対象:転職・就職
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現在30歳で国家公務員(6年目)です。職種は水資源の技術職(試験区分が技術系で、「技官」とよばれています)で、今後、民間または社団もしくは財団法人のコンサルタント業界への転職を考えており,ぜひ専門家の方にアドバイスいただけたら幸いです。
転職を希望する理由、しかしながら決心ができない理由は以下のとおりです。
○学歴は国立大学の水資源関係の修士課程を取得。上述のとおり、所属する職場は水資源関係であり、今後もこの分野で、なおかつ海外プロジェクトに係る仕事をしたいと考えている。しかし、現在は行政業務が中心で、かねてから希望している現場での仕事は皆無。
○希望し続ければ数年後には2年間ほど現場(海外)へ出られるチャンスを与えるかもしれないとは言われているが、それが叶ったとしてもその2年後は再度行政の業務が中心となり、また現場へ出ることができるかどうかは全く分からない。現場でのプロジェクトベースでの業務を行いたいという想いは、この職場ではかなわない。
○ノンキャリアのため、採用6年目にも関わらず、与えられる仕事は今のところ雑務(資料作成等)が中心であり、「これを成し遂げた」とアピールできる実績がない。このことから、転職の際に評価してもらえる自信がない。
○現状の不満や、転職を考えている先で活躍する方々への羨望から転職を考えることは、単なる逃げであるのかどうかが客観的に判断できない。
○もし転職したならば、長期の海外出張や赴任が中心となる。現在、独身であるが、今後もし結婚・子育てとなった場合、そのようなライフスタイルを望むかどうか未知である。今そのようなことを考えてもしょうがないとは思うが、不安はぬぐいきれない。そのような中で、安定した公務員の地位を捨てることに抵抗がある。
客観的なご助言頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
沈丁花さん ( 東京都 / 女性 / 30歳 )
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笹木 正明
キャリアカウンセラー
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2年間の現場(海外)勤務を経て決断しては如何でしょうか。
沈丁花様、カウンセラーの笹木と申します。
どうぞ宜しくお願いします。
1. 経緯
現在30歳で国家公務員(6年目)。所属する職場は水資源関係、職種は水資源の技術職(試験区分が技術系で、「技官」)。学歴は国立大学の水資源関係の修士課程を修了。今後もこの分野で、なおかつ海外プロジェクトに係る仕事を希望。
希望し続ければ、数年後に2年間海外勤務の可能性ありが、帰国後は現職に復帰見込。
今後、民間または社団もしくは財団法人のコンサルタント業界への転職を考えている。
2.問題点
1)現職は行政業務中心、しかも雑用的な事務が多い。現場でのプロジェクトベースでの業務を行いたいという想いは、この職場ではかなわない。→退職理由になるか。
2)ノンキャリアのため、採用6年目にも関わらず、与えられる仕事は今のところ雑務(資料作成等)が中心であり、「これを成し遂げた」とアピールできる実績がない。このことから、転職の際に評価してもらえる自信がない。→即戦力としての不安。
3)もし転職したならば、長期の海外出張や赴任が中心となる。事例;今は亡き親友A君は大手鉄道会社系列の航空貨物会社に海外要員として入社。30才過ぎに米国に赴任、その後20年間海外勤務が続いたので娘の教育の為に退職して帰国、転職した。
I
3.判断基準
1)公務員は生活面でリスクの最も少ない職場。年を取れば安定感を感じるかも知れない。
2)公務員は結婚後も育休取得制度が充実、民間企業での環境は厳しいケースが多い。
3)コンサルタントの仕事は海外勤務時に経験することである程度実際の体験が可能になる。
4)民間企業では自分が仕事を通して利益を稼ぐ必要がある。
4.結論
水資源関係の仕事のニーズは海外でも拡大する見込みで、沈丁花様の出番もございます。
2年間ほど現場(海外)へ出られるチャンスを獲得するよう努めて下さい。この場面でどのような働き振りを示すかが、ポイントになるのではないでしようか。今後のキャリヤパスを変更するか否かはもう少し時間を要すと思います。沈丁花様のご健闘を期待します。
(現在のポイント:-pt)
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