対象:住宅設計・構造
現在RC造外断熱の家を建てようと考えています。
ですが建築家は打ちっぱなしが耐火構造が良いと打ちっぱなしを強く迫ってきます。(確かに良さそうなのは解りますが)
断熱材はネオマフォーム、外壁材はガルバリウムを使います、RC外断熱では耐火構造は不可能なのでしょうか?
耐火構造に拘る理由は現在の予定図では民法234条外壁後退に抵触しますが現在は隣家も50cm以下なので許可は得れると思いますが、古い建物なので建て直しや売却する可能性が有り、その時クレームを言って来ても建築基準法65条で対応するためです。
はのんさん ( 東京都 / 男性 / 36歳 )
回答:1件
海田 修平
建築家
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外断熱でも耐火構造になると思います。
RC造であれば、外断熱工法を採用したとしても、耐火建築物になると思います。
構造体が耐火構造ですので、構造体の外側に可燃物があったとしても、
建築基準法上の耐火建築物にはなるはずです。
しかしながら、耐火的に否定的な点を考えてみると、断熱材が熱に弱いということです。
隣の家で火事が起こった場合、仕上げのガルバリウムはすぐに熱を通してしまうので、
断熱材が熱で溶けてしまうと思います。
そうなってしまうと、ガルバリウムを剥がして、断熱材を貼り直して補修する必要があります。
打放しであっても、隣が火事になればなんらかのダメージは受けると思うので、
補修が必要ないことにはならないと思いますが。。。
個人的には、RC造には外断熱が向いていると思いますので、
予算的に余裕があれば、外断熱を採用されるのがよろしいのではないでしょうか。
(現在のポイント:-pt)
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