風水の取り入れ方

こんにちは。プリンプリンさん。

風水に興味をお持ちのようですね。

私を含めて建築家の多くが、「科学」的なことに対しては意見を論じたりしますが「疑似科学」「非科学」的なことに対してはなるべくコメントしない習性がついています。つまり、根拠の無いことを述べることでお客様に迷惑がかかることを嫌うからです。
その逆に風水を信じているお客様に対して「信じるな」ということも滅多にありません。
「なるべくなら信じているものに合わせて設計したい」という気持ちと「プランニングに無理が生じるなぁ」という気持ちで葛藤することがしばしばです。

最近「風水の真実」（日本経済新聞出版社）という本が出ています。そのレビューが下記になります。
http://www.pf1.jp/blog/index.php?ID=670
その中で
『第二の答。「風水には、地球の環境問題を考えるような大きなスケールのものから、個人のインテリアグッズ選びなどの小さなスケールのものまで、いろいろな種類がある。スケールが大きいほどブルーゾーンはライトに輝き、スケールが小さいほどブルーゾーンはダークさを増していく」』

風水の歴史を思うと、「言い得て妙」だと思いました。

中国や台湾などに行くと、超高層ビルなのに「えーっ なんでこんなところに門があるの？」などと驚かされます。多くは「風水」をもとに設計されています。

日本はというと高温多湿で季節により風向きが変わることから「家相」をもとに設計されることが多いです。
とはいえ基本的な「表鬼門」と「裏鬼門」の考え方で、北東と南西に配置するものを気をつけること等ですが気にせず使い勝手で設計される場合もあります。

ご質問の「八卦」「九星」の考え方に答えられず申し訳ありませんが、風水は年ごとに吉方が変わったりしますのでバランスのとれた間取りの部屋が見つかることをお祈りいたします。

プリンプリンさん

はじめまして。風水に関してですが、結構情報が
混乱していて分かりづらいと思います。

さて、プリンプリンさんにお答えするなら、まず
引越しする方位なら、九星の盤で見てください。

八卦は易学がベースで先天・後天と盤が二つあり
後天の盤の内容が九星と連動していますが、はじめ
はちょっと分かりづらいと思いますので、使わ
なくてもＯＫですよ。

文面から見ると、星は一白水星ですか？
（※３４才ということは１９７２年生まれですか？
７３年なら九紫火星ですね。
いずれも２月４日の節分で変わりますから
これは購入された本を参照ください）

一白の場合は来年（２月以降）の吉方位といわれて
いるのは、東北、西、西南です。
※来年は北は暗剣殺という方位で誰にとっても大凶ですよ

上記は引越しする時の吉方位というもので、
これとは別に引越しする先の間取りを家相や風水
で見ていきます。

流れとしてはそいう言う感じですね。

はじめてだと結構複雑なので混乱されるかも
しれないので、出来れば専門家に見てもらうのが
ベターでしょう。

参考になりましたら。

八納啓造 拝

追伸 生年月日を教えていただけるのでしたら
お伝えで出来ますので、関心がありましたら
メールを送ってくださいね。