退職して看護学校を中退

pu-ta様

カウンセラーの笹木と申します。どうぞ宜しくお願いします。
困難な課題に取り組んでおられ、また2時間の通学時間ご苦労様です。
今回は頑張って克服されるよう期待します。家族の皆様との話し合いも大切です。

１．経緯
私は、男性で元々は事務職の公務員をしていたのですが、退職して看護学校に入学しました。
看護学校に入学したのは、前職の公務員がどうしても合わなかったからです。→何故看護学校か？
しかし、看護学校でも教員の指導が厳しく、留年はしないものの、「君がストレートに卒業することは難しい。」と言われてしまい、意気消沈し休学してしまいました。→多分成績が良く期待されていたが、伸び悩みと見られているのか。叱咤激励されているが、努力すれば留年しないで卒業可能なのではないか。
現在までは、宅建の資格試験を勉強していたのですが、合格点には届いていないと思います。

２．性格
試験を受ける事が嫌でなく、ご自分の評価を受けたいと考えておられる感じがします。
また、公務員がどうしても合わなかったそうですが、一番嫌だったのは何？
看護学校で教育を受ける看護師は人の命を扱う重要な仕事です。面接時、その覚悟を問われた
と思いますが、どのように答えられたのでしょうか。試験の成績が良く、期待されたのでしょうか。
自分の人生をかけ受験し不合格になった人もおられます。
頭が良く人を説得する事に困難を感じないですが、実際に現場に入るとあれもやりたい、これも
やりたいと目移りし深く掘り下げが出来ない、また忍耐力が足らない感じがします。
未経験の分野ですので馴染むのは苦労されると思いますが、看護師の資格を取得すれば世界
が広くなるのではないでしょうか。

３．人生の目的、価値観
仕事を選ぶ基準は好きなこと、長く続けられること、経済的安定、人の為に役に立つこと等がご
ざいます。今求められているのは後で人生を振り返ってみて後悔しない事だと思います。
同級生も辛いことがあっても頑張っておられると思います。
高齢化時代にあって会社員はグローバル化、景気の変動、定年制等制約条件が多いですが、
看護師は一生続ける事が可能です。

４．会計大学院、事務系就職
自分としては、簿記2級を持っているので、簿記の勉強をして、会計大学院に入学しようかなと考
えています。就職は期待できないものの、「思い出作り」には、なるのではないかと考えています。
→この考え方には賛成できません。提案がございます。放送大学の修士課程で関連の勉強されては如何？全科生であれば修士の学位を取得できます。一流の先生の指導が受けられます。
将来の検討事項でしようか。
最終的には、普通の事務職員（経理でも、財務でも、債権管理でも何でもいいのです。）の正社員になりたいのですが、今から会計大学院→事務職系就職というのは難しいでしょうか？→大学院に行かなくても就職は可能です。むしろ実務の方が評価されます。大学院進学に際しては研究計画書の作成が必要ですが、研究テーマは何？
来春入学、2年後修了可能でしょうか、費用（コスト）とメリットの比較は？

５．結論
pu-ta様は頭脳明晰なので今後もいろいろの可能性がございます。物事を決めるまでは熟考が必要ですが、決めたらぶれないことが大切です。何かの縁があり看護学校に入校されたのです。まずは卒業目指して頑張ってみては如何。この経験は次の課題克服の際、生きてくると思います。看護師さんの生き方もいろいろあるようですので諸先輩の話を参考にされては如何でしょうか。