対象:キャリアプラン
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3歳の子供を持つ30代後半の女性です。資格職ではありませんが専門的な仕事をしフルタイムで働いています。
以前から「なぜ自分は働くのか」「フルで働く必要があるのか」「子供をおいて働く理由はどこにあるか」「いつまで働くのか」「どう働くのか」といったことがしばしば疑問・悩みとしてありすっきりと答えが出ません。仕事が大変になったとき、逆に職場における自分の存在意義がわからなくなったとき、子供が病気になったときによく考えてしまいます。
また職場では5、10年後のキャリアプランの提出を毎年求められますが、自分がどうなっているのかあまり想像できません。40代後半ともなれば職場にはほとんど管理職の人しかいませんが(そういった人しか残れないのかもしれませんが)自分がそうなっているところは想像できませんし、あまりなりたいとも思えません。
仕事はやりがいのある内容で、それ自体に大きな不満はありません。もちろん責任もあるため、子供が熱を出すたびに休んだり、毎日早く帰らなければならないことに職場に対しては肩身の狭い思いがあります。逆に私のタイムリミットを無視した仕事の指示を出されると、配慮のなさにがっくりするときもあります。
また、子供は体調が悪くても保育所にあずけなければならずかわいそうに思いますし、平日はおろか休みの日も疲れていてあまりしっかり遊んでやる気力がありません。毎日ダッシュで家と保育所と職場を往復し、時間、気持ち、体力に余裕のない日々を送り、休日もあまり余力がないような状態です。家の中はちらかり放題、料理も手抜き・・・と目をつぶっていることが多数あり、たまにその状態に自分で耐えられなくなります。本来、料理などは好きできちんとやりたいほうなのですが。
仕事そのものはいやではないものの、もっと時間と気持ちに余裕を持ってすごしたいという思いはあります。子供に対して向き合ったり、家の中をきちんとしたり、自分の趣味を楽しめるような時間と余裕がほしいと思う一方、夫は非正規雇用のため私が仕事をやめると収入には不安があります。収入のためだけに働いているとは思いませんが、なかなか生活とのバランスがとれていないため、しばしば悩みます。
支離滅裂で申し訳ありません。要は優先順位のつけ方の問題かもしれませんが、こんな頭の中の整理の仕方をアドバイスいただければ助かります。
takako12さん ( 大阪府 / 女性 / 37歳 )
回答:2件

市村 光之
キャリアカウンセラー
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自分はこのままでいい、と思えませんか
初めまして。キャリアリーブスの市村と申します。
「毎日ダッシュで家と保育所と職場を往復し、時間、気持ち、体力に余裕のない日々を送り、休日もあまり余力がない」状態、お察し申し上げます。私が以前、メーカーに勤務していたとき、子育てしながら働く同僚は同じような状況でした。保育所やベビーシッターの費用をねん出するために働いているようで、それなら辞めて、子育てに専念するほうが子供のためにもよいのでは、と悩む方が多かったです。
文面から推察しますと、takakoさんは精一杯、仕事に、子育てに頑張っていらっしゃるように感じます。遣り甲斐ある仕事をなさっていますので、責任も負わされるでしょうし、負荷がかかりすぎる状況になることも多いでしょう。そこに家事や子育てが加わりますので、限られた時間の中ですべてを自分が納得できるようこなすのが難しいのは、致し方ないのではないでしょうか。
優先順位を付ける、というお話がありましたが、付けられるでしょうか。もちろんお子さんのことが第一ですが、仕事を辞めるわけにはいかない状況ですので、こう優先順位をつければ課題がクリアに解決します、という処方箋はないように思います。
それよりも、今の状況をそのまま受け入れられないでしょうか。takakoさんの持ち時間や気力、体力は限られています。すべて完璧にできないのは当たり前です。仕事ですから、負荷がかかるのは当たり前です。子供のことで早めに帰るのも当たり前です。家事が手抜きになるのも当たり前です。できる範囲で、精一杯頑張っているのですから、それでよいのではないでしょうか。
いつも一緒にいることはできなくても、いつもお子さんのことを第一に考えながら仕事をしている。5、10年後のキャリアプラン? そんなものは絵に描いた餅です。職場を出るときも、きょうはここまで、ごめんなさい、でいいじゃないですか。本当はお料理もちゃんと作りたいけれど、家族の健康を考えながらできる範囲でしている。休日も疲れているから、100%の気力でお子さんと向き合えないときもあるけれど、それでも限られた時間の中で精一杯向き合っている。だから、私はそのままでいい。
そう思ってお子さんと接すれば、きっと感じてくれると思うのです。
できる範囲で一所懸命に頑張れば、いずれ違う世界が見えてきます。その時までは、自分はこのままでいい、と思えないでしょうか。
評価・お礼

takako12さん
2012/11/01 22:13ご返答ありがとうございました。
そうですね、自分の状況をそのまま受け入れられたら、もっと気持ちが楽になりますね。
今の私は「もっとこうしたいのに」といった思いからなかなか抜けられず、自分をもてあます部分もあります。どうして理想的にいかないのだろう、と。
人一倍無理をして仕事に対応しても、「あれもこれもなってない」と注意されるばかりで努力を認められないのだろうと思ってしまったり。
職場ではなかなか認められませんが、できることはやっている、と自分で自分を認められるように、意識したいと思います。

宇江野 加子
キャリアカウンセラー
1
肯定的な視点で「意味」と「展望」を考えてみましょう
Takako12さんへ
はじめまして。出産・育児期女性のキャリアカウンセラー宇江野加子と申します。
今回はお忙しい中ご質問有難うございました。回答が遅くなり申し訳ございません。
すでに市村様よりご回答がありましたね。
市村様のご回答、私も同感です。
更に2児の育児×仕事経験を踏まえて回答させて頂きます。
Takako12さんのご参考にして頂ければ嬉しいです。
まず、Takako12さんの文面からtakako12さんは「出来ること」「すべきこと」全てされていらっしゃり素晴らしいと思いました。
人は、自分でしていることを過少評価しがちです。
takako12さんも、もしかしたら過少評価されているのではないでしょうか。
takako12さんは、母として、職業人として、家庭人(妻)として、年々増える一方の作業や業務を瞬間瞬間ダッシュする程の思いでこなされてきたのですね。
出産されてから慣れない育児に向き合いながら、フルタイムのお仕事をこなされて来られたのですね、takako12さん。
本当に大変だったと思います。
本当にすごいことだと思います。
本当に良くがんばってこられましたね。
きっと今のtakako12さんは、妊娠・出産・育児とずっと走り続けてこられて、エネルギーが枯渇してきた状態ではないでしょうか。
どんな体力・知力・能力の高い方でも、何年も走り続けていたらそうなるのが自然なことです。
Takako12さん、まずは今までがんばって来られたご自分を、一度、客観的に捉え直してみてください。ご自分の今までを振り返り、ご自分を称え労ってみて下さい。
そして、余裕があれば、ご自分への労いをこめて、takako12さんご自身が好きなこと、ココロが喜ぶこと、イキイキすることを日々の中で実践してみて下さい。
たとえば通勤中に好きな音楽を聴くとか、
お昼休みに極上スイーツを堪能するとか、
寝る前に「今日も一日本当に良くがんばった」と自分に労いの言葉をかけるとか。
私が、まずお伝えしたかったことは以上のことです。
更に、今3歳児の育児中のtakako12さんに今、必要なことは「働く意味」と「育児・仕事の展望」について考えることです。
まず、働くの意味ですが、今現在フルタイムでやりがいを感じられる仕事をすることで獲られていることは何でしょうか?
・家計を支え、安心を得ている
・子どもを養育できている
・仕事を通して社会に貢献出来る
(続きは追記へ)
補足
(本文からの続き)
・経験や専門知識の蓄積が出来ている
もっと他にも沢山あると思います。これが、takako12さんの働く意味です。
通勤の時間や掃除の時間などすきま時間に肯定的な視点でどんどん挙げてみて下さい。
人は疲れているとどうしても物事のネガティブな側面を捉えがちです。だからこそ、踏ん張って“前向きに捉えること”“ポジティブな側面を見出す”を意識して取り組んでみて下さい。
そして、今後、「なぜ自分は働くのか」などの疑問が湧いた時、すかさずこの働く意味を思い出すようにしてみて下さい。その他の疑念が湧いた時も、この方法で乗り切ってくださいね。
育児・仕事の見通しですが、お子さんがまだ3歳でしたら、きっとお子様を中心にした毎日だと思います。ここでは仕事より育児の見通しを考えてみましょう。
3歳児は、乳児よりは成長して自分で出来ることも増えて始めているものの、まだまだ手がかかりますね。自分の意思もはっきりしてきますから、2歳児のイヤイヤ期を越えたとはいえ、親が思うようにならないことも多く親の忍耐力を求められる場面も多く、ストレスを感じることも多くなる頃だと思います。
ただ、今後、お子さんは、歳をますごとに自分で出来る事が増え、小学校入学(まだ少し先に思えると思いますが、長い人生の中のあと3~4年です)になると生活面では自分のことは、ほぼ自分で出来るようになります。(もちろん、個人差はありますが)そうなると、家事の方にさける時間が多くなり、生活面で少し余裕が出てくるでしょう。
したがって、今の育児の展望としては、あと3~4年で少し余裕が生じてくるだろうということです。
takako12さん、今は大変な時です。もう少しの辛抱で余裕も持てるようになりますので、前述の方法などで、自分を労わりつつ、現状を乗り切ってください。
以上が、働く意味と育児・仕事の展望ということです。
いかがでしょうか。
文字数の制限があり、言葉足らずなところがありますが、ご理解いただけましたでしょうか。
最後に・・
Takako12さんのように仕事と育児のハードスケジュールの毎日の中、同じ悩みをもたれている方は沢山いらっしゃいます。仲間が沢山いること、いつか“自然と”余裕を持てるようになる日が来ることを信じていて下さい。
私も、takako12さんを心から応援しています。
最後までお読みいただいて有難うございました。
評価・お礼

takako12さん
2012/11/01 22:27ご返答ありがとうございました。
走り続けてエネルギーが枯渇してきた状態、まさにその通りです。状況を非常によく理解されたご返答ありがとうございます。
病気の子供をおいて無理して仕事に対応したり、人一倍のスピードをもって仕事を片付けたりしても、努力を認められるどころか、「まだまだこれが足りない」「どうしてこんなことも知らないのか」と言われるばかり。走っても走っても、「もっと走れ」といわれているようです。職場は子供がいようがいまいが結果で見るので、文句を言われても自分でとめなければ、自分が倒れてしまうだけなのは頭ではわかっているのですが。
「なぜ働くのか」と考えてしまう中には「今の速度で、フルタイムで働き続ける必要があるのか」といったことが含まれます。
フルタイムでなくとも、収入と安定、やりがいは減るが時間と心と体に余裕が持てる働き方もある・・・という選択肢を考えると迷う次第です。それぞれメリット、デメリットがあり、決められないので現状維持です。
今はエネルギーが不足し判断力、決断力が落ちているのが自分でもよくわかります。ささいなことですら以前より決められなくなって「あれ?」と思います。
3~4年耐えられる自信が今はないですが、自分がつぶれてしまっては意味がないので、目の前の、職場での上から横からの圧力をうまく流せるよう、自分をいたわっていきたいと思います。

宇江野 加子
2012/11/06 09:06takako12さん
先日は、お忙しい中、評価・コメント有難うございました。
お礼がすっかり遅くなり申し訳ありません。
「なせ働くのか」→「今の速度で、フルタイムで働き続ける必要があるのか」という疑問が
含まれるのもとてもよく分かります。
そういう疑問が起きるほどダッシュが求められているのですものね。
そんなハードな毎日が続くと無意識にそんな疑問が湧き上がってくるのも
とても自然なことだと思います。
takako12さんが「自分がつぶれてしまっては・・」と書かれているように
人の努力や忍耐には限界があります。
職場で上から横からの圧力があるのですね。
育児に加え、仕事でそんな圧力が加わるのはとても厳しいですね。
いろんな気持ちを抑え込んで疲れ過ぎてしまうこともあると思います。
そんな時は、キャリアカウンセリングやコーチなどを利用されるのもおススメです。
私自身も、会社員時代、定期的にキャリアカウンセリングを受け、
ハードな局面を乗り切った経験があります。
いざとなったら「心と体に余裕のある働き方」を選択することもできると
楽観的に考えつつ、そんな方法も検討してみてくださいね。
takako12さんが心身共に健やかな毎日を送られることを
心よりお祈りしています。
今回はご質問いただき、本当に有難うございました。
また何かございましたら、いつでもお気軽にご連絡下さい。
☆出産・育児期女性のキャリアカウンセラー宇江野加子ブログ☆
http://ameblo.jp/kako0405/
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