対象:新築工事・施工
新築した家のフローリング床に直径2mm程度の小さな丸い跡がたくさんついていたり、傷がついていたりした箇所があったので、ハウスメーカーに指摘すると、補修業者を呼んでくれて、補修してくれました。確かに、丸い跡や傷はなくなってきれいになったのですが、艶消しスプレーを塗ったため、日の光が当たったり、照明の光の角度によって補修個所の区画だけ白く光ってしまいます。工事中の傷が原因での補修なので、床の張り替えを要求することは可能なのでしょうか。あまり強引なクレーマーとも思われたくないし、他方で何千万もかけて作った家なのに、満足のいかないままに一生暮らすのもいやだし、ハウスメーカーに言い出すべきかどうか迷っています。
私の要求は、妥当なものかどうか、教えてください。
トミータナカさん ( 石川県 / 男性 / 40歳 )
回答:1件

野澤 祐一
インテリアコーディネーター
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フローリングの補修について
こんにちは、内装施工をしておりますエスエスティの野澤と申します。
折角のご新居なのに心配ごととはお気持ちお察し致します。
本題ですが、そういった補修方法は良くあるケースです。
ですがお施主様(ご契約者様)にもよりますが納得されるケースがほとんどですね。
※知識不足もあると思います。
仰るように納得ができない場合にはキッチリ施工会社と交渉して
納得のいく手直しを要求しましょう。
これはクレーマーではなく正当な是正要求です。
ではご希望通りの張り替えとなった場合ですが
きっと正規の貼り方ではなく部分的に張り替えると思います。
(該当するフローリングのみ)
ですがフローリングは雄・雌の「さね」と呼ばれるもので重ねて張っている為
部分的に剥がすには、この「さね」ごと切断して剥がす様になります。
この「さね」があるためフローリング同士の突きつけ部分に凹凸がでず
均一に綺麗に張れる(使用できる)訳です。(重要な部分です)
話しを戻しますが部分的に剥がしてまた張ると言う事はこの「さね」は無くなります。
ですので接着剤で張るようになります。
不運の場合は暫くして接着剤の効果が薄くなると板同士が暴れてきます。
(いわゆる良くない手直し方法です)
できれば可能な限りの範囲で張り直しをするのが正規の施工方法です。
もし部屋の中心が該当部分であれば、そこから壁までのフローリングを一度
全部剥がして「さね」を入れながら張り終いまで張るのがベストです。
この辺りは交渉されるご本人様の頑張り次第だと思いますので
頑張って下さい。
施工会社はなるべく簡易的な補修の方が安価に収まる為
交渉に応じてくれないと思いますが粘り強く交渉する事も大切です。
もし近くに建築に詳しい友人など居ると助かりますよね。
つたない文章で読み難いとは思いますが参考にして頂けると幸いです。
評価・お礼

トミータナカさん
2012/07/17 16:43仕事の都合で評価が遅くなってしまって、申しわけございませんでした。
野澤先生には、大変貴重なご回答を頂きました。
ハウスメーカーには、すでにフローリングの問題で見に来てほしい旨を伝えておりますので、メーカー側が様子を見に来たら、アドバイスを頭に入れた上で、交渉していきます。
どうもありがとうございました。

野澤 祐一
2012/07/17 17:10トミータナカ様
この度は評価頂きありがとうございました。
折角の高額なお買いものですので急がずジックリ交渉してみて下さい。
根気強く交渉するのがコツです。
そのうち先方も折れてくれると思います。
目先の事ではなく長期的に問題の出ない是正方法で直して貰いたいですね。
頑張って下さい。
(現在のポイント:-pt)
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