対象:料理・クッキング
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坂本 孝子
料理講師
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五味を鍛える方法・・。
akanesansunさま
はじめまして。りもんちぇーろを主宰しております坂本と申します。
毎日お忙しい中、頑張ってお料理を作っていらっしゃるのですね。
ご自分のお食事をしっかりご自身の手でお作りになられて
おられる事にまずは、ご自身を褒めてあげて下さい。
と申しますのは、今のお若い方々は一人暮らしをしていらっしゃると、どうしても
外食やコンビニ弁当に頼りがちになってしまうのが現状になっているからです。
そして、若い人達に少なからず味覚が昔の若者達に比べ発達していないという傾向が
あるようです。
akanesansunさま! どうぞご安心して下さいね。
味覚は必ず発達していくものですよ。
それでは、どのようにしたら、「美味しい!」と思えるような味覚になっていけるのか・・
1)五味を鍛えましょう。
甘い、塩辛い、酸っぱい、渋み、旨味・・舌で感じる味にはおおよそこんな味わい
がございます。
この五味を鍛えるために、まずはいろんな味のするものを食事中にまんべんなく
頂いてみる事がとても大切なんです。(例えば、ご自分の好きなものを全て頂いて
から、次に、違うお料理を頂き、最後にご飯だけを頂く・・といった食べ方では
なく、全てのお皿のお料理を平均に頂いてみましょう。)
このような事を心がけるだけでも、酸味のものが舌を刺激し!そして次にお口の中に
入ってくる、旨味を味わい・・塩気を感じ・・デザートの甘味を楽しむ・・♪
毎日のお食事の中でも簡単にトライ出来、心がけて日々食事をとるだけで、段々
変化していかれると思います。
でも、くれぐれも、焦らず、気長に、楽しみながら実践してみて下さいね。
2)亜鉛の豊富な食材を心がけて召し上がってみて下さい。
人間の舌には味を感じる味来が点在しております。
そして、この味来を鍛えるために、亜鉛食材を心がけて食してみて下さい。
因みに、亜鉛が多く含まれている食材は、カキ(貝)、胚芽米、チーズetc・・
今の、若者が味覚が発達していない原因の一つに亜鉛不足も大きな一因になって
いると言われております。
3)たまには、「美味しいー!!」と定評のあるお店に行って、
「こういうお味が美味しいんだ!・・」というものを頂いて、舌を肥えさせて
みましょう♪
補足
長文になってしまいましてごめんなさいね。
まずは、少しずつ、いろんなお味のするものを、楽しみながら
頂いてみては如何でしょうか・・。
そしてakanesansunさまは、まだまだお若いんですもの(羨ましいです^^)
味覚はこれから、年齢を重ねながら・・
もっと、もっと発達されて行かれると思いますよ。
どうぞ、ご安心なさってくださいね。
すこしでも、お力になれましたら幸いでございます。
追伸:回答欄で味蕾を味来と記載してしまいました。
訂正してお詫び申し上げます。
評価・お礼

akanesansunさん
2012/07/20 16:36お忙しい中長文でのご回答、誠にありがとうございます!
優しいお言葉を頂戴し、感激いたしました。
アドバイスいただいたことを意識しながら、味覚を磨いていきたいです。
亜鉛が良いというのも初めて知りました。
本当にありがとうございました。

坂本 孝子
2012/07/20 17:33akanesansunさま
こちらの方こそ、少しでもお役に立てましたら嬉しい限りです。
どうぞお気持ちを楽にお持ち下さいね♪
それから、補足でございますが、ご幼少期に良く召し上がって
いらっしゃいました、慣れ親しんだお味を思い出してみて下さい♪
きっと・・一生忘れられない、想い出の懐かしいお料理(お味)が
あるはずですよ。
そのお味こそが、まさに「美味しい!」と思える「食の原点」なのです。
どうぞ、ゆっくり、焦らず、楽しむつもりで・・味覚磨き!
頑張って下さいね。
(現在のポイント:-pt)
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