呼ばれるものが50〜100兆円あるとも言われています。
住宅ローンをいっぱい抱えていながら、家や土地、貯金などをあわせると借金以上のお金があるのに、お金がないから給料上げろ(税金)と言っているような感じでしょうか?
余談ですが、海外からの借金でいくと、今、一番危険なのは米国経済です。米国債(借金)を持っているのは、中国・日本・ロシア・中東諸国などで、これがサブプライム問題に端を発して、世界経済の大きな課題となってきています。
将来どうなるかは誰にも分かりません。
だから、日本も含めた海外、米国やユーロ・アジアなどに分散投資をしてリスクを減らすこたとが重要なのです。
恩田 雅之
ファイナンシャルプランナー
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金融商品の3つの特性から判断してみては
ぎんごんた さん
はじめまして、FPの恩田と申します。
金融商品を選択するには3つの特性から検討されるとよろしいかと思います。
流動性(すぐに現金化が可能だが利回りが期待できない)
安全性(元本割れが少ないが利回りは中程度)
収益性(利回りが期待できるが元本の変動も大きい)
といった特性があります。
外貨建てMMFは流動性に優れた商品
ドル建て養老保険は安全性に優れた商品
にあてはまります。ただし、両方とも円高、円安による為替リスクのある商品です。
ぎんごんた さんが保有された外貨を5年以内とか近い将来に使う予定があるのでしたら
外貨建てMMFがよろしいでしょうし、長期にわたって使う予定が無いようでしたドル
建て養老保険のほうがよろしいかと考えます。
また、収益性のあるものとしては、外国株を対象にした投資信託などもあります。
ぎんごんた さんの将来の予定を考えて選択されるとよろしいでしょう。
また、通貨の分散も考慮したほうが安定した収益が期待できますのでその点も考えておき
ましょう。
(現在のポイント:-pt)
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