対象:住宅設計・構造
お手数ですが、言葉でうまく説明できないので、一番下のURLから、図面(pdf)を見ていただきたいのですが。
1、現在、勾配のついている壁を設計中なのですが、X1通りでここは内壁でT字部になっています。ここで頭つなぎなのですが屋根が傾斜しているため、
・傾斜している壁を、通常の上枠、頭つなぎとすると、内壁の頭つなぎが連結できない(斜めのため)。
・内壁から頭つなぎを連結すると、傾斜している壁が左右分割された状態となり一体化できない(現在の設計状態)。
ということになってしまいます。現在考えている構造は、図面に書かれている通り、左右分割構造で、S-90金具二本で固定しようと考えています。
このような結合の仕方で問題ないでしょうか?
2、壁下張りの継ぎ足しについて教えてください。
近くで入手できる一番大きい合板が910*3030で縦張りしていますが、最高部のところで700程度足りません(X0通りはこの高で7280あります)。
この部分は、同じ張り方(910を縦方向に張る)で良いのでしょうか?
それとも、できるだけ一枚ではるように、横長に張るのが良いのでしょうか?
2*4のマニュアルをみると縦横を混在させないとあるので、同じ張り方(910を縦方向に張る)とした方が良いのでしょうか?
以上宜しくお願いいたします。
PDFの図面です。↓
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-ife7ufkq7sxzofovnl5x73oqq4-1001&uniqid=120809c1-a7f4-4e95-b9bc-3bd1319074b1&viewtype=detail
補足
2012/04/18 14:05ご回答ありがとうございました。
壁が高い場合、長いスタッドで構成したほうが良いのかと思いましたが、やはり妻小壁が必要になるのですね。
この図面の傾斜している所は妻小壁とし、X0通りの壁は長いスタッドで良いと言うことですよね。
そうすると、妻小壁をつくるということは、X1通りは2150と266.9のところが頭つなぎとなり、二段組になるということですか?
また、申し訳ありません、「X1が基準高さよりもX0から1365の部分が基準高さにすると合理的にたて枠が構成されるような気がします。」
この文面が理解できません。
この位置のスタッドの長さは、3210です、この位置から妻小壁を作るということでしょうか?
以上宜しくお願いいたします。
ヒラメさん ( 千葉県 / 男性 / 40歳 )
回答:1件

富樫 孝幸
建築家
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枠組壁工法の基本的なこと
こんにちは、プラネット環境計画の富樫です。
枠組壁工法いろいろわかりづらい点も多いですね。
ヒラメさんが建築に精通されている方と言う前提でお話しします。
ご存知のように枠組壁工法は、一般的に基準になる階の高さを前提に
構造を考えます。
また、壁組みに関しては、下から、下枠・たて枠・上枠・頭つなぎという
部材で構成されます。
基本的にたて枠以外は、水平方向に入る部材です。
仮にX1を基準高さとしたとき、2669.6が上枠高さになりその上に
頭つなぎでつなぎます。
頭つなぎは、分割して作った壁をつなぐための部材ですので各パネル制作上
上枠は必要ではないでしょうか。
X1-X2通りに関しては、2669.6の高さで平行に上枠がありその上に頭つなぎが
あるのが一般的ではないでしょうか。
そして、その上に三角の妻小壁が乗るのが、枠組壁工法の一般的な構造の考え方に
なると思います。
X0-X1間の2275も同様の考え方です。
構造合板などの多くは3×6・3×8の部材です。
X1が基準高さよりもX0から1365の部分が基準高さにすると合理的にたて枠が
構成されるような気がします。
構造用合板の張り方は原則縦づかいです。
基準については「枠組壁工法建築物設計の手引き」等も参考にされたら
いかがでしょう。
プランや耐力壁区画等がわからないので参考程度としてください。
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