洗濯室について

はじめまして やすらぎ介護福祉設計 斉藤と申します。

洗濯の習慣（時間帯や回数）や干す場所（庭や二階バルコニー）によって動線や洗濯機の置く場所が全く変わってきます。

例えば
（1）一階に浴室 洗面脱衣室 洗濯機がある場合
→同じ一階の庭に干すのが楽で、二階バルコニーへ濡れた洗濯物を階段で上がるのは・・

（2）二階に浴室 洗面脱衣室 洗濯機がある場合
→同じ二階のバルコニーで干すのが楽

といった動線で考えるのが一般的です。

ご家族が増えると夜間に洗濯機を回す音の問題がありますし、回数が少ないご家庭では洗濯機の乾燥機能や浴室乾燥機で事足りる場合もあります。

他の先生が仰るように、洗面脱衣室内で洗濯物を干すシステムは北海道などで普及していますが、「洗濯室」は浴室廻りと近接せず、独自の場所に設けるケースが出てきました。

先出の（1）の場合は二階に設けることで洗濯動線が楽になったりします。洗濯室内で干すことも考えられますが、「換気」がしっかりされないと返って生乾きになってしまいますので、乾燥システムがない室内での物干しは「サンルーム」のような日差しが直接当たるような仕組みが必要になります。

長々と書いてしまいましたが、洗濯の動線にも様々な選択肢があり、洗濯室は不要であるライフスタイルのかたも多いのではと感じます。

採光・音環境・動線など様々な視点で、設計士さんと打合せができるといいですね（＾＾）

ご参考になれば幸いです。

志田茂建築設計事務所 志田です。

洗濯室・・・
家の面積に余裕があるならば、それもいいかもしれません。

私の施主にも共働きの方は多いのですが、たいがいは、乾燥機付洗濯機を使われいます。そして、室内のどこかに洗濯物を掛けておくか、朝干すようです。
浴室に乾燥機付き換気扇をつけられ、浴室に干す方もいらっしゃいます。

もし余裕があるならば、脱衣場をいくらか大きくして、そこの天井に物干しﾊﾟｲﾌﾟをつけておけば、全員の入浴が終わった後に干すという事もできます。さらにトップライトがあれば、お仕事に出かけても天気を気にする事もなく洗濯物を乾かす事ができます。

お仕事と家事と毎日の大変さはとてもわかります。いろいろなもの作り過ぎるより、家事の動線が極力短く効率よくできるという視点でも考えてみてください。

はじめまして。

幸せな住まいさんのご質問につき、以下のように回答いたします。

ハウスメーカーさんのカタログに洗濯室が存在していたようですが、必ずしも必要ではございません。現在、親子3人暮らしで、これから増えたとしても4人くらいまでであれば、一般的な洗面脱衣室（2畳程度）に洗濯機置場（0.5畳程度）を設けておけば、十分です。
確かに、洗濯室を独立して設けられれば便利なものとなりますが、首都圏（横浜市ですよね）で、このような室を計画するには、コスト（洗濯室部分に相当する土地代プラス建築費）が掛かるため、そのコストを負担できるようであれば、設けてもよいでしょう（ただし、収納スペースとか、他に優先させるべき空間がある場合には、そちらを優先させてください）。
私は、主に首都圏にて一戸建住宅の設計・施工を行っておりますが、洗濯室を設ける住宅は全体の10％以下ですし、洗濯室がないため著しく不便な住宅であるという意見も聴いたことがありません。そしてそれは、現在お住まいの住宅に洗濯室がなければ、充分にご理解いただけるものと思われます。

こんにちは。

栃木県宇都宮市で注文住宅とリフォームの設計施工を行う工務店ヨシダクラフトを経営しています。吉田と申します。

洗濯室は必ずしも必要ではありません。洗濯室の無いお宅が殆どでしょう。

建築時に予算と敷地の余裕、また、将来のリフォーム時にも金額的余裕があれば造っても良いかもしれません。しかし、工事費用は、面積×単価で決まることが多いので、家を大きくしてしまうと、新築時はもちろんリフォーム時の金額的負担も増えます。

他の回答者もおっしゃっているように、洗面脱衣室やユニットバスに物干を付けたりして
部屋の用途を兼用することで、なるべく家を小さくして、建材の質を高めたほうが(坪単価を高くしたほうが)、長く使える良い家になる可能性が高いと思います。

写真は、家事導線部分の家事カウンターの天井に物干しを付けた例です。

洗濯について http://www.yoshidacraft.net/concept-kazi.html

小さな家について http://www.yoshidacraft.net/concept-smallhouse.html