対象:心の病気・カウンセリング
初めまして。
パニック障害の遺伝の確率についてお伺いします。
私は現在25歳の女です。
24歳の夏に抑うつ状態になり、抑うつは2ヶ月ほどで症状がなくなりました。しかし、その後パニック障害との診断を受け現在も月に1回通院しています。処方されている薬は、ワイパックスとパキシルです。症状はいたって軽く、毎朝起きたときだけ呼吸があさく、横になった状態で軽い立ちくらみのような感覚になります。この症状は朝起きた時にしか出ません。
そこで、質問です。私は、結婚予定の相手がいます。結婚後、子供のことを考えると、パニック障害が遺伝してしまうのではないかと不安です。当然のことながら、彼のお母様も心配しています。
パニック障害は遺伝しやすいと聞いていますが、実際にそうなのでしょうか。
ちび☆さん ( 福島県 / 女性 / 25歳 )
回答:1件
パニック障害の遺伝性
パニック障害の遺伝性は指摘されており、調査により異なりますがいずれも一般の数倍上昇するとされています。しかし原因は遺伝のみでなく、生後の環境にもよります。幼少期に喪失体験や心的外傷などを経験すると高まるといわれています。
すなわち、遺伝性は否定できませんが、環境因もかなり関与しており、保護的な環境を用意することで予防可能ではないかと示唆されます。つきましては、婚約者様方と前向きなご相談をされるようお勧め致します。どうぞお大事にして下さい。
銀座泰明クリニック
回答専門家
- 茅野 分
- (東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
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