対象:会計・経理
回答:1件
仕訳に使う勘定科目について
りくシェルぱん はじめまして
税理士の柴田博壽と申します。
ご質問にお答えします。
仕訳上、「事業主借」という科目は、よく使われます。
1) 例えば、「店勘定の現金残高が不足したので、消耗品10,000円を事業主
の手持資金で決済した。」という場合の仕訳は以下のとおりとなります。
【仕訳例】 消耗品 10,000 / 事業主借 10,000
2)しかし、安倍産業に対する店舗家賃10月分が25日、事業主個人預金から、
自動出金されるので50,000円を現金で支出した。」
という場合の仕訳は次のとおりです。
【仕訳例】 地代家賃 50,000 / 現 金 50,000
りくシェルぱんさんは、店勘定の普通預金口座をお使いですか?
あるいは、お使いかも知れませんが、ご質問のなかで事業上の必要経費に
ついては、「個人の普通預金から・・・・・」とあります。
この通帳は、いわゆる店勘定以外の普通預金ということになり、この普通預金
から、経費の支払があっても店勘定以外(「簿外」預金と言う場合もあります。)
の預金ですから、「普通預金」という勘定科目は使ってはいけません。
店勘定には存在しない普通預金の入出金について「普通預金」 という科目を
使って仕訳すると年末の普通預金の実際残高と帳簿上の残高が一致しない理由
となってしまいますので。
ご参考になれば幸いです。
よろしければご相談ください。
柴田博壽税理士事務所
e-mail : shibata-hirohisa@tkcnf.or.jp
http://shibata-zeirishi.tkcnf.com/pc/
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング