多頭飼いの犬の仲が悪い
2014/05/25 20:56現在ミニチュアダックス1頭(♀8才)とトイプードル(♀6才)(♂5才)(♀3才)3頭を飼っています。問題は(♀6才)と(♀3才)のプードル2頭です。
みんな去勢・避妊手術を済ませているのですが、3才の子の避妊手術をした後付近から、6才の子が3才の子を気に入らなくなってきたらしく、とにかく喧嘩をふっかけるようになり、最近は特にひどくなってきました。
今日は3才の子が目元を噛まれて流血してしまい、慌てて病院に連れて行きました。
病院の先生に相談したところ、相性が悪いのは治すことが出来ないので、今は部屋でフリー飼いしてるのですが、日頃は4頭共にそれぞれのゲージに入れて過ごさせるようにしたほうが良いと言われました。
このまま喧嘩をしょっちゅうさせて怪我をさせる危険を考えるとそれもしかたがないと思うのですが、子犬の頃からゲージに入れて育ててきたのならまだしも、今になっていきなりゲージで、というのにはなんとなく違和感があります。
ただ、別々の部屋で過ごさせてやることが出来るほど家は広くないので、最後の手段はゲージだとは考えていますが、その前に何か良い改善方法はないものでしょうか?
ちゃこら2さん ( 熊本県 / 女性 / 41歳 )
回答:3件
ケンカが始まるきっかけをよく観察してみてはどうでしょうか?
動物行動専門の獣医師の千田です。
私のところにも同居犬のケンカについての相談はよく持ち込まれます。
実際に犬同士の関係性などを観察していると、何が問題か見えてくることがたくさんあります。
また、飼い主さんの存在が犬同士の関係を悪化させている場合もよく見られます。
例えば、飼い主さんが片方の犬ばかりかわいがるとか、同じようにケンカをしても片方ばかり叱るとか、若い犬の方からご飯をあげるとか、先に構うとかです。
また、一般的に怪我をさせた方を叱る飼い主さんが多いのですが、怪我をした方の犬が原因を作っている場合もあります。人間の社会的規範は犬の社会には通用しません。犬の社会の問題は犬の社会のルールに従って判断する必要があります。
どういう状況で、どういうきっかけで、どのようにケンカが始まるかを良く観察してみてください。そこに飼い主がいるのか、いないのか、きっかけは何か、どちらから仕掛けているか、などなどです。それによって原因や対処方法が見えてくることがあります。
評価・お礼
ちゃこら2さん
2014/05/25 22:16回答有難うございました。
先生にまた質問をしたいので、宜しくお願いいたします。
回答専門家
- 千田 純子
- (千葉県 / 獣医)
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
千田 純子が提供する商品・サービス
愛犬や愛猫を理解し、困った行動を改善するお手伝いをしていきます。
犬や猫の行動にお困りの飼い主さんにアドバイスしています。
飼い主さんがリーダー
多頭飼いというのは、犬同士の関係も重要ですが、それ以上に飼い主さんが4頭の親になることが重要です。6歳のプードルがけんかをふっかけるのなら、6歳の子をしっかりとコントロールする必要があります。
ただ、避妊するまで問題がなかったわけですから、避妊したことで、3歳の子が6歳の子に今までとは違う接し方をしていることも考えられます。
けんかはふっかけるほうが悪くなってしまいますが、実際は、やられる側が(3歳の子)原因を作っている可能性は十分にあります。3歳のこの態度をよく観察してみましょう。
ただ、それでも6歳の子がけんかをふっかけないと良いわけですから、6歳の子が攻撃をしたら、すぐにやめさせますし、6歳のこと3歳のこに一緒におやつをあげることを増やしてみましょう。2頭同士に良いイメージをつけてあげてください。
ゲージを使う場合は、見ている時には、フリーにしておいて、目を離すときだけゲージに入れて置くようにしてみましょう。もちろん、フリーにしている時にはしっかりと6歳の子を観察して噛みに行かないようにしてくださいね。
最初にも書きましたが、4頭のリーダーは飼い主さんです。4頭が仲良くなるには、飼い主さんが4頭をコントロールしていれば、4頭の群れは安定します。6歳の子を叱ることはあるでしょうが、3歳の子が6歳の子を見ている時は、3歳の子に注意して6歳の子を気にしないようにしてあげてくださいね。3歳の子が6歳の子に変な目線を送らなければ6歳の子も吹っかけに行かなくなっていきます。
評価・お礼
ちゃこら2さん
2014/05/25 22:41回答有難うございました。
喧嘩の原因はどうも私の存在が大きいようです。
6才の子は3才の子が私の足元にでもいようものなら、すぐに戦闘体制に入ります。
私の近くにいなくても、私が見える範囲にいるだけでいつでも戦闘体制です。
私が不在の時に喧嘩をしたことは一度もありません。
今現在は6才の子がいつ喧嘩を仕掛けるか分からないので、目が離せないような状態です。
回答専門家
- 安藤 智洋
- (奈良県 / しつけインストラクター)
- 出張トレーニング トイ・トイ・トイ 代表
犬の性格を配慮したトレーニングを犬好きトレーナーが指導します
飼い主様からいろいろお話を聞かせて頂きそのお宅のワンちゃんを知ります。一緒に練習をしていき、ワンちゃんが変わっていくたびに飼い主様の笑顔が増えることがうれしいです。愛犬に困らされて険しい顔をしているよりもいつも笑顔でいれたらいいですね。
ワンちゃんの兄弟げんか
ちゃこら2さん、こんにちは。
なるほど。女の子のワンちゃん2匹のケンカですね。まず、犬と言う動物は人間と違い群れで生活をしていて、その群れの一番強くて頭のいいメンバーがリーダーとして群れを守って従えていきます。お話を伺っていると、3歳のワンちゃんが成長するに従って一番強めの6歳のワンちゃんに挑戦をしているようです。いわゆるリーダーシップ争いです。犬はオオカミと同じく、メスがリーダーシップを取ります。そして、年功序列ではないので一番強いメンバーが群れを守るお仕事をするのが鉄則です。このケンカをやめさせるのではなく、ちゃこら2さんがリーダーになる事により、ワンちゃん達は1番手争いをする必要がなくなります。もし争いがあったとしても、2番手3番手争いというのは、1番争いほどひどくなく、リーダーがやめなさい、と言えば必ずやめます。そのためには、ワンちゃんたち4匹みんなから見てちゃこら2さんが信頼される強いリーダーになる必要があります。
ワンちゃん達はそれぞれ性格も性別も年齢も違いますので、それぞれのワンちゃんに合ったやり方でワンちゃんに接する必要があります。ただ、ひとつ言えることはリーダーはいつも堂々と威厳があり、生活はリーダーが中心になって判断して行動をすることです。ワンちゃんのためにと思ってしてあげでも、ワンちゃんから見てどうしても弱いと思われ、私ががんばって群れを守らないと、とワンちゃんに思わせてしまいます。ワンちゃんの生死にかかわることになってしまう可能性もあるので、どなたかお近くのトレーナーさんを探されてちゃこら2さんがワンちゃんたちから見て、尊敬をされるリーダーになるのが一番の早道だと思います。
ワンちゃんたちを守ってあげる立場に立って、ワンちゃんたちが安心して暮らしていける群れに変えて行ってみて下さい。
評価・お礼
ちゃこら2さん
2014/05/28 09:03確かに3才の子は他の子には向かわないのですが、6才の子にはしつこいくらいに負けじと向かっていきます。あんたより私が強い!と言ってるようです。
私がリーダーだとしっかり認識させるよう頑張ってみます。
回答有り難うございました。
回答専門家
- 川添 千絵
- (犬の問題行動解消セラピスト)
- バークバスターズ ジャパン 代表取締役
問題行動がある犬と飼い主さんをハッピーにできるしつけです。
ワンちゃんが大好きで始めたお仕事ですが、今はもっともっと好きになってます。ワンちゃんも飼い主さんもハッピーになってもらえるのは、本当にうれしいです。餌を使うことなし、無理矢理押さえることもなし。年齢や問題行動問いません。
(現在のポイント:-pt)
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