住宅ローンについて

おはようございます。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

住宅購入ですが、奥様が働かないと生活が厳しくなることが予想されます。

諸経費を入れると借入額は3600万円ぐらいになるのですか?
例えば3600万円の借り入れで支払期間35年、固定金利(10年)2%だと月の返済が約12万円になります。そのほかに固定資産税がかかります。また、修繕費の積み立てが毎月1万円から2万円は必要でしょう。10年後にはメンテナンス費用として100万円から200万円ぐらいは見ておかなくてはなりません。

住宅ローン選びですが、今後の予定と借入額から考えると10年の固定金利はリスクではないでしょうか。ちょうど子供の教育費が、これからかかって来るころと重なります。もし、金利が上昇したら大丈夫でしょうか。そのあたりも検討してみてください。

よっしみさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『この先二人目を出産して、やっていけるか不安に思い相談させていただきました。』につきまして、ご主人様の手取り月収金額30万円に占める支払い家賃75,100円の負担割合は25%程度と、十分に余裕を持ってやっていける水準となります。

今回予定している住宅を購入した後のご主人様の手取り月収金額30万円に占める住宅ローン(ローン金額3,230万円・ローン金利2.0%・35年返済とした場合)の負担割合は35.7%にもなってしまいますので、この水準になると貯蓄はできなくなってしまいますし、家計を維持することもかなり厳しくなっていくものと思われます。

よって、今のうちから相当な覚悟をして望んでください。

尚、住宅ローンを組んだ後も無理なく貯蓄していくことができる水準としては28%程度となりますので、ご主人様だけの手取り月収金額30万円の場合、8〜9万円となってしまいます。

現実にはこの返済水準で一戸建てを購入することは難しいと思われますし、実際に一戸建てを既に購入していますので、無事お子様を出産した後は、よしっみさんも収入を確保することをお考えいただくことおすすめいたします。

お子様に経済的な部分で、惨めな思いをさせないためにも、ご主人様ともじっくりと話し合ってください。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。また、分からないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。
リアルビジョン 渡辺行雄