対象:住宅設計・構造
住宅に石油精製品は避けたいですね
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悩める32歳さん
この悩みは嬉しい悩みですよね。住宅の工事が進行中ということですので、じつに喜ばしいことです。
内容を読ませていただいて、?の方は硬質ウレタンと言うことは、外断熱材として使用されると考えてよろしいのでしょうか。この材料は水に弱いという性質を持っていますので、雨などに濡れると断熱効果は落ちます。
湿気がもろに構造体に吸収されることを懸念されていますが、木材の調質性能は水の中に漬け込むというケースでも無い限り、木材が吸湿と放湿が出来る状態であれば問題はありません。
?のケースでは、遮熱シートは熱の吸収に対して結構効果があるような実験結果が出ていますし、セルロースファイバーは自然素材として調湿効果も持ちシックハウス対策としても効果的なようですので、セルロースファイバーが隙間無く取り付けられれば、断熱効果はそん色ないでしょう。
壁内の湿気が無駄に留まるという懸念は分かりますが、内壁に入り込むほどの湿気はセルロースが吸収します。放湿できる状態になれば自然に放出されますが、外壁側の透湿シートや通気層などは必要でしょう。
注意しないといけないのは、この断熱材の元の素材は印刷された紙を転用しているようですので、そのインクの化学反応の影響があるようですので、使用の際は見本を出してもらって、身体への影響を調べてからのほうが間違いが無いと思います。
それではどちらがいいかということですが、私個人の考えで言えば?をお奨めします。
断熱効果の面だけを期待されるのであればウレタンのほうがよろしいかもしれませんが、住宅に石油精製品を使用することに抵抗がありますので、そういう理由から私としては?をお奨めします。
評価・お礼
悩める32歳 さん
松尾様
回答 ありがとうございます。
木材の調湿性能について理解度が増しました。
セルロースでも 硬質ウレタンでも 木材への湿気の影響は 差異が無いと言う事で良いのですよね。
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