対象:心と体の不調
大学三年生です。
腰椎椎間板ヘルニアで悩んでいます。
今年の3月からときどき腰、左足の太ももうら ふくらはぎ 尻が痛み接骨院に通院していましたが、先月整形外科にて腰椎椎間板ヘルニア軽症と診断されました。
現状は薬と安静で様子を見て、少しは良くなっていますが、鎮痛剤をのんでいても、足の痛みで立つのはおろか、座っているだけで痛むときがあります。なので、学校の授業は休んでおります。
しかし、3月から塾講師とインターンを始めており、学校に行くためにも将来仕事の負担とならないためにも、軽症な分しっかりとなおすためにやめようか悩んでおります。正直、軽度のうつ病になった経験があるのでこのままでは不安です。
そこで質問なのですが、このまま痛みを我慢して仕事を行っていくとどう悪化するのか?
軽症な分、しっかり休んでおれば将来再発するリスクが減るのか教えて下さい。
mykamekichiさん ( 東京都 / 男性 / 22歳 )
回答:2件
腰椎椎間板ヘルニアについて
日常生活で腰椎ヘルニアが起こる多くの原因は、
腰椎の土台である骨盤の傾斜やねじれがあるために、その上にのっている腰椎の配列が
悪くなって椎間板を過度に圧迫していることにあります。
軽度であれば、しばらく安静にしていることで、腰部周囲の筋肉の過剰緊張が和らぎ、
腰椎の配列が多少戻ったり、炎症が治まってきたりして、改善することもあります。
しかし、症状があまり治まってこない、あるいは、少し治まっても同様のことを
繰り返してしまうような場合には、
ヘルニアを起こす腰椎の配列の悪さやそもそもの骨盤の傾斜やねじれなどが大きい
ことが考えられます。
また、痛みの場所や範囲、立位や座位でも痛みが出ることからすると、
通常『軽度のヘルニア』から生じる痛みとは言えませんので、
ヘルニア以外に、仙腸関節(骨盤の後ろ側のつなぎ目)のズレや
股関節の機能角度が悪くなっていることも考えられますね。
お仕事の継続は悩みどころだと思いますが、
症状が悪化する可能性は否定しえませんし、一時的に症状が治まっても
再発するリスクはより大きくなると思います。
今は無理をせず、できれば信頼のできる手技療法専門家(整体やカイロなど)で
診てもらい、腰椎の土台となる骨盤の傾斜やねじれ、腰椎の配列や機能状況、
周辺の筋肉の緊張などを分析して、
骨盤の傾斜やねじれを少なくして、腰椎の配列、機能が適切になるように
整えることが望ましいでしょう。
ご参考になれば幸いです。
治療センターブログ:腰椎椎間板ヘルニアの治療法
http://kawaikinkeitai.blog35.fc2.com/blog-entry-304.html
*病院でよくならなかった頭痛・首肩こり・腰痛・慢性疲労など専門
海外でも認められた30年の実績! 川井筋系帯療法治療センター
東京 横浜 船橋 さいたま新都心 名古屋 http://www.kawaikinkeitai.co.jp/pain/
回答専門家
- 川井 太郎
- (東京都 / メディカルボディチューナー)
- 川井筋系帯療法治療センター 院長
身体の歪みを改整してナチュラルヘルスケア&アンチエイジング!
首肩こりや腰痛、便秘、更年期障害、アトピーなどの諸症状を独自の身体分析法と手技施術で改善へ導きます。40年の実績がある独自の整体「川井筋系帯療法」は、東京、横浜、船橋、大宮、名古屋、札幌でこれまでに5万人以上の施術実績があります。
日色 雄一
鍼灸師
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「椎間板ヘルニア」と痛みの関係
腰痛と足の痛みのつらさ、非常によくわかります。
私自身、5年前に痛みのために夜は一睡もできないことがありました。鎮痛剤も全く効かず、寝たきりの状態がしばらく続いていました。病院の診断は「腰椎椎間板ヘルニア」でした。
手術以外の治療はすべて試しました。しかし、思うように回復しませんでした。
病院では「座っている時間が多いからヘルニアになる」や「あぐらをかいて座るために骨がゆ歪んで痛みがでる」など指摘されました。
しかし、前述のように痛みのために夜は眠れません。仕方がないので、夜の間はベッドの上で腰痛についてインターネットで調べたり、時間をつぶしていました。
そのあと、驚いたことに痛みが少しずつ改善してくるではありませんか。
病院で言われた「腰に悪い」ということをしているのにです。
当時、私は中国に留学中でしたが、かなり葛藤していることがありました。相当なストレスを抱えていたのです。
精神的な緊張状態の時には交感神経が興奮した状態になります。つまり、血管が収縮し、筋肉が固くなった状態です。そのような状況下では痛みが起こりやすくなるのです。
もし、本当に骨の変形と痛みが関係あるのならば、年齢と共に腰痛を感じている人が増えなければなりません。
しかし、ある統計によりますと30~40歳代の人に腰痛を持っている人が一番多かったのです。
アメリカのジョン・サーノ博士はこの年代を「責任の年代」と呼びます。つまり、最もストレスにさらされている年代なのです。
どうか、腰痛を恐れないでください。
恐れは精神の緊張を生みます。
精神の緊張は筋肉の緊張を生みます。
筋肉が緊張すれば痛みが起こりやすくなります。
それから、大切なことですが、安静にしていても腰痛は改善されません。過剰な安静は全身の筋肉の衰えを招きます。今度はリハビリが大変です。
私も一週間寝た状態が続きましたが、完全に回復するまでに半年かかりました。
当院を訪れる、「腰椎椎間板ヘルニア」の診断を受けた患者さんによく見られることですが、MRIやCTなので画像診断で言われたところと、実際に痛む無事が異なるのです。つまり、ヘルニアと痛みは関係ないのです。全身の血行をよくすることで、痛みは改善していくと思います。
どうぞお大事にしてください。
補足
加茂淳氏の『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』を読まれるとご自身の身体に何が起こっているか理解できるかもしれませんよ。
上記回答はあくまでも、私の経験からに基づいた個人的な見解ですので、ご参考までに。
(現在のポイント:-pt)
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