対象:独立開業
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タイトル通り、写真屋を経営したいと思っています。
僕は現在25才です。
20才から撮影スタジオで2年勤めた後、フリーランスの照明スタッフとして独立し3年目になる所です。
普段はCM、PVなどの広告の映像、グラフィックをメインに仕事しています。
しかし、フリーランスの将来性や寿命などを考え30才を目安に地元である静岡県の東部で写真屋を開業したいと考えています。
趣味でカメラをやってる事と、本業で映像制作の最先端であるCM撮影に携わっていることから、技術や撮影機材の知識への心配は特に感じていません。(写真屋とCM撮影は違う事は認知していますが、通用するものが多いと思っています。)
しかし、会社の経営自体のことや写真屋としてのデータ、アルバム等の商品の事などの知識が一般人程度しかありません。
写真屋で働くのもありかとは思いましたが、撮影の仕事を続けているのも大切なキャリアとスキルに繋がると考えています。上記程度の情報しかありませんが現状僕の学ぶべきモノ、個人でやっている写真屋の現状などなんでもアドバイス等あれば頂けると嬉しいです。
僕の考えている写真屋はコンセプトを流行に置き、町の写真屋さんという少し古く堅いイメージから離れたいと思っています。
例として、学生や若い方がSNSにあげられる自慢の1枚や、付き合って1年の記念にプレゼントとして撮る1枚など、
七五三、成人式、結婚式はもちろんにして、流行の部分で差別化を図ろうとしています。
この考えにも指摘やアドバイス頂けると嬉しいです。
宜しくお願いします。
えんのさん ( 神奈川県 / 男性 / 25歳 )
回答:1件
事業計画を作成して事業としての実現性を評価しましょう。
えんのさん、こんにちは。
写真館を開業するに当たって学ぶべきことについてのご質問ですね。
実は、以前写真館経営についてのご質問に解答させていただいたことがあります。
http://profile.ne.jp/ask/q-154771/
こちらも参考にされながら以下の回答をお読みください。
学ぶべきことは大きく二つあります。
・写真館で取り扱う商品の知識や店舗運営のノウハウ
・起業するに当たっての知識、ノウハウ
です。
1.写真館で取り扱う商品の知識や店舗運営のノウハウ
以前の回答では、写真館で取り扱う商品の知識や店舗運営のノウハウを得るためにフランチャイズへの加盟などをご紹介させていただきました。
ただ、今回えんのさんはかなり革新的な写真館を想定されているので、フランチャイズに加盟するとかえって制約が多くなると思われます。
私も写真館業界は専門ではありません。業界団体としては以下がありますので、必要な知識の詳細を問い合わせされてはいかがでしょうか?
(協)日本写真館協会:http://www.shashinkan.com/index.html
2.起業するに当たっての知識、ノウハウ
以前の回答では起業するにあたっての知識、ノウハウについては、まず経営目的を明確化することを強調させていただきました。経営目的が立てられれば、その目的を達成するために活かせる強み、克服しなければならない弱み、そして市場での機会と脅威を分析し、事業領域として「だれに(市場)」「何を(製品・サービス)」「どのように」提供するかを決定します。
ご存じのように、写真館業界は縮小傾向です。結婚式場での記念写真や学校の卒業アルバムなどを請負う既存のビジネスモデルだけでは、特に新規参入では事業として成り立たせることはかなり厳しいと思います。えんのさんのおっしゃる通り、差別化が必須です。ただし、差別化できたとしても市場が小さすぎれば事業として成り立ちません。資金調達などその他にも準備が必要なものがあります。
そのため、最終的には事業計画を作成する必要があります。事業計画とは、事業構想・具体的な事業内容・創業時の資金計画表・損益計画表などを作成することです。事業計画の作成方法については、中小企業庁のHPに創業についてのガイドがあります。マンガで分かりやすく解説されています。
夢を実現する創業:http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sogyo/pamphlet/2016/index.htm
記載内容について疑問点などがある場合は、各地の中小企業センターでサポートが受けられますので、こちらにも問い合わせをしていただくことをお勧めいたします。
都道府県等中小企業支援センター:http://www.chusho.meti.go.jp/soudan/todou_sien.html
事業を始めるということはすばらしいことです。えんのさんの写真館が一日も早く実現できることをお祈りしております。
回答専門家
- 小松 和弘
- (東京都 / 経営コンサルタント)
- ホットネット株式会社 代表取締役
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