対象:住宅設計・構造
回答:1件
旗ざお部分の使い方
敷地延長の敷地で避けて通れない課題ですね。
アプローチに張り出すとなると、どうしても細長い玄関になると思いますが、その長さを逆手にとって奥行きを感じる土間のような玄関を計画したことがありますので、その写真を添付します。ホームページに「和田の家」として、全体の写真を載せていますので、ご覧になってください。http://www.nagahama-archi.com
扉を開けると奥の坪庭まで視線が抜けるようにしてあり、意外性とともに広がりを感じます。玄関の上はあえてルーフテラスにして、アプローチから空に視線が抜けるようにしています。せっかくの敷地ですから目一杯建物を建てたくなりますが、あえて周りの建物との間に余裕を残すことで閉塞感を和らげ広がりを得ることが出来ます。
敷地の周囲は建て込んでいるのでしょうか?家の中が広々しているのと同じように外側にも余裕の感じられるような工夫があると、路地状のアプローチにも楽しさが生まれるように思います。
ところで、凹凸のある建物が地震に弱いという意見はあまりに一面的で、技術的な解法はいくらでもありますが、すでに依頼しているのであれば、その設計士さんの意見を尊重した方が良いと思います。後で事故が起きては困りますから。
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