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対象:住宅設計・構造

断熱材について

住宅・不動産 住宅設計・構造 2007/08/28 08:20

一戸建てを新築したいと 施工業者の検討に頭を抱えているのですが 現在二社が最終候補に残り頭を抱えております。と 言うのも 断熱材と構造体の仕様が
?硬質ウレタンで修正材
?遮熱シート+セルロスファイバーで無垢材
と言う 二社で悩んでいます。

何故悩んでいるかと言いますと
? 吸湿効果が無い為 湿気に対する心配が無い
? 調湿効果が有る為 湿気に対する心配が無い
と 共に湿気に対する心配がないとうたわれているのですが
この二つを自分なりに考え比べた場合
? 吸湿効果無い為 構造体(柱)がもろに湿気を吸収してしまうのではないか
? 調湿効果が有る為 無駄に癖内に湿気が滞在していてしまうのではないか
と どちらも一長一短で甲乙つけられないのかな?と 悩んでいます。構造体・家の寿命にはどちらが良いのかお教えください。また 自分の解釈が間違っているようでしたら 正しい知識をお教えください。
金額的には ほぼ同じなので 尚更悩んでしまっています。

どうか 専門家の方々の意見を頂戴したく 書き込みました。
是非 客観的な意見をお待ちしています。

悩める32歳さん ( 静岡県 / 男性 / 32歳 )

回答:9件

?ですかね

2007/08/28 08:32 詳細リンク
(3.0)

悩める32歳さん

はじめまして

木は自然素材ですから、湿度を吸い込みます。
また乾燥もしますから構造体も多少収縮すると思っていいでしょう。

集成材はその場合の“そり”等が少なくなります。

硬質発泡ウレタンは、隙間なく施工もでき断熱性もたかいので、私は?をよく使います。

さらに、大切なのは開口部の断熱性ですので、そこもお忘れなく!


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評価・お礼

悩める32歳さん

前田様
回答 ありがとうございます
参考にさせていただきます

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住宅に石油精製品は避けたいですね

2007/08/28 09:17 詳細リンク
(4.0)

悩める32歳さん

この悩みは嬉しい悩みですよね。住宅の工事が進行中ということですので、じつに喜ばしいことです。

内容を読ませていただいて、?の方は硬質ウレタンと言うことは、外断熱材として使用されると考えてよろしいのでしょうか。この材料は水に弱いという性質を持っていますので、雨などに濡れると断熱効果は落ちます。

湿気がもろに構造体に吸収されることを懸念されていますが、木材の調質性能は水の中に漬け込むというケースでも無い限り、木材が吸湿と放湿が出来る状態であれば問題はありません。

?のケースでは、遮熱シートは熱の吸収に対して結構効果があるような実験結果が出ていますし、セルロースファイバーは自然素材として調湿効果も持ちシックハウス対策としても効果的なようですので、セルロースファイバーが隙間無く取り付けられれば、断熱効果はそん色ないでしょう。
壁内の湿気が無駄に留まるという懸念は分かりますが、内壁に入り込むほどの湿気はセルロースが吸収します。放湿できる状態になれば自然に放出されますが、外壁側の透湿シートや通気層などは必要でしょう。

注意しないといけないのは、この断熱材の元の素材は印刷された紙を転用しているようですので、そのインクの化学反応の影響があるようですので、使用の際は見本を出してもらって、身体への影響を調べてからのほうが間違いが無いと思います。

それではどちらがいいかということですが、私個人の考えで言えば?をお奨めします。

断熱効果の面だけを期待されるのであればウレタンのほうがよろしいかもしれませんが、住宅に石油精製品を使用することに抵抗がありますので、そういう理由から私としては?をお奨めします。

評価・お礼

悩める32歳さん

松尾様
回答 ありがとうございます。

木材の調湿性能について理解度が増しました。
セルロースでも 硬質ウレタンでも 木材への湿気の影響は 差異が無いと言う事で良いのですよね。

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断熱以外に調湿作用が重要だと思いますよ

2007/08/28 09:40 詳細リンク
(3.0)

悩める32歳さん

はじめまして。なるほど、2社で悩まれているんですね。それと断熱材はとても大切な要素だと私も思います。

さて、工務店の発言についてですが、

?は、通常使うグラスウールという断熱材は湿気を吸って吐き出さないため、壁内結露や構造材を腐らせるなど色んな被害を生んできています。それに対して硬質ウレタンは湿気自体を吸い込まないので壁内の湿気は問題ない

と言っているのでしょう。ただ家の中の湿度は、調湿作用がないため外部環境にかなり左右されます。夏になると家の中も多湿になります。その分、内装には自然素材などをふんだんに使うと良いかも知れませんね。


それに対して?は、昔の土壁の蔵に似た効果があります。セルロースファイバーは必要以上に湿気は吸わないし、多分20年間の無結露保障も出していたと思います。また環境保全の観点から言っても?はエコでしょう。

ご参考になりましたら。

評価・お礼

悩める32歳さん

八納様
回答 ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

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C値が目安になるのでは?

2007/08/28 10:12 詳細リンク
(5.0)

?か?どちらにするか難しいところですね!
今、私が設計しているお宅も、先月この問題で非常に悩まれていました。結果的には?を選択しました!

この方のゴールは「きちっとした気密断熱性能を備えた
省エネ住宅を建てたい」ということでしたので、?と?の気密断熱性能の違いをご説明したところ決断は早かったです。

C値的に比べますと、

?は技術的に成熟していいて0.0〜0.5程度

?はどう頑張っても1.0〜2.0程度

となります、C値が悪ければ構造体に浸透する湿気も多くなりますので、この値で比較検討するのも一つの方法かと思います。

ご参考になれば幸いです。

評価・お礼

悩める32歳さん

染谷様
回答ありがとうございます

やはり 同じような事で悩んでいる方がおられるのですね。二つの断熱材の違いを単刀直入にお教え頂きありがとうございます。非常に参考になりました。

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施行に大きく左右されます。

2007/08/28 13:16 詳細リンク
(3.0)

断熱をする事は断熱材だけで効果が計られるのではなくて、断熱、気密
通気が適切に施行されていなければどれも同じように断熱効果が無くな
りますのでその事を念頭において下さい。

そして工法による床と断熱材との納まりが重要な要素になります。木造
軸組工法の場合特に注意が必要です。

断熱を行う場合室内側には防湿層を設けてから断熱材を入れますから外
壁と断熱材の間に通気層を設けて壁体内の湿気を逃がすようにしていま
す。ですから?でも?でも通気が図られていればどちらも同じです。
ご心配のように壁体内結露が起きてその湿気が逃げない事で問題が起き
ますのでそうならないように通気が必要なわけです。

断熱の方法は構造壁の中を断熱する方法(内断熱)と構造壁の外側を断
熱する(外断熱)の両方が有りますが内断熱の場合室内側にコンセント
などの断熱材を薄くする要素が有り、此処から室内の空気が断熱材に流
れる事が起きるので注意が必要です。その事を考えると外断熱の方が利
点は有ります。

このように断熱材での比較は余り差がなくて、施行によって大きな差が
生じます。

結論を言えば断熱材がどちらが良いと言う事ではなくて断熱に対する施
行がどちらの工務店が良く理解して施行されるかです。この判断は専門
家でしか判断が出来ませんので、今一度立ち止まって建築家に工務店の
施行内容を見てもらうのが良いと思います。これはパンフレットや住ん
でいる人の話からは見えてきませんので気を付けて下さい。

評価・お礼

悩める32歳さん

島様
回答 ありがとうございます

断熱材以外(防湿・防水)について 二つの工務店を比較してみたいと思います。

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吸音も考えるならセルロースでしょうか

2007/08/28 16:21 詳細リンク
(5.0)

断熱は、外張りと充填で考え方が違ってきますが、言及されていらっしゃらないので、どちらも充填構法で、また、外壁は通気構法で、耐久性も考えられているとして、話させていただきます。
湿気の問題はおっしゃるとおりで、硬質ウレタンは、水に強く湿気を寄せないので内部結露の問題は少なく、セルロースファイバーは吸湿するのでこれも内部結露の可能性は少ないです。考え方の違いで、どちらも優秀です。
ただ、硬質ウレタンをどのように施工されるかですが、現場発泡なら隅々まで充填できて良いのですが、木質パネル+ウレタン版張りの構法だと、四周をシールしてあっても、意外と合板と硬質ウレタンの間に湿気が入り、結露の可能性があります。
対して、セルロースファイバーは吹込みでしょうから、これも隅々まで断熱材が行き渡りますが、もしかすると長い間にはセルロースファイバーはだれて、上部が薄くなる危惧はあります(今のところ、僕の経験でもないですし、メーカーも問題ないとしています)。その場合はパネルのウレタンフォームの方が優秀になりそうです。
現場発泡の硬質ウレタンフォームでは、隅々まで断熱材で覆われるのですが、長期的には硬化して、柱梁との間に隙間ができる可能性があります。
細かくご説明をさせていただくと、燃えた時のこと、セルロースファイバーの防腐剤、インクの重金属など、紙面が足りません。
しかし、基本的にはどちらも優秀で、問題ないです。構法の説明を受けられて、ご判断されれば大きな性能さはないと思います。
構造としては、個人的に集成材の構造には若干の不安がありますが、歴史的には意外と古くからあるもので、これも大丈夫。構造体の吸湿の問題もお気になさらなくて良いと思います。
最後に、違いとして一つ。セルロースファーバーの方が吸音性は高いですから、そこをご検討要素とされるというのはあるかと思います。

評価・お礼

悩める32歳さん

磯村様
回答 ありがとうございます

どちらも 一長一短 甲乙つけ難い、と言う事ですね。ここで 専門家の方達から頂いた 貴重な意見を元に もう少し頭をひねりたいと思います。

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具体的な数値での比較が必要と思います。

2007/09/01 13:14 詳細リンク
(2.0)

外張りにしても充填にしてもそれらの断熱性能の数値で比較しなければ意味がないと思います。
今回の場合、硬質ウレタンの厚みは?セルロースファイバーの厚みは? ということで断熱性能が決まります。
それぞれの材料には熱伝導率が決まっていますので、厚みにより熱貫流率Kが出ますが、外壁のその部分だけとってみますと、意外と外張り断熱は次世代省エネに対して断熱不足ということがわかります。
それよりも窓などの開口の方が断熱ロスが大きいので重要になります。
充填断熱の間の木が断熱不足なんていうのはナンセンスなことです。
壁内結露が起きるリスクがどちらが小さいかということで迷われているとしたら、どちらも同じでしょう。要は断熱と結露のことが理解できている施工かどうかが問われます。
ここら辺は南雄三著「断熱・気密のすべて」(日本実業出版社)の本に分かり易く載っています。

ちなみに、セルロースファイバーは空気中の水蒸気(気体)と分子結合(水素結合)して保湿能力が高い材料です。
自重の60%の水蒸気を抱えるデータが公表されています。
55Kg/?以上の密度で吹き込むのが基準となっていますので、30坪くらいの家でしたら1トンくらいの自重になり、600Kgくらいの水蒸気を抱えるとなります。
住宅では雨漏れ以外考えられない水分です。
水素結合ですので、周りの方が水上気圧が低ければ放出します。
調湿とはこのような現象です。
プラスチック系の断熱材にはありません。
ここに書くには書ききれないテーマですので、先ほどの本などできちんとした情報を入手されることをお勧めします。

ちなみに私のブログに集成材のことを載せていますので、よろしかったらご覧ください。
http://nakazato.exblog.jp/4260921

評価・お礼

悩める32歳さん

中里様
回答 ありがとうございます。

ただ 中里様が何を伝えしようとしてくれているのかが見えません。
ただ 調湿効果という物がどのような物かと言うことが少し理解できました。
ちなみに 集成材は当初スプルスだったのですが 色々な文献を読み不安を抱いていたので 国産の杉の集成材に変えると言う事で話を進めています。

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湿度対策の考え方として「換気計画が重要』です。

2007/09/03 22:20 詳細リンク
(5.0)

建築プロデューサーの佐藤昌史です。悩める32歳さんにとって いい家の知識として分かち合えれば幸いです。
まず、素晴らしい点に気づかれ、そして、プロでもよく分かっていないことについて疑問を持ち、なおかつ、勇気を持って質問されたことは、多くの方にとって家づくりが大きく前進することだと思います。

これからお伝えさせて頂くことは、あくまでも経験論、そして、佐藤の考え方をお伝えさせて頂きますので、経験論は実際のお施主様のお家のこと、あるいは、佐藤が国内および海外で自らが体験してきたこと、そして、佐藤の考えはあくまでも佐藤の考えであり、悩める32歳さんの価値観を変えようとしていることではありまんのでご了承くださいませ。
さて、色々と勉強されているので、少し違った視点からお伝えしたいと思います。
湿度を心配されるのはとてもよく分かります。

佐藤も「湿度対策に自信のない住宅会社は論外」だと考えています。
せっかく湿度に関して気づかれたのであれば、ぜひ「24時間計画換気」について勉強されればいかがでしょうか?
佐藤の経験から申し上げますと「すべての湿度対策の答え」に通じると思います。
24時間換気計画と言っても何も難しくはありません。
単純に「人がいる部屋に新鮮な空気を取り入れ、汚れた空気や湿度が発生するトイレやお風呂場、あるいは、クローゼットから空気を出す」これだけです。

補足

これを大変難しく言われる先生方もいらっしゃいますが、とても簡単な理屈です。そして、工事自体も経験があれば問題なく「お風呂場のカビやトイレの匂いなど大丈夫ですよ」と言ってくれます。
お風呂場の湿度対策とトイレの匂い対策が出来ていないのであれば、そもそも悩める32歳さんが心配されている構造材については、大変難しいと経験上お伝えしておきます。

あくまでも、佐藤の経験と考え方としてご理解ください。

悩める32歳さんにとって、いい家の知識のひとつになれば幸いです

評価・お礼

悩める32歳さん

佐藤様
回答ありがとうございました

指導いただいたポイントに注意して考えていきたいと思います。

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森岡 篤

森岡 篤
建築家

- good

充填断熱か、外張り断熱か

2007/08/28 09:40 詳細リンク
(3.0)

はじめまして
パルティータ建築工房、森岡と申します

木造外壁の断熱は、断熱材の位置により、柱・梁の構面内の柱・梁の間に断熱材を入れる充填断熱と、柱・梁の構面の外側を固形の断熱材でスッポリ覆う外断熱(外張り断熱)があり(組合せもある)、これらどちらかということの特徴が大きいです。

ご指摘の?の硬質ウレタンは、充填断熱、外張り断熱両方の工法がありますが、?吹き込みセルロースファイバーは充填断熱だろうと思います。


充填断熱では、柱・梁等の木材の断熱性能が断熱材より低いため、断熱材の性能だけを上げても壁全体の断熱性能に限界がありますが、外張り断熱では、窓や扉以外の外壁をくまなく覆うため、性能を反映しやすく、断熱効果を高めやすいです。


一方、柱・梁構面内(壁内)は、室内の湿気による結露の対策が必要です。
このため、外壁構造体の外側は、雨侵入の可能性により防水シートが必要ですが、内側には防湿フィルムを貼ることで、内部からの湿気の侵入を防ぎます。

又、外壁構面の外側には、外壁仕上材との間に通気層を設けることで、壁内の湿気を発散させます。

?のセルロースファイバーは調湿効果があることで、均等に水分を含みますが、外部通気層で湿気を発散させます。

?硬質ウレタンで、充填断熱の場合は、ご指摘のようにウレタンは吸湿しませんが、木材に含んだ湿気は同様に外部通気層で発散させます。

?硬質ウレタンの外張り断熱の場合は、外側を吸湿しないウレタン層で覆うため、壁内に湿気が溜まりやすく、結露には十分な注意、対策が必要です。
内側の防湿フィルムを隙間なく設置する必要があります。

参考にしていただけたでしょうか。

評価・お礼

悩める32歳さん

森岡様
回答 ありがとうございます。

自分の質問の中でかけている部分が合ったようで 難しい質問になってしまったようですが 硬質ウレタンは ウレタンパネルを柱の間にはめ込んでいくので 充填断熱になります。

施工業者に癖内への湿気対策をどのように行っているのか 再確認してみたいと思います。

質問者

悩める32歳さん

失礼ですが再質問です。

2007/09/04 12:40

佐藤様
違った観点からのアプローチありがとうございます。
ここまで 多数の専門家の方々から色々な意見を頂き また 自分なりにも少し勉強してきました。
そこで 学んだ事は 壁内結露などを引き起こす原因となる湿気は室内からの物ばかりと言う判断でよろしいのでしょうか? その為 佐藤様は室内の湿気を少しでも外界へ逃す工夫をした方が良いと おっしゃられているわけですよね?
もし そうならば「24時間換気の排気口を何箇所かに設置した方が良い」と 言う結論でよろしいのでしょうか?仮に 何箇所にも設置した場合 時間あたりの換気量と言う物は 多くなってしまうのではないでしょうか?そうなると 空調などにも影響が出るのでは無いですか?

お忙しいとは思いますが ご指導の程お願いいたします。

悩める32歳さん (静岡県/32歳/男性)

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