学生時代からの友人

こんにちは、ジュリー中島です。

らぶこさん、お気持ち察します。
幹事を引き受けるのってあまり気分がのらないかもしれませんね。
人のスケジュールを調整するっていうのは大変なことですから。

特にいつも自分ばっかりやってると、なんで自分ばっかりとか思いますよね。
それに、せっかく調整したのに欠席が多いとやりがいもなくなって
しまいます。
断られるたびに、イヤな気分も味わってしまうし…。
それにらぶこさんがおっしゃるとおり、自分は欠席しにくい。
欠席するには、誰かに頼まなければならない。

考えると気が重くなることばかりかもしれないですね。
でも、ちょっと冷静になって考えてみると、もしかして
そんなには大変なことではないかもしれません。

らぶこさんがご自分でおっしゃられたとおり、いっせいにメール
して、インターネットで予約して終わり、みたいな感じではない
ですか。それは、ご自分でも気付いておられるのでは？

たぶん、幹事するのがイヤなのではなくて、いつも自分ばかりがやら
されることがイヤだったり、自分は動こうとしない友人へのちょっとした
当てつけであったり、もしくは人に断られることがちょっとした恐怖に感じ
ているのかもしれないですね。

でもその反面、自分が幹事をおりることで集まらなくなったらどうしようと
心配もされてます。

もし、私がらぶこさんの立場だったら、進んで引き受けると思います。

100人とかの幹事は大変ですけど7人くらいですし、労力はあまりかかりません。
例えばLINEとかでグループ化しておくと、「集まれ〜！」ですむかもしれません。

せっかく集まるならひとりでも多く集まってもらった方が楽しいので、幹事なら
自分でそれに向けて工夫もできます。

一番会いたい友人のスケジュールに合わせることもできます。

店も自分の好みで選べる。

幹事の特権は自分が主体で計画できることです。

幹事は調整役ではなく、自分の思いどおりにできる主役と考えられるからです。
やらされているのではなく、自分が自ら選択してやってると思うことで気分は
変わります。まして、みんなが満足して感謝してくれたら優越感まで味わえます。

らぶこさんがもしみんなが集まることにあまり意義を感じていないのであれば
気楽に、欠席できるように幹事をおりればいいと思います。

別に大人気ないとは思いません。

でも、みんなが集まると楽しいなぁという気持ちが少しでもあるなら、その
楽しみを自分で作りあげることができる幹事を自ら選択してもいいのではないかと
思います。

なにしろ、作業自体はそんなには労力がかからないのですから…。

らぶこさん、よく頑張ってこられましたね。
このご質問を精神医療として捉えると、私の専門ではありませんので、回答させていただくかどうか迷いましたが、自分の主宰する会で長年幹事をしてきた経験と、年の功ということで参考にしていただければと思います。


まず、らぶこさんの、「もっと大人になるべきでしょうか」というご質問には、はっきり
｢ノー」と言わせていただきます。
これまでされてきたことを考えると、まったく冷たくもありません。

学生時代や若い頃の友情は素晴らしいものですが、月日が経ち、それぞれ結婚したり子どもができたりすると、生活そのものがまったく変わってしまいます。
家族のイベント、結婚相手の両親や親戚との付き合い、必然的に冠婚葬祭も増えますよね。
子どもができると、そこに子どものイベントも入ってきます。子どもが小さいうちは、突発的に熱を出したり怪我をしたりということもあります。

年とともに関係が疎遠になるのは、当然のことだと思います。
幹事としては、出席率の悪さを気にしたりすることもあるかもしれませんが、行きたくても行けない事情の方が、圧倒的に多いと思います。

らぶこさんが幹事を辞めたいとおっしゃっても、そのことでらぶこさんを悪く言う人はいないと思いますよ。
むしろ、らぶこさんが辞めたいとおっしゃったことで、らぶこさんに甘えていたことに気付かれるのではないでしょうか。
長年幹事を引き受けてこられたのですから、そのことにはきっとお友達は感謝されると思います。

４０代というと、仕事にも子育てにも一番忙しい時期です。また、子どもがいる人といない人では話題が違ってきて、話が合わないと感じることもあるかもしれません。
集まったメンバー構成によっては、疎外感を感じるなんてこともあるかもしれません。
それらを踏まえていくつかご提案します。


＜提案１＞
出席率も悪くなっているのですから、無理に調整して集まる必要はないのではないでしょうか？
例えば帰省される人が、「いついつ帰省する、○○で食事でもと思っているけど、来られる人いる？」とみんなを誘う。
３～４人なら予約しなくても行ける店もあるでしょうし、集まる時はこの店と決めておいてもいいと思います。
帰省する人も、幹事などと重く考えないで、自分の帰省に合わせて気軽にお友達を誘うと考えて。

＜提案２＞
幹事を回り持ちにする。人それぞれ好みも違います。案外人が選んでくれた店や料理が新鮮だったりします。また、４０代にもなれば誰でもどこかで幹事を頼まれたりすることはあるでしょうから、気のおけない仲間との幹事は、幹事のいい練習にもなります。

＜提案３＞
集まりを２年に１回とか３年に１回とかにする。２年に１回だと奇数年に集まろうとか偶数年に集まろうと分かりやすいですね。
それなら、らぶこさんの負担も軽くなって、楽しんでやれるのでは？
もちろん、これも幹事を回り持ちにしてもいいと思います。


５０代、６０代になって、子どもの手が離れたり、仕事をリタイアするようになれば、また頻繁に会えるようになりますし、会いたいと思うようになります。
若い頃の思い出話を語り合える仲間がいることは、とても素晴らしいと思います。


あせって毎年無理に集まろうとしなくても、これまでに築かれた友情はそんなに簡単には崩れないと思います。
らぶこさんが義務感に捉われる必要もないと思いますので、今後の方針を皆さんと話し合われたらいかがでしょうか？
上記の提案を皆さんに示して、アンケートをとるなどしてもいいと思います。
もしかしたら、もっといい案が出てくるかもしれません。

素晴らしい仲間をらぶこさんの宝物にして、ご自分の生活を楽しんでください。