対象:住宅設計・構造
回答:11件
私の見解
yamayosi | 山下です。
*あくまでも私の見解です
建築設計にはインパクトあるデザインとして
代表的に「吹き抜け」を採用する例が良くあります
結論、天井高さに個人差があると思うのです
開放感を出したい方や人が多く集まる場所には
Goodなデザインですよね、、、
個人的に好きです吹き抜け
*最重要課題にあげるもの
吹き抜けは計画的に〜♪
冷暖房対策を万全に計画をしないといけません
やはり、冬底冷えしたくありませんからね
暖かい空気は上に上昇するので、注意大です
光熱費も効きますよ、ローンレンジャーには^^
断熱計画を施さないとNG大賞
天井や壁の仕上げにも注意ですョ!!
見事な吹き抜け天井からダラーンと
クロスがよだれたらっしゃってるのも
見かけますが、あれはNGでしょうね。
仕上げの素材にも注意したいです
照明にも注意したいものです
*感じる吹き抜け
私だったら、「繋がりを感じる」
吹き抜けを提案したいですね
家族の気配を感じられる
単にパッーンと開放感だけを楽しむ
のでは無い気配を感じ、意味ある吹き抜け
家の中で手を振っちゃうような吹き抜け
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吹き抜けについて
宇佐美と申します。前回答者の方が暖房と照明についてお答えしているようなので私は構造の事をお話したいと思います。吹き抜けは魅力的な空間ですが上階の床に大きな穴を開けることになるので特に木造の場合は建物全体の平面的な剛性が低下します。わかりやすく言いますと建物が軟らかくなり変形しやすくなると言うことです。地震や台風の時に横から外力がかかると床面を伝わって下階の壁から基礎へと力が流れていくのですが、吹き抜けがある事によりこの流れが局部的になるとその部分(床面)に大きな負担をかけることになるので注意が必要です。たとえば吹き抜けと階段が廊下を挟んで並んでいるような場合は階段も事実上吹きぬけなのではさまれた廊下床面に大きな力が作用すると思われます。
吹き抜けを作る場合はこのようなことを考えて吹き抜けの大きさや形状・配置をプランニングしなおかつ構造的に問題がないか検討する必要があります。たとえ木造2階であっても構造計算で力の流れを把握し安全性を確認しておいたほうがよいでしょう。以上ご参考まで。
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吹き抜けについて
僕はよく吹き抜けのある住宅を設計します。
普段の経験では、部屋の天井の高さは一定で、人間の視線は水平方向に移動して部屋を見ているわけですが、吹き抜けがあると天井の高さに変化が生じて、視線が水平方向だけでなく、垂直方向にも移動する為に、空間がダイナミックに感じられます。
僕が住宅に吹き抜けをよく設ける理由は、そのほかにもいくつかあります。
ひとつは、家の中で、家族がどこにいてもその気配が感じられるように、家族のコミュニケーションを考えて、比較的、開放的なプランを考えることが多いのですが、吹き抜けを設けると、上下の階の間でも、コミュニケーションが取りやすくなります。
もうひとつは、吹き抜けの上にトップライトを設けると、吹き抜け越しに光が廻ってくるようになり、採光の採りにくい環境の場合でも採光しやすくなります。
吹き抜けの欠点として、よく暖房が効きにくいといわれます。僕は、吹き抜けを設ける場合は、なるべく床暖房をするようにしています。床暖房は、上下の温度差が少なく、床からの輻射熱で体を温めるために、天井が高い場合に向いている暖房です。建物全体の断熱性能を高くして、床暖房を施すと、2階の部屋もある程度の気温になり、特に暖房がなくても良い状態になります。
写真は、大きな吹き抜けに向かって、2階の各部屋に大きな窓があり、どの部屋からも、お互いにコミュニケートできる様になっている住宅です。
もう一枚は、リビングの上が吹き抜けて、2階の部屋とつながっている例です。
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最近の会話から・・2つポイントがありますね
吹き抜けのある家は開放感があっていいですよね。
私も、吹き抜け空間を活用しながら家の一体感をどのように作り上げるか
日々探求しているところでもあります。
ところで、最近このような話を聞きました。
「吹き抜けをつくったけど、収納が足りなくて・・、納戸にすれば良かった」
「リビングに吹き抜けを作ったんだけど、冬は冷気が上から降りてきて大変!
夏は冷房の利きも悪いしね」
確かに、吹き抜けのイメージというものはこういった感じでしょう。
ですので、この2つのポイントの
''●必要な部屋を削って吹き抜けを作っていないか?''
''●吹き抜け部分の冷暖房と断熱計画がキッチリなされているか?''
が、重要になってきます。
後者の断熱計画に関してですが、「吹き抜けでも寒く熱くない家」は確実に
存在しますのでそういった家を実際見て体感するのもベターでしょう。
私も、家が完成するたびに完成披露会を開催して、空間を体感してもらったり
しています。そういった情報をキャッチしてよかったら体感してみてください。
参考になりましたら
八納啓造 拝
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
世界で一つ「あなただけの幸せな住まい」を共に造りませんか?
私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
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家づくり全般で分からないことがありましたらいつでもご相談ください
吹抜けについて
みなさんの回答と重複してしまう点が多いと思いますが、吹抜けを設計する際に気を付けている点をあげてみます。
・構造の問題
・冷暖房について
・空気の循環
・照明器具(電球の交換を含め)
・清掃の問題(高窓を設置した場合など)
・カーテン、ブラインド
・光の入り方(開口部の大きさ、庇やルーバーなどで季節によって遮光する)
・空間のつながり
・音のつながり
これらの点について検討して設計を行なっています。
確かに吹抜けがある空間はダイナミックな感じがしますが、人によっては落ちつかない空間にもなります。
大きな吹抜け空間を作らなくても、天井の高さに変化を付けてあげる事で単調な部屋の構成にはならないし、天井が高いところがあったり、低いところがあったりするだけで心地よい空間が演出できます。
毎日暮らす家なので心地よいバランスをいろいろな視点から検討された方が良いかと思います。
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将来バリアフリーの観点から
私が提唱する吹き抜けは、将来エレベーターが設置できる位置に設ける吹き抜けです。
最新の機器が展示される「国際福祉機器展」ではコンパクトなEVも出始めました。
2階もお年寄りや車いす使用者が生活空間として利用できるか否かは大きく変ります。
難点として吹き抜け下部にスペースが必要なことと、基礎にEV対応の処置をしておかなければならないのですが、このポイントをクリアできれば生活スタイルにあわせた住まい方ができるとオススメしています(^^)
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
齋藤 進一が提供する商品・サービス
バリアフリー住宅(新築・リフォーム/リノベーション)のご相談
終の棲家としての「介護福祉住宅・障がい者住宅・車椅子住宅・高齢者住宅」の考え方をアドバイス致します。
青木 恵美子
建築家
7
快適な「吹抜け」空間のために。。。
AAプランニングの青木恵美子です。
''吹抜け」 気持ちいいですよね!!''
これぞ 建築家デザインの戸建住宅の醍醐味ですよね!!!
ご質問通り、注意点はいくつかあります。
''◆暖房対策''
夏は大変気持ちよいのですが、冬場の暖房は考慮しておく必要がありますね。
エアコンで暖められた暖気は、軽くなって上昇してしまいます。ですので、誰も届かない吹抜け上部だけが暖かく、下は寒〜〜い。。となってしまいます。
↓
''床暖房とセット'' にすることをお勧めします! ''頭寒足熱'' です。
''◆空気の対流''
温かくなった暖気は上昇しますので、上昇した暖気を下へ押し下げる工夫をします。
↓
サーキュレーター(天井扇)をつけて、冬に天井扇をまわします。
''*床暖房+天井扇 をセットに!!''
''◆照明位置・配光''
照明球が切れた時の球替えできる位置に照明を考える!
↓
あまり高い位置に照明をつけると、球替えにいちいち電気屋さんを呼ばなくてはならなくなってしまいます。ご注意を! また、あまり高いと床面まで照明が届かないのでご注意を!!
''◆照明操作''
吹抜け上部(廊下などがあるとき)の照明を下でも操作できるように、三路操作にしておく。
いちいち上に行って照明をつけるのは、不便ですからね。。。
''◆清掃''
窓などの清掃を考える。内部からも外部からも窓掃除できるように考える。
''◆ウィンドートリートメント''
カーテンやブラインドを大きな窓や上の窓につけるとき操作方法を考えておく!
上記が、最低限 基本的に気をつけることです。
その他、デザイン的な配慮は、まだまだいろいろとあるでしょうが。。。
私のコラムでダイナミックな吹き抜け空間をご紹介しておりますので、ご参照ください。
http://profile.allabout.co.jp/pf/aokiemiko/column/detail/15013
http://profile.allabout.co.jp/pf/aokiemiko/column/detail/15025
ご参考になりましたら 幸いです。
敷浪 一哉
建築家
5
夏場の対策
こんにちは。
吹き抜けは、なんといっても天井の高さの変化が気持ちよさを与えてくれますよね。
それと、やり方によっては家全体に一体感を与えてくれる場合もあります。
もう一つは室内の空気環境に影響がでます。
冬場のことは、すでに皆さんが書かれているので、僕は夏のことを書きます。
夏も冬と同じように、熱気が上昇して上部にたまります。ですので、その熱気を外に逃がしてあげる工夫が必要です。もし、それが上手くいって上部の空気が外に抜ければ、常に吹き抜け付近には気持ちのいい風が流れることになります。実はエアコンで冷やさなくても、気持ちのいい風と日影があれば、温度が高くても快適なんですよ。そういう効果も吹き抜けを使うことで可能なんです。
鈴木 克彦
建築家
3
我が家の吹き抜けの場合…
森岡 篤
建築家
2
柔軟な家の吹き抜け
パルティータ建築工房の森岡です。
吹き抜けの意外性や空間的面白さは、他の方の言われるとおりです。
ここでは吹き抜けを、別の観点で考えてみましょう。
日本の住宅の平均寿命は、諸外国と比べとても短いです。
この理由は、耐久性の問題ではありません。
さまざまな事が考えられますが、大きな理由の一つが、住み手の生活の変化に、家が合わなくなる事が挙げられます。
長寿命な家には、使い方の変化を許容する柔軟さ(フレキシビリティ)が求められます。
内部の自由度だけでなく、居住者の人数増減により、増築、減築が求められることもあります。
吹き抜けを持つ家をつくり、将来家族が増え必要になった時には、吹き抜け部分に床を作り、床面積を拡げられるようにすることが考えられます。
逆に、最初は吹き抜け無しの家とし、子供が成人独立して家を出たら、吹き抜けを作り、空間を楽しむ、という方法もあるでしょう。
もちろん、これらは、設計時の機能上、デザイン上、構造上、設備上の配慮が必要です。
耐久性があっても、住み手にガマンを強いるのでは、いずれ建て替えられてしまいます。
住み手の変化に無理なく合わせ、どの場面でも心地よさを感じられる家が長寿命につながると考えています。
宮原 謙治
工務店
7
心の宿としての吹き抜けの役割
■大阪の住宅家・幸せこだわり住宅職人謙さんです。
吹き抜けは良いですね。。。。謙さんは違う角度から考えてみます。
『リビングを吹き抜けにしたいのですが・・・・?』 というご相談があります。
『何故・・・リビングに欲しいのですか?』 とおききしますと、
『天井が高くとれて開放感も味わえます。リビングから子供部屋にも直接声もかけられますから・・・。』
『天井が高いことのメリットはわかりますが、デメリットは何ですか?』
『掃除が大変ですね。それから・・・・と・・。』 冷暖房のことや照明のことなどがでてきますね。
謙さんは、単なる憧れや感覚だけでのリビングの吹き抜けはあまり感心しません。
建築費や冷暖房費・光熱費などの生活コストの増加、二階部分の部屋の犠牲(狭くなる)にして、どれ位のメリットがるかを冷静に判断し、他に犠牲が及ばないかを工夫した方法をとることです。
また、リビングの吹き抜けは、階下の生活音や有毒ガス(臭気)を二階にストレートに運びますから要注意です。
高すぎる天井は精神の安定につながらないことも配慮すべきです。
◆玄関の吹き抜けは、住宅設計の妙味のひとつといえますが、無理なく自然な形でつくりたいですね。
特に注意しなければならないのは、『西日や南の直射』です。これが当たりますと、夏は玄関が温室みたいになってしまうことになります。また、通風のための開閉できる窓を忘れないことです。
(現在のポイント:13pt)
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