全国展開（リアル・EC）をするか、事業内容を充実させるべきか

業務改善創研の福岡と申します。お役に立つかどうかわかりませんが、何かヒントになることがあれば、ご活用ください。
すでに色々な視点でご検討のようですが、私なりの考えを下記にまとめましたので、ご一読ください。
１）全国展開を視野に入れ、店舗を関東圏に出店
全国展開を目指すなら、子供服メーカーとしてのブランドイメージを作っていく必要があります。また、色やデザインなどの好みの傾向をリサーチしなければなりません。その意味でもおっしゃる通り流通費や人件費の拡大は避けられません。また、新規参入した地域での競争は熾烈ですので、資金調達と確実性の高い事業計画が求められます。
仮に自社出店以外の選択肢を考えるなら、代理店、特約店などを募集して卸販売という販売方法もあります。あるいは、フランチャイズ方式による展開も検討しても良いのではないでしょうか。

２）子供服に限らず、ママも使えるような衣服の開発をする
子供服とその母親が着る衣服との相関関係を分析していますか。例えば、子供服を選ぶ時と母親が自分の衣服を選ぶ時の視点に差があるのかないのかということです。
子どもの成長とともに衣服の好みが変化すると仮定すれば、子供服に特化した事業展開よりも母親をも巻き込んだ販売戦略は検討の余地がありそうです。

最後に、店舗販売とネットによる販売のバランスや商品構成などを十分に検討され、双方が成立する可能性を探ることも必要ではないでしょうか。例えば、両者の販売チャンネルで同じ商品を売るか売らないかなど、店舗販売の特徴とネット販売の利便性を見極めなければなりません。

十分な回答になっていないかもしれませんが、考えるポイントをご提示いたしましたので、今後の事業展開の一助になれば幸いです。