はじめて相談させていただきます。
何か都合が悪くなると言い訳がましいことばかり言ってしまったり、
場合によっては誰にでもわかる嘘をついてしまったりしてしまう自分がつらいです。
こんなことばっかりしていたら、そのうち自分で自分の首を絞めてしまうことになるのは明らか
だと自分でも思ってしまうぐらい危機感を持っています。
特に、このまま30歳という年齢まで来てしまったのもあり、あと半年ラストチャンスだと思って
自分の嫌な部分、悪い部分をすべて変えてしまおうと思いました。
まずは、タイトルにも書かせていただいているのですが、嘘を言ってしまう、言い訳を発してしまった
結果、苛まれる自分を断ち切りたく考えています。
そのための心構えとして、誰も見てなくても、みんなに見られているんだということを心掛けていこうと
考えているのですが、専門家の先生方の立場としてどのようなことを注意、実践していけばいいでしょうか?
ガンちゃんさん ( 和歌山県 / 男性 / 30歳 )
回答:1件
国府谷 明彦
厚生労働省認定 産業カウンセラー
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あるがままの自分であろうとしてください。
投稿ありがとうございます。
認知行動療法によるカウンセリングをしている聴心館の国府谷(こおや)と言います。よろしくお願いします。ガンちゃんと呼ばせていただきますね。
嘘をいう、言い訳してしまう、その結果、自己嫌悪に陥ってしまうということでお悩みなんですね。お気持ちお察しします。
自分を良い方に変えていこうというお気持ちは、良いですね。素晴らしいことです。ただ、悪いところを腫瘍のように切り取ってしまおうとするのは、ちょっと違うかもしれません。例えて言えば、神経質な人がいるとします。こういう人は、別の意味で、細かい配慮ができる人ということになります。神経質を治したら、細かい気配りもできなくなったということになりかねません。この場合は神経質を良い方に生かしていくことが大切になります。この考え方を意図してください。
ガンちゃんは、恐らく自分をよく見せたいという思いで、嘘や言い訳が出るのではありませんか? これは、自分を人として良い方向に持っていこうとする心、向上心が元になっているはずです。それが、歪んで出てくると、嘘や言い訳になる。こうした時に、表面だけ切り取る、つまり、嘘や言い訳を言わないようにするというのは、一時的にパッチを当てた、応急措置のような効果しかありません。
嘘や言い訳が出そうな時、根本に向上心がある、そこにフォーカスするようにしましょう。嘘や言い訳で表面を取り繕っても、本質の自分は向上してはいません。自分の中身を外にさらすこと、そうすることで、本当の自分が向上して行きます。ありのままの自分で、ありのままに思ったことを行動する。それによって、自分が向上します。その際に、痛みや苦しみもありますが、それが向上させるのです。痛みや苦しみを覚悟の上で、嘘や言い訳をせずに、ありのままの自分でいる。それをチャレンジして見たら良いと思います。
ガンちゃんを応援しています。困った時にはいつでも相談に乗ります。良い結果が出ることを祈っています。
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