はじめまして。
将来の夢はジャーナリストで、小学校の頃、中学受験の勉強をしていたのですが、急遽、親の勧めで中学から音楽科のある学校に行くことになりました。
成績のことで冷やかされたり僻まれたのもあったのですが、周りの子とのそりが合わず、高校の時に他の音楽科高校に進学しました。
音楽を勉強する環境は良かったのですが、周りから「変だ」とか「おかしい」と変人扱いされ、高校に入ってもそりが合いませんでした。
音楽学校は自分に合わないと思う節もあり、受験や編入の機会がある度に何度か親に「他の学校へ行きたい」とは言ったものの、「卒業すれば変わる」「学年が変われば環境も変わる」と言われたのと、ここまで育ててくれた親や専攻の先生に面目が立たないと思い、過ごしてきました。
音楽大学に入っても相変わらず変人扱いで、周りとそりが合わず、むしろ他の習い事やバイト先の方が楽しく過ごせてました。(習い事は親に大反対され、家の雰囲気が悪くなったので結局辞めました)
学校で勉強していくうちに、中高大と音楽学校なので、授業も(先生方には失礼ですが)あまり進まず、勉強が全くと言っていいほどできないのと、周りの先生方に上位の音大学部へ行けと言われたこともあったので、普通大は諦め、自分の夢が日に日に離れて行ってしまいました。
それから、ストレスで声が出なくなってしまったのを機に、音楽に対してトラウマのような感情が出てきてしまい、演奏が出来なくなってしまいました。
周りに「やる気が無くなった」と言われながらも、なんとかやってきたのですが、もう一度勉強したい、音楽に疲れたという思いもあり、我慢の限界なので、親や先生には申し訳ないのですが、思いきって休学か退学をして、一旦音楽から離れ、進路変更も含め、今まで勉強してこなかった事や好きな事を学び、これまで研鑽を積んできた音楽を少しでも活かしたいと思っています。
しかし、なにぶん「変人」扱いされ、音楽以外の事をやろうとする度に、変な目で見られたり、「おかしくなった」と 言われてきたので、自分に自信がなくなってしまいました。
「変だ」ときつく言われることもあるのですが、友達がいないわけでもなく、人見知りですが、コミュニケーションは取れているつもりです。
学校の友人と合わず、音楽の環境に身を置きながらも、音楽から離れたいと思い、進路変更したいと思う私は「変人」でしょうか。
yuso8さん
(
埼玉県 / 女性 / 21歳 )
回答:2件
「変人」は素晴らしいこと
日本で「変人」と言われるのは「ほめ言葉」だと思っています。
「一億(この人口も少なくなり始めましたが)揃ってみんな同じ」を目指して来た日本社会の限界が、1990年代から続く凋落振りに現れていると思います。
その中で、「何かおかしい。 ただ単に言われるままに人生を送るのは納得出来ない。」と心理面で苦しみ、行動にもその苦しみが現れる人を、得てして「変人」扱いしますね。 みんなと同じルートに戻そうとする社会の圧力でしょうか。
アメリカ・カナダの心理学でよく言われることです。
青少年期は誰でもIdentity(自分が誰で何が出来るか。 これからの人生で何をしたらいいのかへの意識。)に迷う時期です。 その時期に、自分で様々な経験をし(ジャーナリズムに関する勉強や、アルバイトもそうですし、音楽への経験もその中のひとつです。)、その経験を経て、自分はこういう人間で、こんなことが出来て、こんなことをしたいと、だんだんIdentityを確立して行きます。 Key は多くの経験をすることです。
ただし、この時期に、自分の興味で勉強するのではなく学校や塾のいうまま暗記受験勉強のみに追いまくられ、社会での経験をする機会もなく大人になると、その後の人生にうまく順応出来ず、ずっと自分のIdentityがわからないままの人生を歩むことになる可能性が非常に高いです。
また、Enclosure と言って、親が子供を自分と同一化し、親の決めた進路に子供を乗せるケースがあります。 子供を囲い込んでしまいます。 恐らく親自身も、自分の親に同じように囲い込まれて大人になったので、「そういうもんだ」と思っているのかも知れません。
子供も、親の影響で「それが正しいかな?」と思いながら従いますが、年齢が上がるにつれ、自分の中で不協和音が生まれます。 「何かおかしい。」と思い始めます。
それが今のyuso8さんだと感じました。
「何かおかしい」と感じたことは素晴らしいと思います。 今からでも遅くないです。 色々な経験を積んで自分のIdentity を作ってください。 音楽かも知れないし、ジャーナリズムかも知れないし、また案外驚くような閃きで、まったく想像もしなかった人生が始まるかも知れませんよ。
日本で「変人」と言われることは、「みんな一緒の日本」の中で「世界のひとつだけの自分」を作り始めた証拠だと思います。
「変人」は素晴らしい。
補足
応援しています。
Good Luck!
回答専門家

- 大澤 眞知子
- (クリティカルシンキング/バイリンガル教育)
- Super World Club 代表
Be Bilingual
カナダ在住。カナダからオンライン講座カナダクラブ提供。留学生へのアカデミックサポート(エッセイ指導)留学希望生へのアカデミック準備 (Reading, writing, エッセイ基本)Critical Thinking指導、最新の理論に基づくBilingual Education特別提供中。
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シェシャドゥリ(福田)育子
メンタルヘルスコンサルタント
-
変人ではありません!!!
yuso8さん はじめまして。
メンタルヘルスコンサルタントの福田 育子と申します。
中学から音楽学校へ行かれて、大学まで進まれているということは 声楽か楽器か分かりませんが とても才能がおありなのだと思います。
将来の夢はジャーナリスト、とはっきりおっしゃっているyuso8さんにとって 力量があっても夢とは別の分野の勉強をすることがストレスになるのは とても自然なことです。
実は私の息子は 音楽を職業にすることを希望して高校時代から学び始め、大学へ行きました。
大学へ入った年は 朝から晩まで練習していて「練習モンスター」と呼ばれたそうです。
「好きだからやっていける。」
と言っています。
yuso8さんが不本意な進路であるにも関わらず音楽大学まで進まれているということは 練習もされていることでしょうから 本当に努力されておられるのだと思います。
希望していることではないことに努力出来るyuso8さんは とても忍耐力のある方でもあると思います。
進路変更するにあたっては ご両親の説得、学費を始め解決していく課題が多いと思います。
これからの長い人生、何をしていくかについては ご自身のお気持ちが 一番大切だと思います。
一時的に音楽を離れて また続けられるかもしれません。
音楽を続けるにしても「自分が選択した!」のであれば ジャーナリストとは異なる進路でも納得出来るのではないでしょうか?
ご質問に対してのお返事は タイトルの通りです。
「変人」ではありません!!!
追伸:
yuso8さんの持っておられるトラウマのような感情は EMDRセラピーで解消することができます。音楽を楽しむことが出来るようになられると思います。
(現在のポイント:-pt)
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