起業後の運転資金の融資について

質問を拝見いたしました。
税理士の及川と申します。

質問の本文から、事業内容や事業開始後の資金繰り予定がわかりませんので、資金調達の一般的なことだけを申し上げます。

融資を受けられる可能性は、高いと考えます。
理由は、以下の通りです。
起業資金は、設備資金６００万円と運転資金５００万円の合計１，１００万円です。
そのうち、自己資金は７００万円で、起業資金の約６３％となります。
残りの４００万円を融資となります。
融資での資金調達比率が低いため、融資を受けられる可能性は高いと考えます。

上記は、私の実務経験上の回答になるため、実際のところは金融機関にご相談ください。

また、今までの職種から独立して同じ職種で起業する場合や、起業後の事業内容によっては有利に融資を受けられる場合もあります。

融資をお考えであれば、金融機関から起業後の資金繰り表を必ず求められます。
事前に作成しておくことをおすすめいたします。

ご参考になれば、幸いです。

元銀行員の創業資金借入コンサルタントの渕本です。


起業時の運転資金の借入についてのご質問ですね。


＞運転資金という名目で融資は受けられるものなのでしょうか？

＞運転資金というあいまいなものに融資が受けられるかが疑問です。


運転資金と言っても、あいまいな資金使途ではなく、

◆ 何に使う運転資金なのか？

◆ それは、なぜ、この金額が必要なのか？

しっかりと見積もって、説明できるようにしてください。

そのためには、創業計画書や資金繰り表を作成してみてくださいね。


なお、起業後に運転資金を借入するより、起業前に、申込をする方がベターです。

起業後に、運転資金が借入できる確約はありませんので。


また、創業資金借入には、申込条件があります。

総創業費用に対する、自己資金の額や創業する業種での職務経験などです。

どのような業種で起業するのか、融資対象となる業種である必要もあります。

日本政策金融公庫に申し込むのか、地方自治体の制度融資を申し込むのか、調べてみてください。


今まで、書いたことがクリアーできれば、あとは、返済計画次第です。


がんばってくださいね！