おいで、が生活の中では、できない。
2017/08/11 07:221才7ヶ月のシェルティの男の子です。訓練では物覚えが良く、待てもおいでもできるのですが、生活の中では、おいでができません。ご飯やおやつを見せると来ますが、なにもないと分かっていると、動かないか逆に逃げていきます。散歩でさえ、リードを持っていると、離れたところで止まって、こちらをうかがっています。つけてしまえば、嬉しそうに歩きだしますが。
小さい頃から、ちょっとおかしいとか嫌だった、ということをずっと忘れないところがある子でした。歯磨きやブラッシングが嫌で、私を避けているのかな、と思ったりして、控えたりもしましたが、まったくやらないわけにもいかず、困っています。
ぽんぽこママさん ( 埼玉県 / 女性 / 62歳 )
回答:1件
成犬・青年期の犬に「おいで」ができるようにするには。
ペット行動コンサルタントSENDAのペットドッグ認定トレーナーCPDT-KAの千田純子です。
子犬の頃はご褒美をもらえば喜んでなんでもしてくれたと思うのですが、生後6ヶ月ぐらいからは自我が出てきて、「号令はわかっているけど、やりたくないからやらない」という気持ちが出てきます。1歳7ヶ月だともう成犬ですね。
この時期から子犬のパピートレーニングから、成犬・青年期の犬へのトレーニングへトレーニング方法を変えていく必要があるのですが、成犬・青年期の犬へのトレーニングは細かな指導が必要なので、文章だけで指導していくのはむずかしいです。
成犬・青年期の犬に対しては、嫌なことでもやらなければならないことがあり、やれば良いことがあると教えていくことが大切ですが、そのやらせる方法、褒めるタイミングなどはその犬によって様々なので、犬自体を見ながらでないとトレーニングはできないと思います。
何か気になることがあるということを聞かないというのも、トレーニングの方法で直すことはできます。
ご褒美ばかりに頼っているとご褒美のない時には指示に従わなくなることはよくあることです。
生活の中で「おいで」を教える方法は多々あるのですが、その犬、飼い主さんによってどの方法をとるのが良いかは変わってくるので、実際に指導してもらえるトレーナーに見てもらって指導を受ける方が良いと思います。
回答専門家
- 千田 純子
- (千葉県 / 獣医)
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
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