犬の不安を取り除くには・・・
2007/08/21 11:12スムースチワワ♂3歳を実家で飼っています。お世話は私がしています。
毎年6月から9月ごろワンコが情緒不安のようになります。初めは1歳前にボールで遊んでいて私の手がどこかに当たりキャンと言った後尻尾を下げてハウスに閉じこもったり玄関のドアをガリガリしたりがあり、びっくりして病院に行きました。「どこにも異常はありません。暑かったり、湿度が多いのでストレスに感じ少しの痛みも大きく感じて不安が大きくなっているのでしょう」といわれました。毎年同じことがありますが次の日には元気に遊んでいました。
5日前にも遊んでいてキャンといった後ドアに足があたりまたキャンと言った後一日ハウスにこもっていました。出てきても尻尾を下げ何かに怯えるようにうろうろしたりでした。ご飯はきちんと食べました。
その後2日間は、朝ご飯を作りに行くと尻尾を下げてハウスへ・・・でも昼前に遊びに行くと元気に遊ぶ、また夕方ご飯を作りに行くと尻尾を下げる、でも食べるという日が続きました。私を避けているのではと母は言います。
日曜日にも痛がることがあり病院に行きました。痛がる前は朝一から元気に走りまわっていました。病院で股関節を押さえると痛がったのでレントゲンを撮りましたが異常は無し。「筋が炎症を起こして何かの拍子に痛みが出てそれを不安に感じるのでは」と言われお薬は頂きました。昨日は朝から元気で遊んだり一緒に昼寝したりでしたが、今朝また私が行くと尻尾を下げてハウスに閉じこもりました。ご飯はきちんと食べ、排泄も異常ありません。
何日も同じことが起こり、どうしてよいか分からなくなってしまいました。ワンコの不安も取り除いてあげたく、今までのように元気に遊ぶ子に戻って欲しいのですが・・・
どうかよろしくお願いします。
あーこさん ( 三重県 / 女性 / 31歳 )
回答:3件
犬の不安を取り除くには
例えば、犬の上に本棚から本が落ちてきて、痛みを犬が感じ取ったとします。
人間であれば、「本が落ちてきて、その結果痛いことが起きた」ことが理解できますし、自分でわからなくともそう説明されればそのことを理解します。
そして次回からは、落ちそうな本があったらその下には行かない、またはその本を落ちないようにしっかり本棚に収めるでしょう。
しかし、犬はそうした因果関係をはっきりと理解できるとは限りません。ある犬は本棚のそばは危険と感じ本棚に近づかなくなるかも知れません、ある犬は本そのものを怖がるようになるかも知れません。またある犬はそばにいた飼い主が痛いことを起こしたと思うかも知れません。その場合は、犬は飼い主を怖がるようになります。
また、何が原因なのかがわからず、ただただ不安に駆られるかも知れません。
ではどうしたらいいか。
まずは肉体的な痛みが無いのかを、複数の獣医師に診断してもらうことです。見立てが悪い場合もありますので。
さらに次の2点をなさることです。
一つは飼い主との信頼関係(飼い主は自分を痛い目に遭わせるようなことをするわけがない!という関係)を構築すること、それと犬に自信を持たせることです。
飼い主との信頼関係を構築するためには、JAHA認定のインストラクターなどが運営する「しつけ教室」などに通われることです。
しつけ教室などに通われて社会性を身につけていくことは、もう一つの「犬に自信をつけさせる」ことにも有益です。
アロマやTタッチ、フラワーレメディなども試してみるといいかと思います。JAHA認定のインストラクターはこのあたりのことも知識がありますから、是非ご相談なさることです。
幸い三重県には認定インストラクターがおります。
http://www.jaha.or.jp/contents/modules/newdb2/top.php?id=1
から問い合わせてみてください。
評価・お礼
あーこさん
西川先生有難うございました。しつけ教室の件を是非検討したいと思います。また、別の病院の先生にも診ていただこうと思います。
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体の異常?それとも不安?
ご相談を読んでいて、あるプードルを思い出しました。少し前に出会ったのですが、飼い主さんが話しかけると尻尾を下げ、ガタガタと震える状態でした。
きっかけは、たった一度だけ体罰で叱ってしまったことでした。以来、それまで完璧だったトイレが全く出来なくなってしまい、私のところへ相談がありました。
繊細な子はたった一度の負の経験をずっと引きずることもあります。時間をかけて信頼を取り戻す努力が必要だと思います。
ただ、悲鳴をあげたり、あきらかに痛がる様子があるのは心配ですね。当然まずは体の異常を疑うべきだと思います。現在の病院の診断が納得いかないようであれば、もの言えぬ愛犬のため、複数の動物病院で診てもらい原因をはっきりさせることは飼い主としてできる行動の一つだと思います。
そして、本当に体の異常がなく、情緒不安定になっているのなら、その原因を探っていかなければなりません。
ワンちゃんが安心して生活できる環境を与え、穏やかにそして確かなコミュニケーションがとれるようしつけを行うといいと思います。
できればご自宅でのあーこさんとワンちゃんの様子、置かれている環境などをチェックしてくれる専門家に相談されるといいと思います。
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中西 典子
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犬の不安を取り除くには・・・
毎年6月〜9月、ということですが、その頃に何か
環境の変化はありますか?
一般的なことで思いつくとすれば、
雨、暑い、雷、夏休み? でしょうか。
獣医さんのおっしゃるとおり、
原因は、直接的なものばかりではないかもしれません。
また、複数の先生に診ていただくことにも賛成です。
実際、全く違う診断をいただいた、という話がたくさんあります。
ボールで遊んでいてぶつかってしまった、ということですが
それがトラウマになっているのだとしたら、6月〜9月
という限定にはならないのかな、と思ったりしました。
動物は、早い、激しい動きに警戒する習性がありますので、
遊ぶときは優しい声をかけながら、できるだけゆっくり、
わかりやすく動くようこころがけてあげることも良いと思います。
バッチフラワーレメディもオススメです。
症状によって効果が出るものがあるようですので、
検討してみてください。
(現在のポイント:-pt)
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