対象:住宅設計・構造
現在、東京で高気密・高断熱で新築プランを作成中です。
ここで伺いたいのは、湿気と遮音性との兼ね合いです。
高気密・高断熱と言う事で、外張り断熱(熱伝導0.02程度のウレンタン材ですっぽり覆う)予定にしております。
合わせて、一部屋だけ遮音性を上げるため、外壁にロックウール55mm+遮音シート2mm(その部屋の床・壁・天井)を検討中です。
窓サッシもペアガラス+内サッシの2重で検討中です。
ちなみに建物の外壁全周にもロックウール施工、1階天井全体にもロックウール75mm施工予定です。
ここで気になるのが、構造内の湿気や結露の問題です。
外張り+充填工法の場合、何に注意すればいいのか教えてください。
総建坪 46程度、一階はリビング20畳程度・音響部屋10条程度・トイレ・フロ・洗面所で23坪程度です。
宜しくお願い致します。
龍馬0510さん ( 東京都 / 男性 / 46歳 )
回答:1件
野平 史彦
建築家
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外張り+充填にする意味とは?
よく分からない部分もありますので、間違っていたらご免なさい。
一部屋だけ遮音性を上げるために行う仕様としては、それで構わないかと思います。
ただ、外張り断熱をした上で、建物の外壁全周にもロックウールを施工する、という意味がよく分かりません。
ウレタンでの外張りとのお話なので、アキレスかと思うのですが、アキレスなら40mm厚のボードで次世代省エネ基準をクリアする断熱性能を持たせることができますから、さらに高断熱を目指しているのでしょうか?
(ちなみに北海道では充填だけで足りないので+外張りとなっていますが、、)
いずれにしろ、外張り+充填の場合、首都圏で、外張り断熱材と充填断熱材の間で結露域に達する事はありませんから、内部結露の心配は少ないでしょう。
1階天井全体にもロックウール75mmを施工する、というのは、2階の音が下階に伝わらないようにするためでしょうか?
その目的なら、2階の床に遮音マットを敷いた方が効果が高いと思われますが、金額的には確かにロックウールの方が安いでしょう。
外張り+充填工法の場合の注意点とのことですが、外張りをした場合なら、外壁の軸組内は部屋内と同環境と見るべきですから、内壁の仕上げは珪藻土、漆喰といったできるだけ透湿性のあるものを用いた方が理想的かもしれません。尤も、ビニルクロスでも支障はありませんが。
(現在のポイント:-pt)
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