対象:インテリアコーディネート
現在、16.5畳のLDKの照明計画をご教示戴きたく、初めて質問させて戴きます。どうぞよろしくお願いいたします。
躯体はL字形のLDKタイプになり、
LDとしては、横長になります。
検討している器具としては、
リビング側にペンダント(PH5/150w)をダイニング側に天井付けのレールのスポット照明を数個と考えているのですが、明るさは足りるものでしょうか。
イメージとしては、
シーリングのように部屋全体を明るくするようなイメージではなく、間接的に明るくする空間を希望しているのですが、暗過ぎず、雰囲気の良い明るさを保つためにはどのくらいの光量があれば良いか分かりません。ご教示戴けますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
com16さん ( 東京都 / 男性 / 44歳 )
回答:3件
1灯では完全に暗いです。
com16 様
ルイスポールセンの照明器具ですね。
基本的にはご要望の間接的にお軽くするする空間を希望しておられるイメージには間違いはありません。
しかし、天井付けレールのスポット照明を数個とお考えに様ですが・・・
実際に取り付けてみればわかりますが、照明器具の傘が比較的大きな存在ですから~
数個となればかなりうるさい気がしています。
特に1灯であれば見た目は良いのですが、取付位置が最適な距離がテーブルトップから照明器具の下場まで60センチ位の距離になりますので数個つけるとなればテーブルの上は可なりうるさい感じがします。
この様な照明器具はあくまでも1灯でムードを演出する照明器具です。
食卓には良いですが1灯では完全に暗いし2~3灯付ければ確かに明るさは十分でしょうが、
かなり存在感を主張してしまいます。
また、このタイプは傘が大きいので埃だまりになりお掃除が大変ですよ!
ご夫婦2人きりの生活であればでまだしも、お子さんが居られる過程では難しいと思います。
家族構成が分かりませんので余計かとは思いましたが・・・
その他の照明器具であれば、天井埋め込み式の*ダウンライトが種類も豊富で聴講もスポット的な照明もかなり用途に応じて御座いますので再検討されるのであればダウンライトもありかと思います。
先ほども申し上げましたが、思ったより傘に埃が溜まりますよ・・・!
インテリアデザイナーからのアドバイスです。
参考までに弊社のワーク内容です。
ホームページ http://vetrina-interno.com/
3DCG画像のショールム提案 http://vetrina-interno.com/
回答専門家
- 稲垣 史朗
- (神奈川県 / 店舗インテリアデザイナー)
- パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。
店舗のデザインに特化したお悩みを相談してください。デザインから現場施工まで1000件以上の経験がございます。誰に、何を、どの様に、お店を開店したらよいのか?不安な点は全てご相談に承ります。
稲垣 史朗が提供する商品・サービス
どんなスタイルも好みの形でオーダー家具作成のご相談に乗ります
壁面収納等など自分だけのスタイルでお気に入りの家具を素材選びからご相談させて頂きます。
リフォームとは、ちょっとしたアイディアから生まれて来るものです。
リビングとダイニングの明るさ
com16 様
はじめまして、インセンス斉藤と申します。
LDの照明計画についてのご相談ということですが、ひとつご確認です。
>リビング側にペンダント(PH5/150w)をダイニング側に天井付けのレールのスポット照明を数個…
とありますが、ダイニングにペンダント(PH5)ではないのでしょうか?(リビングテーブル上に下げる場合もありますが、器具の高さや家具の配置などいろいろと難しいと思います。)
全体の明るさについては、これまでの生活習慣や明るさに対する個人差もあるので一概に言うことはできませんが、同じ照明でもどこをどう照らすかによって感じる明るさが違ってきます。スポットライトで真下の床面を照らすのと、白い壁面を照らすのでは後者の方が断然明かるく感じます。
照明を考える場合、目的にあった明るさを確保できるようにすることも大切です。
ダイニングでは食事が美味しく見える明かり、リビングで本を読む時は手元の明るさ、テレビを見る時は目が疲れないような明かり…。
でも、このように考えていくと、なかなか照明計画も難しいものになってしまいますね…。
建築段階であれば基本となる照明として、ダウンライトや間接照明で壁や天井を照らすなど全体を柔らかな明かりにして、ペンダントやスポット、スタンドなどで必要に応じて明るさのメリハリを出すのが良いと思います。
*参考になるか分かりませんが、写真を添付させて頂きます。
何かお役になることがあれば幸いです。
ご不明の点などありましたらお気軽にお問い合わせください。
回答専門家
- 斉藤 克雄
- (東京都 / インテリアデザイナー)
- インセンス 代表
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暮らし方は十人十色…あなたの暮らしに合った提案をするのが、インテリアコーディネーターの仕事です。これまで約400組のお客様とお会いし、それぞれに合ったご提案を行ってます。あなたの「暮らし」のいろいろ、どうぞお気軽にご相談ください。
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かきさん
照明学会認定「照明士」
-
照明のプロ「照明士」です。
通常のイメージですとテーブル上にペンダントライトを高さを調節して
テーブルがほぼカバーできる高さまで下げます。
リビング全体の照明としては配線ダクトにスポットを取り付けるだけでは
全体が明るくなるイメージはありません。
スポット照明は指向性のある器具ですので部分的に明るくしたい場所を照
らすような目的に使います。たとえば壁に掛けた絵画や置物を照らすなど。
全体を優しく明るくするとなるとおっしゃる通り間接照明が有効です。
間接照明は白い天井面や壁面に照明をあてて反射光を利用することで優しく
明るい感じを演出できます。
光量の件ですが現在ですとLED照明から選ぶこととなります。
全光束(ルーメン:lm)で表示されています。目安としては今までの白熱電球
の40Wくらいが480lm程度、直管蛍光管(白色)の20Wタイプが1000lm程度
直管40Wタイプで2000lm程度というところです。
生活空間では掃除をする時などは、白色でなるべく明るくして掃除をすると
はかどります。逆にゆったりと音楽を聴く、映画鑑賞をする時などは電球色
でやや明るさを落とした方がリラックスできます。
生活空間では調色と調光のできる器具が便利なことが判ります。
これを実現している器具は実は住宅用シーリング器具がほとんどです。
ダウンライトなどで光源を増やして全体照明を考えることもできますが
その場合は電球色か白色に固定されますし調光対応のLED電球と調光
スイッチを組み合わせることになります。
実はだいぶ以前に自宅用に照明設計した時はダウンライトの数を増やし
2台づつ取付けて片側に電球色、片側に白色のランプを装着して調光スイッチ
をそれぞれに付けることで光色の切り替えと調光を実現し、さあ掃除だ!
という時には全点灯する。などと使い分けていました。
本当に自由な照明空間を作るとなると照明器具代と工事費用が高額になり
ますので、現実的には調色・調光のできる安価な住宅用シーリングが一番
安価で快適な生活空間照明になるのかもしれません。
(現在のポイント:-pt)
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