対象:新築工事・施工
回答:1件
階段の段数設定と勾配
(過去ログへの回答)
住宅の階段にも種類があり、「動線や昇降の安全性を考えて先に配置計画する場合」と「空いたスペースに押し込む場合」で形状が変わります。
大半は前者ですが後者の場合は基準法の数値ギリギリの急こう配だったりしますね。
2階建ての住宅において、終の棲家としてエレベーター無しで設計する場合は階段の緩勾配がポイントになります。
小さなお子様が居られる家庭においても緩勾配は安全ですので、階段のスペースを確保した上で部屋配置をすると良いですね。
また階高に関しては建物の最高高さを基に、リビング折り上げ天井などの寸法と階段の段数など総合的に加味して決めることが大切です。
緩勾配にすると15段くらいになったりしますが、13段でもご家族が使いやすければ問題ないかと思います。
新築時に将来、大規模なリフォームが生じない工夫が出来ると良いですね。
これから注文住宅で階段に悩まれている方にもご参考になれば幸いです。
回答専門家

- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
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