対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
回答数: 3件
回答数: 3件
学資保険が満期に。定期にしてもほとんど利子がつかないので普通養老保険新フリープラン短期払込型に加入しようかと考えています。
払込期間は10年、年額481901円で合計4819010円支払い。
保険満期は15年で5000000円、180990円増える計算に。
死亡保障は500万、加入後1年半経過すると倍額に、入院は1日めから1500円です。
(保険はおまけで貯蓄と考えています。)
契約者を社会人になる息子にすると、10年間保険料控除されるのでお得かと思うのですが、いかがでしょう?
らうひんさん ( 三重県 / 女性 / 50歳 )
回答:1件
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
1
貯蓄目的であれば、保険以外も選択肢です!
らうひん 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口でございます。
http://www.bys-planning.com
銀行やゆうちょ銀行の定期預金などの金利もほとんどつかない状況ですから、
保険などに目移りされるのはよく理解できます。
払込期間は10年、年額481901円で合計4819010円支払い。
保険満期は15年で5000000円、180990円増える計算に。
⇒15年で103.76%
年利計算では0.24%程度です。
貯蓄目的であれば、15年も上記のような低金利で固定されてしまうのは、
あまりよい選択肢ではありません。
目的が貯蓄で、円建てでリスクが低い金融商品となると、
期間が短い以下のような個人向け社債なども選択肢ではないでしょうか。
・SBI債
・マネックス債
・その他企業の社債
個人向け社債は募集期間が決められていますので、
証券会社のHPなどで随時情報を取得してください。
なお、保険で貯蓄する場合、以下のようなデメリットがありますので、
押さえておいていただければと思います。
1.保険会社の破たん
2.インフレになった場合
3.払込期間中で払込ができなくなり、途中解約せざるをえない場合
1のリスクは、保険会社が破たんした場合の解約返戻金の保証はありません。
2のリスクは、貯蓄型保険は長期固定金利型のため、市場金利がアップすると、
解約返戻金の価値が下がります。
つまり、インフレに非常に弱い金融商品となります。
3のリスクは、最終まで払い込んでしまえれば、なくなるリスクですが、
もし途中で払い込みができなくなった場合は、元本割れになります。
保険で貯蓄するデメリットを考慮しても、普通養老保険新フリープラン短期払込型が
ご自身にとってベストなのかどうかですね。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
評価・お礼
らうひんさん
2016/04/05 15:48詳しい説明、ありがとうございました。
単純に年利を考え、現在のマイナス金利なら得かもと思ったのですが、そうでもないんですね。
今回はこの保険は見送ることにします。学資保険満期分の運用と、法人向け保険について検討しないといけないので、又相談に乗っていただけるとありがたいです。
その節はよろしくお願いいたします。
釜口 博
2016/04/05 15:55高評価をいただきまして、ありがとうございます。
学資保険満期分の運用と、法人向け保険につきまして、ベストな選択を
されることを祈っております。
もし選択に困られた場合は、お声がけいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A