対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
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平成4年に終身保険に入り、のんびりと払い続けてあと10年で満期です。年に112,000円ほど払っていますが
事情があって仕事を辞めざるをえません。入ったときは万一の備えと月に3万円ほどの年金をお小遣い程度に考えていたのですが。払い続けることが無理に生りました。
主契約が1200万円の終身保険に養老特約の300万円がついています。問い合わせたところ、解約すれば350万円あまりになっていましたが、解約すべきか悩んでいます。払い済み保険が得だという話も聞きますが、これも問い合わせたところ死亡保険1008万円、養老特約221万円。私はどうやら主契約の保険金が満期には戻ってくると思っていたようです。加入するときに、結婚しそうにないので死亡保険金は葬式代くらいあればいいという話
をしたりしていたのでそのせいかもしれませんが、無知には違いありません。
独り身を無事に過ごすのに現金のほうが大事かなと思って少しでも手に入る金額を増やしたいのですが。
目下、解約して一時払い養老保険に入るのか、あるいは払い済み保険にして(死亡保険金は私には意味がないので)2,3年後に解約して(金利も上がると思うので)定期預金などにするか、どちらかで迷っているのですが。そもそも払い済みにした保険は解約できるのでしょうか?
まみこさん ( 鹿児島県 / 女性 / 50歳 )
回答:5件
払い済み保険
まみこ様
保険給付に強いFPの大村貴信と申します。
まみこ様の詳しい状況はわかりませんが、頂いている情報をもとに想定されることを考慮して申し上げます。
まず、証券の再確認です。養老保険が特約でつく場合が稀と思われますので、今一度確認してください。
そして、今のご年齢で再加入した場合と平成4年での保険を維持(払い済み)するかですが、保険は死亡保障がつく限りは被令という考え方がありまして簡単に申し上げますと死亡する確率等を保険料に勘案します。15年前と今とでは、15年前のが死亡リスクは低いです。そして平成4年時は、予定利率も良い時なのでお客様には有利です。
以上を考えると今保険に再加入するよりは、既契約を維持したほうが有利ですので払い済み保険にしていくほうがベターと思われます。(お身体の状態次第では再加入できない可能性もあるのが保険という金融商品では考えられます)
払い済み保険にした後も解約はできますし、保障には高度障害状態時にも保険金が死亡保障額と同額でます。そういったリスクも考えるとお独りの考えられる不安な点も若干ながらカバーできますので払い済みされることをお勧めします。
回答専門家

- 大村 貴信
- (ファイナンシャルプランナー)
- イーエフピー株式会社 ファイナンシャルプランナー、相続FP
保険の目的は給付をもらうこと。だから一生のお付き合いをしたい
「保険は人間の気品の源泉である」と福沢諭吉先生が「西洋事情」という著書で紹介された保険は、誰かの役に立つ・愛のある商品です。貴い真心とゆうきをもって夢に向かってお客様と一緒に保険を設計してまいります。

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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生命保険の件
まみこさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『独り身を...のですが。』につきまして、払い済みにするのではなく、解約する方向でお考えいただいてもよろしいと考えます。
まみこさんのお考えの通り、死亡保障で1,008万円も必要はありません。
お葬式代程度あれば十分です。
尚、証書や約款を見ないと分かりませんが、養老特約につきまして、この特約は一般に言う養老保険とは異なる保障内容なのかも知れません。
また、現在の予定利率を考慮した場合、一時払い養老に加入するのでしたら、ネットバンクの定期預金に預けるか、個人向け国債などの金融商品の方が妥当であると考えます。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。また、分からないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。
リアルビジョン 渡辺行雄

吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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減額という方法
はじめまして、まみこさん。
マネースミスの吉野です。
契約時に終身保険と養老特約を逆に勘違いされていたみたいですね。
払い済み保険に変更してからの解約については、私は勉強不足ですのでお答え出来ないので申し訳ありません。
払い済みか解約かで迷われる前に、まみこさんの場合は主契約を減額されてはいかがでしょうか?
減額された場合にも、その減額された部分で解約返戻金がある場合は支払われるので、貯蓄部分の養老をそのままに死亡保障を葬式代程度にすれば保険料も低く抑えられます。
それも厳しい状況であれば、解約をされて養老ではなく年金保険が良いのではないでしょうか?
貯蓄として定期をお考えですが、未だ低金利時代だと思われます。定期ですと低い金利のまま預け入れる事になってしまいますので、ゆうちょの定額預金で金利が良くなったら預けかえる事も考えられます。
また老後の年金の足しにとお考えでしたら、まだ10年くらいの期間がありますので投資をお考えになる方法もあります。

山中 三佐夫
ファイナンシャルプランナー
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払い済み保険にすると特約はなくなります!
まみこ様へ
はじめまして、FP事務所アクトの山中と申します。
私はFP事務所開設する前はソニー生命に6年程在籍しておりました。今回、まみこ様からのご質問につきまして、どこの生命保険会社の商品か判りませんが、この商品は終身保険1,200万円(主契約)と養老保険300万円(特約)とおっしゃいますが、両方とも別々(主契約)の加入ではありませんか?通常、払い済み保険にいたしますと、特約がなくなります。また、払い済み保険は保障額が減額されますが、お預かりしています保険料は運用されますので、少しでも長く置かれた方が解約返戻金が多くなります。解約はいつでも保険会社の担当へ連絡すれば手配していただけます。
以上
今後、生命保険等につきまして、お気軽にご連絡をお待ちいたしております。
携帯:090−9313−0247
電話又はFax:03−6789−3125

大関 浩伸
保険アドバイザー
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予定利率の5.5%を簡単に捨ててはもったいないですよ。
はじめまして、まみこさん。?フォートラスト・大関と申します。
私の方からは、理論だけでなく実務的なところも踏まえてアドバイスさせて戴きますね。
結論から申し上げますと、解約しての再加入でなく、払済保険への移行(払済処理)をすべきだと思われます。
<理由>
1.平成4年時の加入となると、「予定利率」は5.5%と「確定高利率」です。
⇒解約しての再加入では、予定利率1%台となりますし、加入年齢も加味されますので、圧倒的不利です。
⇒余程のことがない限り、この権利は手放さない方(全部解約しないこと)が賢明です。
2.払済保険は、好きな時に解約できる
⇒現金がどうしても欲しい時まで現金をプールできる
3.払済保険に移行した後の、解約返戻金は、銀行の定期預金より高利率(予定利率の5.5%は確定)で殖えて行く
4.払済保険は、今後の支払がゼロであるばかりでなく
1,200万円の生涯保障が付く(機能は一時払終身保険と同じ)
5.もちろん部分解約もできる
例えば、5年置きに200万円ずつ減額(一部解約)することもでき、その際に、解約返戻金が、部分支給される
それと、払済保険後に一部解約をオーダーするという手もありますよ。
<例>
1.まず、払済保険に移行手続をする
2.1200万円のうち、600万円分の解約(半減)で、解約返戻金の約175万円を取得
この払済処理を利用することで、まみこさんは、予定利率が高いという「絶対有利」性と自由裁量権の両方を保持できるのです。
今のところ、保障の必要性は然程感じないかもしれませんが、削ることはいつでも簡単にできます。
再加入しても、2度とこのようないい条件での加入はできないのですから、そこは、したたかに柔軟に対処すべきでしょう。
(現在のポイント:-pt)
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