対象:住宅設計・構造
回答:1件
夏の西日が強烈ですね、、、
bolb1980こんにちは。大阪で設計事務所をしています、福味と申します。
結婚して間もなく西側にしか接道しない敷地に家を建てて住んでいました。敷地間口は9m程度あったのですが、南側から採光を取れず、西面と東面からの採光を取った間取りでした。道路の向かい側に高い建物が無かったため、5月~10月までの西日が強烈で、放っておくと真夏にはクーラーが全く効かない状態で、葦簀(ヨシズ)や簾(スダレ)が必須でした。
リビングは常に人がいましたので、こまめに日射を遮蔽して温度対策していましたが、個室は夜中まで熱気で寝苦しい夜を何度も体験しています。
結局のところ、西側から採光を求めても、西日が当たると遮蔽しなければならず、明るいハズなのに、常に照明を付けていると云う生活でした。
住めば都で、それなりに慣れてしまいますが、住んでみて初めて西日の強さを思い知りました。
この経験以降、西側道路の住宅は西面から採光を求める事はせず、狭い間口の家でも南面から光を取り入れる工夫を考える様になりました。二階リビングの家なら西側から採光を求めずとも、ちょっとした工夫次第で快適な家になるかと思います。
プランをお見せ頂ければもう少し具体的なお話しが出来るかと思います。
添付写真は東西に長い敷地で二階を南面から採光を求めた例です。
評価・お礼

bolb1980さん
2018/04/07 20:35写真の添付で雰囲気が伝わりました。南側に窓があるとだいぶ明るいですね。分譲物件は、 2階リビング東側の窓と、北側の階段横の2箇所のみでした。西側にキッチンなんですが窓はなく、南側に水回りがあるので特に期待はできません。東側からの窓だけですとやはり暗くなりそぅですね。
回答専門家

- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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