対象:住宅設計・構造
回答:8件
居場所
「嫁VS姑ではなく、婿VS姑(+舅)のトラブルを回避するにはどんな工夫」との事ですが、私がヒアリングしながら検討してみますと、書斎(コーナー)を造るのが良い方法かと思います。
ただ書斎を造るのではなく、子供達の勉強コーナーを兼ねたりすることや、リビングと近い位置に設ける事で、孤立はしない様にしながら尚かつ、少し間を取れる位置にいられる様な場所を設定します。
こうすると、悪い感じもなく少しだけ席を外す事もおかしくありませんよ。(その場所にテレビを持ち込むと居座ってしまうかもしれませんが・・・)
ご参考までに
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仲良くするという発想
奥様の実家との二世帯とのこと。
最近、こういったケースも増えていますね。
さて、ご質問の件ですが
「婿VS姑(+舅)のトラブルを回避するための工夫」
について。
これについては色んな考えがあると思いますが、私が
これまで家づくりをしてきて思うのは、''「家の空間で''
''トラブルを回避&解決しようとする発想が、トラブル''
''を生み出す」''ということです。
禅問答のように聞えるかも知れませんが、深層心理で
は「問題解決が新たな問題を作る」と言われています。
そのように考えると、回避ではなく、純粋に仲良くする
ための発想という角度で考える事がポイントになると
思います。
例えば
「仲良くするために共有のリビングをどう考えるか?」
「プライバシーと共同生活のメリハリを楽しくなるためにどう考えるか?」
という発想です。
そのように発想すると、常に「不安」や「ストレス」から
では無く「楽しさ」「豊かさ」「幸せ」から物事を
導く事が出来るでしょう。
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家づくり全般で分からないことがありましたらいつでもご相談ください
経験豊富な設計者に
今回のご相談者はご主人のようですね。
住まいの形は、ご家族ごとに違ってきますが,傾向として息子世帯と親世帯の2世帯と娘世帯と親世帯の2世帯では、リビング、水廻り(キッチン、浴室)の共有部分の考え方が異なって来ます。
また、子世帯と親世帯の生活リズムが異なる場合が多いので、何処まで共有部分を考えるか、各世帯のプライベートスペース以外は共有とするケース、基本的に全て分けるケースなど、ご家族のお考えを元にバランスの良い形にして行ければ良いと思います。
世帯間の建具鍵ひとつでトラブルになる事もありますし
お子様が誕生した事でわだかまりが無くなる事もありますので、経験豊富な設計者にご相談されるのが良いのではないでしょうか。
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打合せは全体と個別で!
現在3世帯住宅を設計していますが、過去の2世帯住宅の経験を含めていうと
ほんとに多種多様です。一般解など無い!といってもいいかもしれません。
よく見かけるのは、
・其々の世帯に遠慮して、言いたいことが言えないというケース
・さらには、親の世帯が費用負担が多くされる場合が多いと
若夫婦のお嫁さんがなかなか発言しづらいというケース
これらの弊害をなくし、本音ではなしができるように、
全世帯家族との打合せ
単独世帯家族との打合せを用意して対応しています。
全世帯家族との打合せでは聞けない本音がたくさん出てきます。
家という高価な買い物
本音を形にしてあげることも建築家の仕事だと考えています。
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建築倶楽部/前田敦
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二世帯住宅の計画
奥様のご実家との二世帯住宅との事ですが、家事や育児などの日常生活の主な部分を奥様とお母様とが協力されるのでしょうから、理想的な家族形態かと思われます。
ただし、そうは言っても全く別の家族が加わるのですから、トラブルは避けられないでしょう。
私が設計した二世帯住宅の場合は、玄関、階段、水廻りなど必要な機能は全て各世帯に設け、独立した二住戸とした上で、内部の階段にドアをつけて、何かあった場合、すぐに行き来できるようにしました。
このドアに鍵は付いておらず、二世帯の約束で、普段は玄関を利用し、極力使わないことにしているそうですが、いざという時の安心に繋がる大事な要素になっているようです。
二世帯住宅に対する一つの回答ではないかと思っています。
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2世帯は楽しい
まず、VSという発想から変えてみてはどうでしょう?
対立を回避するという目的からは、
完全分離の方向しか見えてこないかもしれません。
奥様の両親と同居の場合、
ご主人は日中いらっしゃらないので、
帰宅時と帰宅後のくつろぎ方、
週末の過ごし方をどうするか、を
具体的に検討します。
帰宅が遅い場合、玄関の開け閉めの音が
気になりますから、位置などに気をつけます。
その後、TVを見るのか、書斎でパソコンを開くのか、奥さんと晩酌をするのか、お風呂にゆっくり入るのか、
どこでどうくつろぐのが希望かによって、
充実させる場所が変わってきます。
さらに、週末お出掛けが多いのか、静かに本を読んで過ごしたいのか、でも変わってきますね。
そうやって、ご主人(またはお嫁さんに置き換えてもいいです)が、リラックスできる場所を十分確保した上で、デッキや大きなリビングダイニングなど、是非、一緒に楽しんだり、様子を伺える場所をつくってください。
「一緒に住むのは楽しい」
助けてもらったり、子供が行き来をしたり、
安心だと感謝されたり、
自然に、二世帯がいいな、と思える住まい作りを
してはいかがでしょう。
せっかく、大家族で生活するのですから、
回避ではなく、
距離を取りつつも、
前向きに楽しもうとする気持ちが
成功の一番大事な鍵だと思っています。
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青木 恵美子
建築家
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「二世帯住宅」について
一言に「二世帯住宅」といいましても色々な形態がありますので、ちょっと整理して考えます。
息子家族との二世帯、娘家族との二世帯、そのほか兄弟家族との二世帯住宅というのも設計したことがあります。
次に「二世帯住宅」の形態について考えます。
1、並列完全分離型ー玄関もそれぞれで、完全に機能(キッチン、浴室、リビングなど)が二つあり、扉一つ程度でつながっている。
2、上下完全分離型ー玄関二つあり、完全に上下で分かれ機能もそれぞれ。
3、上下半分離型ー玄関など共有で(お風呂共有の場合も)、あとはそれぞれの機能がある。
4、半分離型ー基本的な機能(お風呂、キッチンなど)は共有する。
敷地、家族の形態により、それぞれ異なると思いますが、1が一番各戸の独立性が高く4にいくに従って共有部分が多くなります。
ちなみに、我が家は娘夫婦との二世帯住宅(私の親)で3の形態ですが、私が配慮したことは、婿(主人)の居場所を確保したことです。一家の主人として肩身が狭くならないように、また子供たちにとって父親の威厳が保てるように、2階のリビングをできるだけ大きく取りました。つまり子世帯だけでくつろげるスペースを確保しました。
また、他にも娘家族との二世帯住宅を設計した時も、敷地や住宅の大きさの関係で4の形態でしたが、2階になるべく子世帯だけでくつろげる部屋を大きく取りました。
ただ言える事は精神的なことですが、「親しき中にも礼儀あり」という昔から言われているように、あまり干渉しすぎないということでしょうか。。。
宮原 謙治
工務店
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守衛さん不在の家づくり・・・
大阪の住宅家・幸せこだわり住宅職人謙さんです。
二世帯住宅の設計コンセプトはを明確にすることです。同居される方の年齢や心身の状況・家族構成がわかりませんので、回答に困りますが、親御さんも現在はお元気であるということで回答します。
まず、お互いが我慢や辛抱をしない仕組みを考えることです。
一階が良いとか2階が良いとかなどの話が出てきますが、両親が一階の場合で若夫婦が二階の場合のメリット・デメリットをリスト化しみることです。また、逆の場合も同じようにします。そして、今は良いけど将来はどうかの研究です。人は年齢を加えると、体力や気力の衰えは出てきますが、気配や音などには反応するものですから、よく考えてください。
今回の設定の場合は、家族仲良く健康長命で生活するということの条件と原因を住まいという中心的生活環境に仕組むことが大切ですね。
玄関先に守衛さんを置いてチェツクされる間取りにならないことを願います。
(現在のポイント:-pt)
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