対象:新築工事・施工
現在、新築で一戸建てを建てています。
時間が空いた時に現場を観に行っているのですが、先日屋根の工事が半分でその日は職人さんが帰ってしまい夜になって雨が降ってきました。その時の屋根の状態は、野地板の上にアスファルトルーフィング(緑色のシート)が敷かれた上にコロニアルが屋根の半分まで葺いた状態になってます。
この状態で雨が降った場合、隙間(コロニアルとシートの間や釘等で打ち付けている所など)や野地板などに湿気が残ったりしないのでしょうか?
どうか、ご教示いただけますか?
しゅなずさん ( 埼玉県 / 男性 / 35歳 )
回答:1件
島崎 義治
建築家
-
防水のチェックにはいい機会です。
基本的には屋根材とルーフィングとで2段階で防水しております。完成後もルーフィング上には雨水がある場合も想定されていますので、あまり心配をなさる必要はないと思います。全く気にしないでよいという専門家もいます。基本的には、それで間違いないと思います。
ただ、濡れた状態でそのまま施工するのではなく、どのように乾燥してゆくか、スムーズか、それとも時間がかかるのか、などチェックして、現場の担当者に相談されてもいいと思います。
むしろ、ルーフィングだけの状態で雨が降ったたのですから、室内側から十分にチェックをなさったらいいと思います。このような施工のチェックの好機はないと思います。私は屋根の施工がおわったら、いつも早く雨が降らないかと思っていますし、場合によっては水を流してチェックをします。
新築中はいろいろと気にされて常にどういうように作られていくか見ることはいいことだと思います。どうなっているのかと興味を持って見られたらいいと思います。発注者のそのような姿が現場の職人さんにもいい影響を与えます。
まだ、ご心配でしたら、遠慮くなくご相談ください。
島崎義治/島崎義治建築設計事務所
2012グッドデザイン賞を受賞しました
http://architect-studio.com
評価・お礼
しゅなずさん
2013/03/21 14:44回答していただきありがとうございました。とても参考になりました。
この状態で雨が降ってもあまり問題ないんですね。むしろ雨が降ったことで室内側から確認ができるいい機会なんですね。早速、現場を観に行こうと思います。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング