消極的で口数が少ないと言われました

はじめまして。
行政書士、ファイナンシャル・プランナーの松本です。

ご相談内容をお読みして必要性と緊急性が高いと感じましたので、
週明けの月曜日に役立てていただきたいと思い、回答させていただくことにしました。
厳しいことを目にされるかもしれませんが、どうかご容赦ください。

人として生まれてきた以上、
人とのかかわりを放棄したままで、生きていくことはできません。
これは他人とのかかわりだけではなく、自分自身という人とのかかわりも含まれます。
まず、この事実をしっかりと踏まえていただけたらと思っています。

そのうえで、現在、直面している事象について、
ほんの少しだけ、助言させていただきたいのです。
最も困難な事を１つだけ、お答えすることになります。

『大きな声を発声してみてください。』

この一事が万事に通じるように感じられたのです。

大きな声を出しても恥ずかしくない場所があります。
雨が降るかもしれませんが、明日の日曜日に野外へ出てみられてはいかがですか。

『全く関係のない他者に対して、大声で声援を送る。』

仕事で忙しくされているお母さんと一緒に行かれてもいいでしょう。
心配してくれている同窓の先輩や友だちを誘ってみられてもいいと思います。

秩父宮ラグビー場で、選手たちの息づかいが感じられる席に座られるだけでも構いませんし、
少し足を伸ばして、日産スタジアムでＪリーグを観戦されてもいい。
とにかく、大声で他者に声援を送るという行為をやりやすい場所に行ってみてください。

「なんのために、そんなことをしなければならないの。」
「そんなことをして、何が変わるの。」
そうお感じになられるかもしれません。

行動する前から自分で決めつけてしまうことによって、
自己防衛してきた自分に向き合えるかもしれません。
他者に声援を送ることによって、心の状態が変わるかもしれません。

頑張っている他者を応援している。
そんな自分自身をどのように感じるのかを体感していただきたい。

ここまで頑張ってきた自分。
頑張れなくなってきた自分。
これからも頑張っていけるのかと不安に思っている自分。

他人はあなたが思っているよりも、
あなたの声が小さいことを気にしていません。

声を出すこと。
大声を出すこと。
この一事に集中してみてください。

あなたは警戒心が強いタイプの人。
じっと周囲を観察して、みずからの警戒心が解けたと感じてから、
しっかりと行動していくタイプの人であるように感じ取っています。
何をやってもだめだと言う前に、何かをやらずには始まりません。

そもそも、意欲は他人に見せるものではありません。
コミュニケーション能力などは徐々に身につけていかれればいいものです。
そして、熱い心があるからこそ、人は情けなくなるものです。

自分の性格や考え方が変わらないと思うのであれば、
ほんの少しばかり、みずからの行動を変えてみられるといい。

あなたには大きな声を出すきっかけが必要だと思っています。
そんなきっかけをつかみやすいシチュエーションを想定して、
実際に身を置いてみる機会を増やしていかれることをお勧めいたします。


少しでも、お役に立てていれば、幸いです。