対象:体の不調・各部の痛み
当初、右股関節が痛みだし,地元整形外科でのレントゲンなどから炎症と診断させ痛み止めを服用しました。
その後、痛み止め服用にも拘わらず、痛みが増し、MRIや血液検査(CRP 8mg/dl 血沈102)などから膠原病の疑いがある事で地元の大学病院の膠原病・リューマチ内科にいきましたが、問診と血液検査(リューマチ因子 9)MRIなどからリューマチではないと診断させました。股関節の痛みは、発症から1か月半ほどでは和らぎましたが、代わって右二の腕や右手首が痛み出し、熱も持ち出しました。それから二か月ほど経ちましたが、その間、地元の大学病院整形外科と他の大学病院の膠原病・リューマチ内科で恐らくリューマチ性多発筋痛症であろうと診断されており、現在プレドニンを5mg服用(副用後はCRPは0.5台に低下血沈 12))していますが、右二の腕の圧迫感、痛み、熱っぽさは一向に改善させません。
(あまり痛みの無い日や、痛みも二の腕で箇所が変わっているように思えます。)
ある人によると血管のつまりなど別の可能性があると言われました。
最初の痛みから4カ月たちますが、いつも右二の腕を含め右上半身に違和感があります。アドバイスのほどよろしくお願いいたします。
Katsさん ( 東京都 / 男性 / 64歳 )
回答:1件
みかん
人体調律師 ・ 鍼灸マッサージ師
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二つの結論が出てきます。
質問者様にとって辛い状態が続いていらっしゃるのですね。
ご質問について、拝見しまして二つの「結論」が提示出来るかと思います。
一つ目の結論は、既に出ていますね。
大学病院での診断である『リューマチ性多発筋痛症』が其れになります。
西洋医学での診断は、現在最上の診断です。服用薬もそれに沿ってなされますし、
これは中々覆る事の無いものとなります。
現時点で出来る・出来ないがある程度確定しているものが多いのですね。
その為、服用についても、緩解や現状をこれ以上酷くしない為の方策だけしかないものも
多く存在しますし、最善であると思われるものが提供されているでしょう。
それでもKatsさんにとって、4ヶ月経った現在でも違和感があり、お辛いのは事実なので
二つ目の結論=東洋医学観点からの御案内をさせて頂きます。
東洋医学では、どこかが辛いとしても、その部位だけでなく総合的に状態を見る事で
緩解・改善が可能ではないかという認識が元になっています。
『その場所だけでなく、他の場所の影響にもよるのじゃないか?』だったり、
『他に幾つも辛い状態がある中で、たまたまその部位に出たのでは?』という考えなんですね。
例えば、
その部位の流れに沿った場所の筋や経絡が、検査に出ない範囲で微妙に歪み・こすれ炎症を起こす理由になっているかも知れない。
例えば、
その痛みの流れのどこかに東洋医学的な詰まりが生じ、熱を留める原因となっているかもしれない。
・・・等という考えです。
神経や筋肉はミクロン単位の細胞で出来ています。
そして、細かいからこそ、例え何分の1の微妙なずれであっても歪みは歪みであると身体が認識してしまうでしょう。
そう、例え検査で出なくても。薬である程度抑えられていたとしても、です。
今までの健康な身体にとって、身体はいわば京の碁盤の目の様にしっかり整然と続いていた、歪みの無いものだったのですから。
少しの違和感でも、感じてしまうのはしょうが無い事なのです。
どんな理由であれ、今までと違ってしまったのですから。
とはいえ、しょうがないでは済ませられないのが「辛さ」ですね。
そこで、辛さ・違和感・熱っぽさの軽減の可能性を3点程提示させて頂きますね。
一つ目、副交感神経を優位にして下さい。
こういうと難しそうですが、「笑顔」で「色々なものを楽しんで」下さいという事です。
これまでも膠原病等の難病で当院に来院された方で辛さが強い・増悪されている方は
眉間に皺を寄せている方が多くいらっしゃいました。
その方毎に、来院毎に、施術を行い・歪みの調整を行いつつ繰り返しお伝えした事は
「楽しんで下さい」「笑って下さい」という事でした。
辛さは同じ辛さを呼びますね。そして、辛いを更に強くしていく様です。
テレビが面白くなければ、何か好きな読書でも。
そして外出がお好きなら、散歩や観劇でも。
楽しみを増やして副交感神経を優位にして下さい。
そして二つ目、身体のどこかに無理がいっていないか一度確認してみて下さい。
文面のみで、来院頂いている訳では無いので、どこに無理があって、どこが負担が
かかっているかはこちらからは判りません。
しかし、違和感の場所だけでなく、他にも違和感が出ている場所がある可能性があります。
その部位をそれぞれ、より日常を過ごしやすい場所に修正する事で、質問者様の
本来の身体の動きが今以上にラクに出来る様になるかもしれません。
一人の社員が複数の社員の仕事を引き受けるのが負担であるのと同じで、
一カ所の部位が複数の部位の負担をおっているなら辛いのは当たり前ですから。
辛い場所だけ見がちですが、東洋医学の場合理由が別にある可能性も出てきます。
当院でも、来院してはじめて自身の身体の歪みや違和感のもとに気付いたという方も多くいらっしゃいますので、
一度御自身の身体を御自身でフラットに見て頂く事をお薦めします。
そして三つ目、ある程度の動作を進んでしてみて下さい。
辛いと動かしたくないですよね。動かすと辛さが増える気がするし・・・。
と、どうしても辛い部位は動かしたくないものです。
質問者様は如何でしょう?
日常の動作で辛い部位をあまり動かさない様にされてはいませんか?
どれだけ普段、身体を使っていらっしゃるでしょうか。
身体の流れ(流れているものは、東洋医学では気や津液などと言いますね)で
詰まりがある場合にそれをスムーズに流す為の方法として施術があります。
しかし、毎日治療に行く訳にはいかないでしょう。
スポーツを身体が壊れる迄しようというのではありません。
動いていない場所を、蝶番にオイルをさす様にゆっくりでも良いんです、
動かしてみては如何でしょうか。
セルフストレッチ、セルフメンテナンス、色々言い方がありますが御自身で出来る力・方法です。
無理はお薦めしません。楽しく、負担無くして頂く事が一番です。
質問者Kats様が少しでも日常をラクにすごして頂ければ嬉しい事ですね。
よい御縁があります様、願っております。
評価・お礼
Katsさん
2014/04/30 08:39早速の回答ありがとうございます。
股関節が痛いときには、ベットから起きるのも辛く、食欲もありませんでした。
この状態が1か月半以上続いた時は、気持ちも落ち込みました。今まで入院したことも、これほど痛みが長く続いた経験もありませんでした。
昨年末まではテニスを週3~4回続けていました。股関節の痛みが和らいだ現在は、落ちた筋肉を挽回するため近所を1時間ほど歩いています。お酒も少しずつ飲みだしましたし、友人とも都心で会うようになりました。気持ちもポジティブになってきました。
アドバイス頂いたことを再度認識して、テニスとゴルフを復活できるように頑張りたいと思います。ありがとうございました。
みかん
2014/05/13 16:17その後体調は如何ですか?
少しラクに動ける様になった頃に一気に負荷をかけすぎてしまい又悪くなられるという方も多々いらっしゃいます。
ゆっくりの進捗では悔しい気持ちもおありでしょうが、無理をせずテニスとゴルフを復活して楽しんで下さい。
(現在のポイント:-pt)
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