対象:不動産売買
回答数: 1件
回答数: 2件
回答数: 1件
すごく動揺しています。
購入希望は一戸建てで、お隣のおうちも一戸建てですが、現在空き家だそうです。
予算、広さや環境などとても気に入り、購入したいのですがそれを聞きすごく迷っています。
その事があって、何かあったから売ることにしたのかな、とか色々想像してしまいます。。
近所の神社にお祓いをお願いに行ったりしたら平気かな?とか。。やっぱりやめたほうがいいのかな?とか。。
物件自体はすごく気に入っているので本当に迷っています。
こういう事はよくあるのでしょうか。
その場合皆さん購入をやめる方が多いのでしょうか。
契約日が迫っており、何かアドバイス頂きたいです。
glicoさん ( 東京都 / 女性 / 33歳 )
回答:2件
隣接地の事故について
はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、本地ではなく隣接地や対面側などで事故・事件
などがあった場合、購入を考え直すか、気にせず購入するのかは、人によって、
また事件・事故の状況や内容によってもご判断は様々となります。
事件や事故に至るまでの経緯が悲惨な内容でしたり、報道されるような
有名なもの、なかには未解決のままの隣という分譲地もあります。
しかし、どんな出来事があっても、それが仮に本地であっても気にしない
人もおりますし、その内容によって判断が変わる人もいます。
大切なのは、glico様がその物件を気に入っているお気持ちと、
購入後の生活にどれほどのストレスがあるのかを客観的に比較し、
後悔しない不動産購入となるよう冷静に考ることかと思います。
ご家族がいるようでしたら、皆様でしっかり話しあうことも大切ですし、
今は居なくても、将来家族ができた際にどういう選択が展開されるか
イメージすることも必要かと思います。
客観的な比較と申し上げましたが、例えば本来の相場と比較し、
そういった周辺での出来事を勘案した価格設定となっているのか?
またはこれを理由にglico様が納得できる金額まで値引き可能か?
また、glico様がそこでの生活をどうしても我慢できない状況となった際、
新たに買い替えることは経済的に可能か?
すぐに無理でもどれほどの期間があれば他の住居を確保できるか。
将来、その物件の売却や賃貸を考えた際、出口戦略として、こういった要因を
ふまえた物件の売却や賃貸は、どの程度の相場で取引されている地域なのか?
こういった要因をふまえた物件の売却・賃貸相場で、glico様が新たな買い替え、
新住居の確保は直ぐに出来そうか?
このような検証は冷静な判断に必要ではないかと思います。。
住んでみて問題がなければ、それに越した事はありませんが、
リスクとなるのは、問題や我慢ができないストレスが生じた際、
それを解消できる手立てがないことです。
そういったリスク回避の方法を考え準備出来ているかそうで無いかで、
同じ不安要素のある物件での生活でも、感じるストレスや心の余裕は
まったく違う状況で生活が送れるのではないかと思います。
但し、事件や事故は将来どこで起こるかは分かりませんし、
仮に他の物件を購入しても、隣地など第三者の敷地内であれば
防ぎようがありません。
あまり神経質になり過ぎますと、その状態自体が理想としている
生活の妨げにも成りかねないかと思います。
先ほども書きましたが、起きてしまうかもしれないという
不確実な将来のことを心配し過ぎるよりも、問題が生じた際に解消できるよう、
資金(貯蓄計画含む)状況や物件の買い替え・賃貸等の想定を行い、
不足があれば準備と必要期間を試算する、また、今回の物件を購入する際は、
出口を想定して、少しでも差益がでるよう購入にあたって値段交渉してみるなどの、
リスクの軽減、不安解消を試みることが大切かと思います。
若しくは、物件はエリアやご自身の価値観を広げれば、また時間の契約や時期により、
もっとglico様にぴったりの物件が見付かる可能性もあるという考え方もございます。
不動産に関しては、購入後数十年その場所で生活することが目的で購入する方が
大半ですから、人によってお考えの将来的な家族構成、両親を向かえるのか又は数年後に
実家に移り住むのか、転勤は多いか、転職や独立の可能性はあるか、老後も階段のある
一戸建てで大丈夫かなど、数十年先のライフプランは本当に様々です。
考えているようでも、ファイナンシャルプランナーなどのライフプランのプロと
改めて考えて頂いた際、それらイベントのタイミングと資金状況、今から必要な準備が、
ご家族の状況・その方の人生にとってまったく違い、単純にエリアと物件の見た目だけで
マイホームの善し悪しの判断ができないことも多いです。
「急ぐ」と「焦る」は違いますので、他の購入希望者に先を越される可能性はありますが、
「不安要因への将来的な対策がある程度見えなければ、契約しない」というくらいの
お気持ちの方が、失敗するリスクは少なくなるのではないかと思います。
もちろん、高いお買い物なので購入する際に決断する勇気は必要でしょうし、
それでも先を越されることもございますので、ある程度運は必要ですが、
具体的に出来る検証や精査は行っておくことで、購入を判断する際も、
まったく違った視野と冷静な精神状態で考えてみることができるのではないでしょうか。
glico様が、数年後、数十年後も、購入したマイホームで良い生活を送るお役に立てに
なれれば幸いです。
以上、ご参考になりましたでしょうか。
アドキャスト:http://ad-cast.co.jp/ 藤森哲也
回答専門家
- 藤森 哲也
- (不動産コンサルタント)
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。
山田 大史
代表サポーター
-
お隣の件
隣家の方が自殺されたそうですが、やはり気にはなりますよね。しかし、私個人の意見としては、あまり考えたくはないですが、どこに住んでも隣家の方をはじめ周辺住民の方が、今回のように自殺、又は事件、事故を起こす可能性はゼロではないと思います。どこでも起こりうる可能性があることなので、予算、広さ、環境等ご自身の条件に合っているのならば、前向きに考えても良いと思います。そして、現在、隣家は空き家だそうですが、過去にどんなことがあっても、売り手(所有者側)は何かしらの対策(リフォームしたり、解体して更地にして土地として売却したり、価格を思い切り下げて売出したり)をして売却をし、新しい方が購入されます。なので、時間の経過とともに気にならなくなってくると思います。ご参考いただければ幸いです。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A