対象:マッサージ・手技療法
腕の使いすぎで、2年くらい前から腕の痛みと首や肩甲骨の痛みが出ていましたが、月1のマッサージでごまかしながら生活していましたが、今年の夏から両肘の痛みがひどくなり、左手首の激痛と甲の痛み、指先が痺れる症状が出るようになり、鍼灸院通いを始めました。
原因は、やはり腕の使いすぎで、筋肉の炎症が深部まで広がり、炎症の蓄積で筋肉がこわばり過ぎていて、神経を圧迫しているとのことでした。
鍼灸院は保険適用で治療費が安いので、週1で通っています。
今の状態は指先の痺れはほとんど出なくなりましたが、時々酷くなるときは、つる時があります。
週1で通いはじめてから、半年くらいになりますが、施術して1週間もしないうちに調子が悪くなるため、今の所に通っていてはたして良くなるのか?と不安に思っています。
とても酷い状態から治療を始めた場合、ある程度痛みが出ない状態まで回復するには、どれくらいの期間がかかりますか?
それとも、鍼灸院を変えた方がいいのでしょうか?
ちなみに、仕事は事務職で、手話を勉強中で時々手話通訳もやっています。
長文になりましたが、回答よろしくお願いします。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
miikoさん
(
福島県 / 女性 / 32歳 )
回答:1件
頸肩腕症候群と腱鞘炎について
首肩のこりや痛み、腕のしびれなど(頸肩腕症候群)は、
頚椎部や肩甲骨部の角度が悪くなって周囲の筋肉が異常に緊張した状態になっているため、神経を圧迫したり、血液循環を悪化させたりして起こっていることが多くあります(「身体のゆがみ」による影響)。
腕への神経は、頚椎(首の骨)の間から出て腕、手先までいっていますが、
その間で間隔が狭くなる部位が主に3箇所あるため、そこで神経が圧迫されることがよくあります。
1、頚椎間の出口(椎間孔)
2、首側面の筋肉の間(斜角筋隙)
3、鎖骨と第1肋骨との間(胸郭出口)
特に添付写真のように猫背で肩が前側へ巻き込むような状態になっていると、
首や肩の筋肉が過剰に緊張した状態になって首肩こり・腕のしびれなどが
起こりやすくなります。
特に最近は、仕事やプライベートでPC作業やスマホでのメールやゲーム・
インターネットをする方が多く、そのときの姿勢、特に頭頚部の前方突出した
独特の猫背姿勢「IT猫背」が大きな要因となっています。(添付写真参照)
「IT猫背」は、後頚部から肩で頭部を支えることとなるため、後頭部から首肩への
負担が大きく、首や肩周辺の筋肉が固く緊張したままになりやすいのです。
また、腕を伸ばしてキーボードを打つPC作業では、肘から前腕、手首が内側へ
巻き込んだ状態となるため、肩、肘、前腕、手首の筋肉が緊張して神経や血管を
締め付けた状態になりやすいと言えます。
さらに、最近では、PC作業のキーボード打ちのほか、スマホ操作も、
頸肩腕症候群のほか、腱鞘炎の大きな要因になってきていますね。
*コラム:IT猫背による頭痛・首肩こりが急増中! 対処法はこちら
↓
http://profile.ne.jp/pf/kawaikinkeitai/c/c-11163/
現在、鍼灸治療に通院中ということですが、これまでの経緯や状況からすると、
お仕事などの負担が大きいかもしれませんね。
ただ、鍼灸治療の場合、首や腕など部分的な施術になりがちですので、
半年しても余り状況がかわらないということであれば、
信頼できる手技療法専門家(整体やカイロなど)で「身体のゆがみ」を全体的に
くわしく分析して、首や肩、そして、脊柱の傾斜や湾曲、猫背を自然な角度、位置に
整えてみることも選択肢の一つだと思います。
ご参考になれば幸いです。
参考ブログ:頭痛・首肩こり・慢性疲労を解消!
http://kawaikinkeitai.blog35.fc2.com/blog-category-9.html
*身体不調の原因「身体のゆがみ」をモアレ写真で科学的に分析!
病院でよくならなかった頭痛・首肩こり・腰痛・慢性疲労など専門
海外でも認められた35年の実績! 川井筋系帯療法治療センター
東京 横浜 船橋 大宮 名古屋 札幌 http://www.kawaikinkeitai.co.jp/
回答専門家

- 川井 太郎
- (東京都 / メディカルボディチューナー)
- 川井筋系帯療法治療センター 院長
身体の歪みを改整してナチュラルヘルスケア&アンチエイジング!
首肩こりや腰痛、便秘、更年期障害、アトピーなどの諸症状を独自の身体分析法と手技施術で改善へ導きます。40年の実績がある独自の整体「川井筋系帯療法」は、東京、横浜、船橋、大宮、名古屋、札幌でこれまでに5万人以上の施術実績があります。
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