対象:保険設計・保険見直し
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27才のサラリーマンです。現在保険に入っておらず、加入を検討中です。今年3月に結婚し、来年子供が欲しいと思っています。
終身の医療保険を日額10,000円の60才払済で検討していますが、給付日数はどのくらい必要なのでしょうか。
60日にすると保険料は安くなりますが、長期の入院に備えるために保険に入るのでは?とも思いますし、そんなに長期間入院することもあまりないのかも?とも思います。
そこで、両方のリスクを分散するために、二つの保険会社でそれぞれ日額5,000円ずつ、60日と180日の二種類契約するのはどうかと思っているのですが、これはあまりおすすめできることではないのでしょうか。二つに分けるデメリット等はあるのでしょうか。無難に180日の保険に入る方がいいのでしょうか。
死亡保険は変額終身600万(60才払済)加入予定、子供ができた時に家族収入特約を追加しようと思っています。
妻は独身時代からの保険を継続中で、変額終身300万、日額7,000円120日の医療保険(ともに55才払済)に入っています。
agoさん ( 岡山県 / 男性 / 27歳 )
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入院の給付日数について
agoさん
はじめまして、給付に強いFPの大村貴信と申します。
まず、保険についての考え方はいろいろあるということです。その人なりの考え方があってもいいと私は思います。
ですので、agoさんの考え方でいいと思います。
その上で、入院の考え方ですが、入院には風邪のウィルスで1週間入院したり、虫垂炎で3、4日の入院があったり、がんで3ヶ月、6ヶ月入院したりと様々なケースを見てきています。
入院が長引く時は重い病気の可能性があり、治療費、薬代等がかかるケースが多いです。逆に短い場合は症状が治まると退院できるのでコストが少なくて済む場合が多いです。
つまり短期入院については、自己資金でまかなえる場合が多いということです。
私は、15日、1ヶ月を目処に考えたとき高額療養費の制度(後で還付されるもの)を考慮して入院金額と病気の種類を考えて設計します。すると自己負担として10万円を考えると10万円を15、もしくは30で割って、日額3000円から6000円くらいを保険でまかなえると5000円くらいが適当と思います。
期間については、120日くらいあればいいのではないかと思います。これも経験も踏まえ、半年の入院は今の医療事情では可能性が少ないけれども3、4ヶ月はありうるからです。当然3、4ヶ月の入院は癌や介護を要する状態なのでそれには、日額5000円では不足する病気ですのでがん保険や介護保険等との併用でそれぞれを大きすぎないように保険をかけていくとトータルコストは抑えられると思います。
回答専門家
- 大村 貴信
- (ファイナンシャルプランナー)
- イーエフピー株式会社 ファイナンシャルプランナー、相続FP
保険の目的は給付をもらうこと。だから一生のお付き合いをしたい
「保険は人間の気品の源泉である」と福沢諭吉先生が「西洋事情」という著書で紹介された保険は、誰かの役に立つ・愛のある商品です。貴い真心とゆうきをもって夢に向かってお客様と一緒に保険を設計してまいります。
60日タイプがお勧めです。
こんにちは。
?FPソリューションの辻畑と申します。
給付日数ですが、60日をお勧めします。平均入院日数が約40日です。そして、今後医療技術が進歩すればするほど入院日数は短くなると予想されます。
また、60日タイプと120日タイプ、180日タイプを比較すると同じ保険料で60日タイプは入院日額をUPできます。
例えば60日タイプで10000円と120タイプで5000円保険料そんなに差がないと思います。そうすると手術給付金もUPされます。
そのほかに、考える点としては60歳払いと終身払いどちらがいいかということです。終身支払えるかという不安があるかと思いますが、インフレリスクを考えると終身払いのほうがリスクヘッジができます。60歳払いは保険料の先払いです。
回答専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
辻畑 憲男が提供する商品・サービス
研究熱心さに敬服します
FPの佐藤 洋です。
既に述べられているとおり入院期間は短期化の傾向があり、短期入院に対する医療保険への依存度は今後、低下傾向にある一方で、どんな入院シーンがご自身の家計に影響及ぼすかについて、お考えになるといいと思います。
一般論として、長期化した入院やリハビリと先進医療のお世話になったときが挙げられます。
長期化した場合は、有給休暇消化後の給料は減額されますし、先進医療は全額自己負担という点で、保険への依存度が高まるかと思います。
どちらも確率的には低いですが、そもそも「保険は万一に対する備え」と言われるとおり、ホントに深刻なケースに家計の補てんとなることが大きなポイントかなと思うのですがいかがでしょうか。
個人的には30日とか60日免責の180日型とか730日型医療保険が登場してくれると保険料も割安になっていいかなとも思っているのですが、現実的ではないので、agoさんが検討しているような加入方法をお勧めすることは多々あります。
60日型5000円と180日型の選択肢に加え730日型で5000円という場合や7:3、6:4といった配分です。
これに10年物でもいいのでがん保険の予算を組めれば、安心感がありますね。がん治療の先進医療には300万円ほどかかる治療もあり、その効果が注目されているそうです。いざがんになってしまった場合、3割負担の保険診療と先進医療の選択に資金面で悩まなくていいようにしたいものです。
ただ、医療保険やがん保険だけですべてを補えないことも想定できますので、「預貯金との両輪で備える」との考え方も底辺に入れておいていただくといいでしょう。
変額保険は、経過年数やファンドの運用実績にもよりますが、いざというときに契約者貸付等も受けられますので緊急性の高い資金難の際に活用できます。ファンド選択の際は国内物にとどめることなく海外にも分散させておくこともポイントです。
回答専門家
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医療保険について
はじめまして。
山本裕と申します。宜しくお願いいたします。
ご質問のこれからご加入を検討されている保険につきまして、ご回答させていただきます。
○ 医療保険について
・保険期間は、一生涯保障ができる終身が良いかと思います。年金財政と同じくこれからますます進む少子高齢化に伴い医療費の自己負担は将来増えていくことが予想されます。
・払込期間は、55歳や60歳までのお支払いがお勧めです。月々の負担も終身払いに比べても大きな差でないと思いますし、老後の保険料負担は極力ないようにすることがいいと思います。保険料の総支払額も安くなります。
・入院限度日数についてですが、一番にはご自身が安心できるものにすべきと思います。60日で不安を感じられるようでしたらもう少し長いものにすべきと思います。ただ目安として、現在の平均在院日数は、約28日。入院全体の9割は60日以内の入院。診療報酬制度の改正から明らかであるように、平均在院日数のさらなる短期化(医療保険財政を悪化させない為)が進むことは間違いありません。しかしながら、病気別に見ると特に脳血管疾患(脳梗塞、脳卒中、くも膜下出血など)は平均100日を越える長期入院になっております。日常生活に戻ることが困難な状態でリハビリが必要である為です。
・医療保険の商品について、具体的な商品名を挙げることをココでは致しませんが、最近では、生活習慣病のときには、120日・180日限度まで保障でき、それ以外の病気ケガは60日までできるものもあります。60日と120日を組み合わせるよりはそういった商品選択をしてもいいかと思います。もしくは、120日型・日額1万円を検討されるのであれば、60日型・日額12千円で加入されてもいいかもしれません。保険料はほとんど同じですし、120日型に比べ、約100日以内の入院であればこちらの方が給付金額は多いはずです。
あとにつづきます。(長くなってしまいました)
補足
・日額などについてですが、日額1万円加入したから安心というわけではないと思います。もし自分が入院したときどこの病院にいくのか?(公立の病院?大学病院?)病気によって、高度先進医療・高額な差額ベッド代が掛かる場合もあります。実際病院によってかなり差があるのではないかと思います。高額療養費制度もありますが、がんなど退院後長引くこともあります。このあたりは、ご本人の価値観によるものが大きいですね。
こういったポイントを把握して、agoさんが納得できる保険や商品の組み合わせを専門の方にご相談されるのがいいと思います。
死亡保障も同様によく検討してみてはいかがでしょうか。
少しでもお役に立てましたら幸いです。
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記事制作に関するご相談
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
よく考えられています。
はじめまして、agoさん。
マネースミスの吉野です。
医療保険について検討中という事ですが、現在日本の医療事情は確実に欧米化に向かっていると思います。
医療技術の進歩により、入院日数の短縮、その後のリハビリ介護。
そういった事を考えると、医療保険は60日でも良いかも分かりません。
長期の医療保険と二口の加入するというのも考えようでは良い様にも思えますが、入院給付金だけを考えると
180(日)−60(日)=120(日)
これに給付金をかけると
120(日)×5,000(円)=600,000(円)
緊急資金として60万円あれば済みます。
また高額医療費控除もありますので、ある程度の緊急資金を貯蓄し、医療保険は最低限でも良いのではないでしょうか。
しかし、長期の入院も心配でしたら介護保険も考えられます。
(現在のポイント:-pt)
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