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対象:住宅資金・住宅ローン

そもそも借り換えをすべきか?

マネー 住宅資金・住宅ローン 2015/04/17 00:06

住宅ローンについて迷っています。

《現在の状況》

〔物件、ローン〕

1.築11年目の二世帯住宅
2.土地建物とも父と私の共有、かつローンは連帯債務
3.土地:H19年から10年固定・年3.55%(H29年まで)・残債8百万円
4.建物:H19年から10年固定・3.85%(H29年まで)・残債15百万円
5.H29年以後は変動か固定かを再設定

〔収入〕

5.自身は勤続7年の正社員、年収約600万円
6.父は65歳、非正規雇用、年収約200万円
7.妻(34歳)も正社員、年収約500万円(ローンには無関係、持分もなし)

《質問》

○ 借り換えについて、こちらでも一度質問等をさせていただいたりしつつ検討してきましたが、
そもそも論として借り換えをすべきかどうか、判断しかねるようになってしまいました。

○ というのも、現在の適用金利は確かに高いのですが、
ちょうど2年後に現在のローンの金利見直し日が到来するためです。

○ 幸い、手元資金にやや余裕があるため、無理に借り換えるよりも、
それまでは繰り上げ返済で残高を減らしつつ、2年後の状況で再度検討する、
という案もあり得るのではないか? とも思えてきました。

○ 反面、2年後の状況はどうなるか分からないわけですから、
現在の超低金利のうちに全期間固定あるいは変動かに借り換え、
(これをどちらにすべきかも悩ましいのですが…)
その上で繰り上げ返済等をしていった方が、
後々の後悔もなく良いのでは? …とも思えます。

といった具合で、判断が付きかねて堂々巡りしております。

どなたか、このような状況で、現在の段階で借り換えを検討するメリット or その反対、など、
説いてくださる方がおられれば幸いです。

よろしくお願いいたします。

debaserさん ( 埼玉県 / 男性 / 37歳 )

回答:1件

小川 正之

小川 正之
ファイナンシャルアドバイザー

1 good

住宅ローンとライフプランについて。

2015/04/17 14:34 詳細リンク
(5.0)

debaser様

はじめまして。
私はマネーアドバイザーズトウキョウ株式会社の小川正之と申します。

debaser様は2年後に固定金利期間が終了(金利見直し)となる為、今のタイミングで費用を掛けて借り換えをするメリットがあるのかどうか、ということでよろしいでしょうか?

ご参考までにですが、住宅ローンを借り換える際にメリットがあるかどうかの目安として、「10年、1,000万円、1%」と言われています。
・返済期間が残り10年以上
・借入残高が1,000円以上
・金利差が1%以上

借り換えの際には諸費用が発生する為、仮審査を申し込む等してシミュレーションをした上でメリットがあるかどうか確認をされるのが良いと思います。金融機関によって費用も異なります。

★借り換えによるメリットがあるかどうか?
借り換えに係る費用と、借り換えた際の今後2年間(現在の住宅ローンの金利見直しのタイミングまでで)の利息支払いの軽減額を計算し、メリットがあるかどうか確認するのが良いと思います。
その際、将来の金利は分かりませんので、今後の金利情勢によって結果が変わる為、借り換えをすべきかどうかについてはハッキリとした回答はできません。その点はご理解ください。
以下、ご参考までに。

★変動金利か固定金利か?
今後金利が上がるだろうというお考えであれば、出来る限り長期間の固定金利(全期間固定など)にした方がお考えには合っています。
逆に、今後金利が下がるだろうというお考えであれば、変動金利の方がお考えには合っています。
将来の金利は分かりませんが、debaser様のお考えやライフプランに合わせた条件をご選択いただければと思います。

●変動金利
仮に、借り換えで変動金利にし、2年後(現在の住宅ローンの金利見直しのタイミング)までに金利が急上昇しない限りはメリットが出ると思います。
2年後には今と同じ状態(変動金利も固定金利も選択可能な状態)になります。
しかしながら、今年・来年に金利が急上昇して変動金利が3%とか4%とかそれ以上になるようでしたら、借り換えない方が良かった…ということになる可能性もあります。
変動金利から固定金利(10年固定や5年固定など)へスイッチング(切り替え)が、インターネットで手続きが可能で、費用も掛からない、という金融機関も多いです。変動金利にした後、状況を見ながら固定金利に切り替えるという選択肢もあります。

●固定金利(一定期間)、全期間固定金利
現在の住宅ローンが金利見直しのタイミングが今後も複数回あると思いますので、固定金利に借り換えた場合の計算は難しく、一概には言えません。
一般的には、2年後や更にその先、金利が上がっていれば固定金利に借り換えた方が良かったことになります。逆に金利が下がっていれば固定金利にしない方が良かったことになります。細かい話ですが、2年後に金利が下がっていてその後に金利が上がるようだと、2年後に固定金利にした方が良かった(現状の住宅ローンのままの方が良かった)…となるかもしれません。
しかしそれも分からないことなので変動金利同様、借り換えに係る費用と、借り換えた際の今後2年間での利息支払いの軽減額を計算し、メリットがあるかどうかを参考にされてはいかがでしょうか。

個人的には、現在の金利での全期間固定金利に借り換えをされても良いのでは…とも思います。
損得を抜きにしまして、返済プランが確定するのでライフプラン全体の計画が立てやすいです。

また、繰上返済も利息の総返済額を抑える意味で非常に有効な手段です。
余裕資金があるのであれば、一般的には繰上返済をしていった方が良いと思います。

しかしながら、ご家族のことや老後資金など、住宅以外の資金計画も合わせたライフプランを確り立てた上で、借り換えや繰上返済を検討されてはいかがでしょうか?
そうすることで、debaser様が借り換えや繰上返済を実行する理由(目的・意味)がハッキリすると思いますし、実行の有無についてもご自身で判断ができると思います。変動金利か固定金利かについても同様です。

以上、お役立ていただければ幸いです。
弊社では、お客さまお一人おひとりの状況やお考えに合わせたライフプランニングをお手伝いしております。住宅ローンも含めたdebaser様のライフプランニングを提供できます。
ご質問・ご相談等がございましたら、是非お気軽にお申し付けいただければ幸いです。
何卒よろしくお願い致します。

マネーアドバイザーズトウキョウ株式会社
小川 正之

評価・お礼

debaserさん

2015/04/23 23:06

小川 様

返信が遅れまして大変申し訳ありませんでした、ご回答ありがとうございました。
非常に丁寧なご回答で、考えに整理をつけることができました。

やはりこの低金利のうちに、長期固定で借り換える方向で考えたいと思います。
ここでいろいろと勉強させていただいていますので、
また次の機会にもよろしくお願いいたします。

小川 正之

小川 正之

2015/04/24 09:05

debaser様

この度は、コメントと評価をいただき、誠にありがとうございます。

住宅資金(住宅ローン)も含めたライフプランニングについてのご相談等ございましたら、
是非弊社のサービスをご活用ください。
debaser様のお役に立てると思います。

今後とも何卒よろしくお願い致します。

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