カーテンの上手なコーディネート法を教えてください

こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。

窓廻りのコーディネートやスタイリングは、インテリアコーディネートを考えるうえでとても大切な要素です。 窓の面積は意外と大きいので、そこに設定する生地の素材やカラー、スタイリングでガラっと空間の雰囲気が変わってしまいます。 カーテンを選ぶとき、基本的には、空間を構成する床壁天井の素材やカラー、家具や照明の雰囲気をトータルにとらえセレクションすることがコーディネートのポイントになります。

ご質問の「木目調の部屋」の場合、その木目のカラーによりカーテンのセレクションも変わってきますが、スタイリッシュに見せる手法として木部カラーとカーテン生地カラーのコントラストをはっきりさせる選び方がひとつあると思います。 たとえばダークブラウン色の木目にはアイボリーやベージュ色のカーテンなど。 そしてカーテンに選んだファブリックをソファのクッションやベッドリネンなどにあわせるのも空間のアクセントになりお洒落ですよ。

カーテンのファブリックの最近のトレンドとしては、レースやオーガンジー(綿織りで透けている生地)など透けているファブリックが主流になりつつあります。 リビングスペースなどあまり遮光を必要としないスペースなどでは、大胆な横ストライプの透けるファブリックなどをフラットに軽やかにスタイリングするのがお洒落でオススメです。

12月も14日を迎え、来年の準備のためのカーテンのかけ替えでしょうか?

新年を新しいカーテンでお洒落にスタイリッシュに迎えたいですね。

さて、木目調ということですが、木目の色合い、面積はどの程度なのでしょうか?

パイン材などを使って部屋全体うすい色目の木目調で統一されているカントリー調のお部屋なのか
濃い目の木目調で重厚感あるクラッシク調のお部屋なのでしょうか?

スタイリッシュで落ち着いた雰囲気というご要望ですので2つ提案させていただきます。

1つ目は今お使いの木目調の色と同系色の木製ブラインドでラダーテープに少しアクセントの色を持ってきてそのアクセントカラーで小物をそろえる。

2つ目は縦型ブラインドで色目はスタイリッシュですからグレーからアイボリーという感じの色でしょうか?縦のラインがシャープでスタイリッシュなイメージになるかと思います。

いずれにしろ、お部屋のコンセプト(イメージ)とテーマカラーを決めてからカーテンをお選びになると見えてくると思います。
良いお年をお迎えくださいませ\(^o^)/

ニチベイさんのホームページ

こんにちは! AAプランニング&+i.style の青木恵美子です。

窓周りのウィンドートリートメントは、空間ｲﾒｰｼﾞをかなり決めますからね。
まず、カーテンは壁の延長としてカーテンの存在感を強調させないか? 或いは、インテリアの装飾として考えるかで大きく異なります。日本はカーテンの歴史でなく障子の歴史でしたので、前者の捉え方が無難に納まりますが、欧米はカーテンをインテリアの一部として装飾としてと捉えますので、ステキなスタイリングがありますね。。。
日本人のもっとインテリアを楽しむといいのですが。。。

さて、「木目調」の部屋ということですが、色んな木目がありますね。
ナチュラルなカラーの木目ですと、明るく柄の大きなブライトトーンのカーテンを組み合わせますと、人気の北欧テイストが演出できますよ。
ミディアムブラウンの木目ですと、上品なライトグレイッシュカラーのカーテンを組み合わせますと、上質でストオーソドックスな空間になると思います。
ダークな木目ですと、柔らかいオフホワイトのカーテンや透け感のあるシェアカーテンなどと組み合わせると、上品な中にもモダンなテイストを演出できます。

「木目調」の部屋という情報だけでは、詳しいことは言えませんので、ごめんなさい。
また、窓の大きさや形にもよりますので、それを差し引いた一般的な回答であることで、ご容赦ください。

参考になりましたら 幸いです。

こんにちは。悠インテリ事務所の松浦です。

「何でも窓にｶｰﾃﾝがついていれば良いわ。」という時代から
窓廻りのスタイルでお部屋の雰囲気が大きく変わるということをご存知で
ご相談される方が多くなりましたので、
コーディネータとしては大変うれしく思います。

最近では「ファブリックス(織物)」がもたらすセラピー効果もあることが
わかってきましたので、自分の気に入った窓廻りでお部屋が完成している
と心地良い生活が出来ますよね。

ご質問の「木目」のカラーがはっきりしませんので
的確なお答えになりませんが・・・。

まず壁の木目が気になる様子ですが、家具の色や、照明器具の電球の色はいかがでしょうか?

カーテンのきれいに見える「夜のシーン」で考えて見ます。
カーテンの色はお部屋の中でアクセントとして使う色ではありませんので
「木目」や「カーテン」が共にきれいに見える色がよろしいですね。
昼間スタイリッシュに見える色としたら
ペール系やライトグレイッシュ系がよろしいかと思います。
夜は照明の光によっても見え方は違いますので
実際にショールームでサンプルをいただいてきたら
昼と夜で色目、見え方をご確認くださいね。
夜などは案外ライト系や強い色調の柄物などが落ち着いた感じになりますよ。


*写真はホワイトで塗装した木の壁ですが。床はタイルです。
ブラケット照明のみに
カーテンはペール系ですがスタイルとして木の強さに負けないように
上飾りでバランスを持たせました。
若い女性のお部屋ですので、かわいらしい演出です。