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対象:住宅設計・構造

本の重さが心配です。

住宅・不動産 住宅設計・構造 2007/10/30 04:06

最近、築21年の中古住宅を購入し、数日前に引っ越してきました。
木造2階建で、一からデザインして建てられたこだわりの家のようです。

その2階の1室の壁に本棚があり、そこに大量の本を収納したのですが、それから3日ほどして、その本棚の扉がきっちり閉まらなかったり、他の部屋のドアの建て付けが悪くなっていることに気づきました。
本の量が余りにも多く、目分量で500kgほどにになることと、その部屋の下の1階部分が広い部屋で、本棚の下を支える物が無いのと、家が木造なのとで、引っ越し当日から、床が抜けはしないかと心配していました。

その心配が的中してしまったのか、はたまた心配しているからこそ今まで気づかなかった建て付けの悪さに気づいてしまっただけなのか…。
もし、本の重さで家が軋んでいるのなら、また今後家の歪みに繋がるようならば、収納場所を変えなければいけませんが、この本棚以外に大量の本を収納できる場所が思いつきません。

はたして、500kg以上の本を2階の1点に集中して置くことに、木造の家は耐え切れるのでしょうか。
宜しくご教授願います。

fixerさん ( 兵庫県 / 女性 / 24歳 )

回答:3件

床が心配ですね

2007/10/30 08:39 詳細リンク
(5.0)

本はかなり重量がありますのでご懸念の件、確かに心配ですね。

木造の床荷重の計算値は1800N/?が基準になっています。N(ニュートン)と言う単位は見慣れないでしょうが、これをkgに変えると180kg/?になります。

fixerさんの本が500kgと言うことですが、その棚の面積を出されてみてください。その面積で500kgを割ってみて、上記の数値を超えていたらまずいでしょうね。しかし書かれている現象を考えてみたら、下の階に本棚を支えるような壁や柱が存在しないということのようですが、建物の強度は1階の壁量や柱位置関係に関ってきますのでこの文面では判断できませんが、計算値がクリアしていても少々懸念されますね。
対策として、本棚に収納されている本を最小限にされて、残りを1階に置かれることをお奨めします。それも結構な数があるようですので、一箇所にまとめておくことは床がたわみますので出来るだけ分散して置かれることがよろしいでしょう。少々不便でしょうが、そのほうが建物も長持ちしますよ。

1階でも壁際など床下に基礎がある場所を選んでください。そして可能ならば書架の床下の補強をされたほうがいいでしょうね。

評価・お礼

fixerさん

回答ありがとうございます。

180kg/?という値、大変参考になります。
今は床下補強を考える金銭的余裕がありませんので、何とか重さをコントロールしたいと思います。

本棚の床部分の面積から換算すると、110kg程度になるようです。

500kgというのは最大限本を詰め込んだ状態での目分量を少し多めに言ったもので、(建て付けの悪さに気付くまではかなり詰め込むつもりでいました)今は8分目ほど入っています。
何kgくらいかは正確にはわかりませんが、それでも、確実にオーバーしていますね・・・これはちょっと減らさねばなりませんね。

本棚自体が重い本を置くために設計してあるようですが、常識的な範囲に収めようと思います。1階や吹き抜け部分などに分散して・・・
何とか工夫してみます、せっかくの新居、長く快適に暮らしたいですものね。

ありがとうございました。

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2007/10/30 09:23 詳細リンク
(5.0)

こんにちは。工藤住環境設計室の工藤と申します。
fixerさんは、読書好きなんですね。
今後も本が増えていくと考えれば、2階床補強を検討するのも良いと思います。
また、細かいことでは、本の置き場所を2階の高い位置より床面付近に置く方が、地震時の水平方向の揺れが軽減されると思います。
(極力重心を低くする)

評価・お礼

fixerさん

回答ありがとうございます。

次々と本を買ってしまう上に、コレクション癖と勿体無い精神が「読まない本は処分する」という行動を阻んでしまって、増えていく一方です。
困ったことなのですが、好きなのでどうしようもありません・・・。

床の補強とは、どのような工事になるのでしょう。
床に厚い板を追加する・・・という形なのでしょうか。
作りつけの頑丈な本棚ですので、設計段階で床を補強してあるかもしれません。
が、設計図を見てもよくわかりません。

本棚の下のほうに重い本を入れて、上のほうの本は別場所に移動させて飾り棚にでもしようと思います。

アドバイスありがとうございました。

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敷浪 一哉

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建築家

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補強したほうがいいですね

2007/10/31 04:19 詳細リンク
(5.0)

fixerさんこんにちは。
500kg以上の本ですか!すごいですね。
一箇所に集中していると、直下の床が沈んでいるかもしれないですね。
直下の部屋の状況がわかりませんが、床の補強は柱一本添えるだけで解決できる場合もあります。
もちろん専門家に見てもらう必要がありますが、
思わぬ解決策が見つかる可能性もありますよ。
一度相談されてみてはいかがですか?

評価・お礼

fixerさん

回答ありがとうございます。

本棚の真下には壁も柱も無いのですが、ちょうど本棚の端のあたりの1階部分に壁があります。もしかしてこれは、最初に建てた人が、本棚を支えるために添えたものなのでしょうか。
最初のオーナーさんはものすごくこだわりのある人でしたので、作りつけの本棚を設計したなら、それを支えるものもしっかり作っているのかもしれません。
建築が専門ではないけれど、長年現場で作業をされている方が昨日、「この家は基礎から何からとてもしっかり作ってある」とおっしゃっていました。

私の心配のしすぎかもしれませんが、近いうちに不動産屋さんが遊びに来られる予定がありますので、とりあえずはその方に伺ってみようと思います。

ありがとうございました。

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